>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

心の冷えについて

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「心の毒(冷え)は4000倍」という事を気にする方がいらっしゃいます。

私が思う心の「冷え」は、本にあるように「自分本位が強い」という事です。
「傲慢」「冷酷」「利己」「強欲」が強いという事です。

例えば、「冷えとり」を実践して、こちらから見れば少しずつ病気が良くなっていっているのに、すぐに症状が全部消えないのが不満だったり、瞑眩めんげん(毒出し)が出ると不安で仕方がない。
こちらが色々理にかなったアドバイスをしても一切聞き入れず、権威のある人の言う事なら理にかなっていない事でも素直に聞く、というようなことだと思います。

不安、不満を訴える人ほど「冷えとり」が不十分な事が多いようです。
とはいえ、私自身は欠点だらけなので偉そうな事は言えませんが、心と体は繋がっているもので「病は気から」と言います。
周りの人々に感謝もせずに、自分の事だけを優先に考えて、メソメソと悲観的にしている人は、中々体がすっきりしないようです。

例えば「おかげさまで、瞑眩めんげん(毒出し)は以前より派手に出てきたけれど、前よりも疲れにくくなりました。良かったです」というような前向きに考える人は、治りが早いです。
中には、難病指定の病気を患って「冷えとり」と出会い、素直に取り組んだ結果、驚くほど回復したという話もあります。素直に取り組む人も治りが早いです。

そうかと思うと「町を歩いている人々は、裸足でも健康そうなのに、どうして私は靴下を履いても良くならないのでしょうか?」と不満をおっしゃる方もおられます。
私が「嫌なら止めれば良いのです。嫌々やっていれば効果は出ません。大体世間の人々も何か不定愁訴や持病などを持っているかもしれません。そういう事を背中に貼って歩きますか?」と言うとその時だけは納得されますが、しばらくすると不安と不満でまた色々仰るようです。
こういう方は中々すっきりと健康にならないようです。

以前、父が「人生は苦と楽が隣り合わせになっていて、楽ばかり追い求めると後から苦が付いてくるものだ」と言っていました。
早く良くなりたいと焦らず「冷えとりをしているから、なるようになるさ」とどっしり考えておられる方ほど、良い方向に行くようです。

今まで(冷えとりに出会うまで)沢山の毒を溜め込んできたのです。
色々な事で、イライラ、くよくよせずに淡々と「冷えとり」をしていると、知らないうちに気のもつれも緩和されて、体調が良くなっていたりします。
笑顔も増えて周りの人々とも上手くいくようになったりするようですよ。
誰でも、イライラしている人の近くには行きたくありませんものね。

相手の為を思って叱るのは愛情

よく「子供を叱ってしまいました。これって心の冷えですよね」と尋ねる方も多いです。

しかし、私個人の考えでは「親が子供を叱らないで誰が叱るのですか?」と言いたいです。
子供はまだ善悪が分からないのですから、それを厳しく教えるのが親ではないでしょうか?
大人になって社会に出てから困るのは子供です。
親は子供より早く死ぬのが自然の摂理です。
残された子供が善悪も判らない大人になっていたら、周りに迷惑をかけるでしょうし、上手く生きていけません。

そう思えば、相手の為を思って叱るのは愛情だと思います。
ただ、感情に任せて自分の気が済むまで叱るのは、良くないと思います。それは自分本位だと思います。
が、人間はいくつになっても未完成ですので、子供と一緒に反省しながら成長していけば良いのではないでしょうか?

怒れば、頭に血が上るので足元が冷えます。
頭寒足熱と逆になりますので、あまり怒らないほうが良いですね。

「冷えとり」を実践していくと、不思議に心が穏やかになってくるようです。

何事もそうですが「短気は損気」というものですね。
特に肝臓の悪い人は、短気ですぐ怒ります。せっかちも肝臓が悪い人の特徴です。
酒場で喧嘩が多いのはそういうことも関係しているかもしれませんね。

・自分本位が強いと冷える
・前向きで素直に取り組む人は治りが早い
・冷えとりを実践していくと、心が穏やかになる

冷えとり健康法について

冷えとり健康法
冷えとり健康法とは
冷えとは、上半身と下半身の温度差です。下半身を温めて、上半身と体温を近づけるようにすると、体の調子が整います。
半身浴
半身浴について
冷えとりの一番の基本は半身浴です。気持ちの良い温度で、何時間も入りましょう。
靴下
靴下の重ね履きについて
下半身を温かくキープするために、絹と綿の靴下を交互に重ねます。
シルク
衣類について
シルクが一番。上に薄く下に厚く重ねます。
食事
食事について
体を温める食品と冷やす食品があります。感謝してよく噛んで食べることが大事です。
心の冷えについて
自分本位をなくしましょう。心穏やかに過ごしましょう。
めんげん辞典1
めんげん辞典2
めんげん辞典3
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