毎日「災害級の暑さです。熱中症にご注意ください」とテレビなどで報じられます。
確かに毎日毎日もの凄い暑さで、私はもうグッタリ、そしてウンザリです。
私はグッタリですが、セミの声はとても元気で毎日大合唱が聞こえます。長い間土の中にいて、次の世代を残すために短い期間外に出てきて、一生を終えるのですから彼らも必死ですよね。
そんな短い寿命のセミを我が家の猫はせっせと捕獲してくるので、私はいつも「セミさんが可哀そうでしょ!寿命が短いのだから捕ってきたらダメ!」と怒るのですが効果は無いようです。
コロナ自宅療養に冷えとり健康法
熱中症も大変ですが、コロナの第7波という事で医療が逼迫しつつり、こちらも大変ですね。
政府は「症状の軽い人は病院を受診しないで自宅療養してください」と発表しましたが、そんなことを言われると突き放されたような感じがして、余計に不安でしょうがないと感じる方々が大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
私は幸いな事に「冷えとり」を知っています。もし何かあっても「半身浴をして、湯たんぽを入れて、頭寒足熱でゆっくり休めば大丈夫」と思いデンと構えていられます。
元々「冷えとりをしっかりと実行していれば免疫力アップになり、コロナの影響を受ける事が殆ど無いから大丈夫だ」と思っていますので不安はありませんが、「冷えとり」をご存知ない方々はさぞかし不安だと思います。
政府の専門家会議には優秀な方々が集まっておられるのに、もっと何か良い方法が見つからなかったのか? と思うばかりです。
夏の冷えが、秋に出る
さて、もうすぐ「立秋」を迎えます。まだまだ暑いさなかですが、暦の上では「秋がはじまる日」です。そのせいか? 分かりませんが、最近は近所でトンボを見かける事が多くなったように感じます。
私がいつもお話していることですが、暑いからと言ってずっと裸足でいたり、半身浴を止めてシャワーだけにしたり、湯たんぽを止めたりとか、その他色々「冷えとり」から遠ざかるような事をずっと続けていると、知らないうちに「冷え」がドンドン溜まり、「立秋」以降に体調不良になり易くなります。
秋は、主に肺・大腸の毒が出る季節です。急に咳や痰が出るとか、肺・大腸に関係するような症状が出たりしますが、全て「毒出し」と捉えて「冷えとり」強化で頑張っていただきたいと思います。
が、ご本人の不安が強かったり、ご家族が心配したりという時には思い切って病院を受診してください。不安なままでいると却って心の「毒」が溜まって悪い方向へ向かってしまいます。そうならない為にも、今からでもしっかりと「冷えとり」を実行するようにしてくださいね。
生野菜と果物の害を減らすには○○をつける
ところで、暑い時期は、生野菜や果物が美味しいですが、そのまま食べないで、本に書いてあるように「お醤油」や「お味噌」などをつけて食べるようにしてください。(塩麴でも構いませんが、一般的に日本国内のご家庭に常備してある物として記載しています)
理由としましては、塩分を含んだ発酵調味料が、果物や生の野菜などに多く含まれているカリウムという物質の働きを緩和してくれるとの事です。
カリウムは、体の中の余分な塩分を排出してくれるとか、心臓を動かすために必要な成分なのですが、多すぎると特に心臓に余分な負担をかけてしまって却ってよくないそうです。
高カリウム血症とは
2月下旬に、父が救急搬送された時の検査結果の一つが「高カリウム血症」でした。
主治医の説明によりますと「カリウムという物質は心臓を動かす為には必要不可欠な物質ですが、多すぎると心臓に負担をかけてしまいます。腎臓の働きが正常だと排尿で余分なカリウムが排出されて適量になるのですが、腎臓の働きが悪いと排尿の量が減って余分なカリウムが排出されなくなって血液の中に溜まってしまい、心臓に過度な負担がかかってしまう。そのまま処置をしなければ心臓が止まってしまうという事にもなりかねなかったですよ」との事でした。
父は救急搬送される数か月前から、少し動くたびにハアハア言っていました。その頃から心臓に負担がかかっていたのかもしれません。言い訳になりますが、父は今年の5月で99歳になりました。高齢になると色々な働きが落ちてくるのでしょうね。
その頃には、認知症も始まってきていました。半身浴の時間も短くなってしまったり、靴下の枚数を減らしたがったりしていました。そのせいで余計に腎臓が悪くなったのかもしれません。湯たんぽは毎日2個入れていましたが、間に合わなかったようです。
介護は思うように上手くいかないものですね。
来週は、久しぶりに制限なしのお盆を迎えます。帰省なさる方や旅行に出かける方など様々な過ごし方をなさると思いますが、いつも足元をしっかりと温める事を忘れず!お元気に楽しくお過ごしください。
※来週の更新はお休みします。次回の更新は8/18となります。