>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

食事について

食事
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体を「冷やす食品」と「温める食品」があります。

体を温めるもの 天然の食品、精製・精白していない食品
玄米、雑穀類、粗糖・黒砂糖、天然はちみつ、天然塩
海草、根菜類(水面下・地面下に出るもの)、芋類、豆類、ごま(少し擦るとよい)
大豆製品(豆腐、醤油、味噌)、乾物、漬物、お茶(特に麦茶、薬草茶)、塩漬けしたもの
加熱調理した野菜、酒以外の発酵食品(納豆、自家製の漬物、チーズ)
体を冷やすもの 科学的、工業的に精製、加工した食品
精製食塩、白砂糖、精製漂白小麦粉、白米
化学調味料、食品添加物(合成保存料、着色料など)、清涼飲料水、お菓子
牛乳・乳製品、卵、動物性脂肪(魚・肉はレモンをかけるとよい)
青菜類(地面の上にでる植物)、生野菜(塩分をつけると中和)、果物(塩をつけると中和)
医薬品、酒、たばこ、酢(煮切って使う)

ただし、極端に「温める食品」だけ食べるのではなく、陰陽五行説にあるように相反するもの(冷やす食品)を約1割くらいは食べたほうが良いです。
「温める食品」ばかり食べていると体が怠けるようです。
そこで相反する「冷やす食品」を少し食べると体が頑張るようです。
物事は何でもそうですが、偏った考え方は良くないのです。

それよりも、食品を作ってくださった生産者の方々と、多くの方々の手を煩わせて自分のところに来てくれた事に感謝をして、一口一口良く噛んで食べると良いです。
地球のどこかでは、毎日十分な食事も出来ずに飢えに苦しんでいる人々もいらっしゃるのです。
毎日食べられることが当たり前ではないと感謝するべきではないでしょうか?

主食についてですが、日本は主にお米が主食です。
玄米が一番良いですが、ご家族のお好みによりますので白米でも構いません。
出来たら8分搗きや5分搗きなどにしたり、白米に雑穀を混ぜたりしてみてください。
(あくまでご家族のお好みにしてください)

以前の「冷えとり」の本にありましたように、玄米を土鍋で炊くのが理想ですが、忙しい現代の主婦にしてみたらとてもそんな時間はありません。
私は市販の電気炊飯ジャーでタイマーをかけて炊いています。帰宅したらご飯が炊けているので便利ですよね。それに、市販の電気炊飯ジャーには、水加減の目盛りに玄米の目盛りがありますので、簡単に炊けますよ。
圧力釜は一気に圧力をかけるものなので、成分が損なわれてしまうので、出来るだけ避けていただきたいです。しかし、そんなに神経質になることはありませんので、今お使いの物は勿体ないですから、そのまま使ってください。

最近は、便利な調理家電がいっぱい出ていますので、色々活用して無理のない調理を心がけてください。あまりガチガチに考えるとかえってストレスになって良くありません。我が家では電子レンジも使っています。

よく勘違いで「パンを食べたらいけないですよね」という話を聞きます。
それは間違いです。
パンも主食として食べている国もありますし、我が家は朝食はいつもパンです。
出来たらパンも国産小麦・天然酵母のパンが理想ですが、ご飯と同じようにガチガチにならずに選んでいただきたいと思います。
最近は、国産小麦・天然酵母を使ったパンを焼いているパン屋さんも増えてきましたので、便利になりましたね。

野菜などは、なるべく旬のものを選んでください。
旬のものは、安価ですし栄養も豊富で健康にも良いのです。
自分で栽培した無農薬野菜なら最高ですが、中々そうはいきません。
最近は、スーパーマーケットで地場野菜のコーナーを設置しているところも増えてきましたし、道の駅などでもお値打ちに新鮮な野菜を販売しているところも増えてきました。
楽しみながら上手く利用するようにしてください。

私は、食にはガチガチにこだわっていません。
毎日の食料品の買い物も近くのスーパーマーケットで買い物をしています。
肉・魚など適当に食卓に乗せていますし、忙しい時には半調理品を使って済ませたりします。適当に済ませています。

時々、友人とファミレスでランチを楽しんだり、泊りがけの講演会の時などは「冷えとりメンバー」と宴会でお酒を楽しんだりして、楽しいひと時を過ごします。
外食で少々添加物の入っているものを食べても、後でしっかり毒出しをすれば良いと思っています。

食にこだわるより、足元をしっかり温めることの方が大切です。
何より、食べ物に感謝して楽しく食べることが一番大切だと思います。

・体を「冷やす食品」と「温める食品」がある
・冷やす食品も約1割くらいは食べたほうが良い
・季節にあった旬の食事を心掛ける
・感謝してよく噛んで食べることが大事

冷えとり健康法について

冷えとり健康法
冷えとり健康法とは
冷えとは、上半身と下半身の温度差です。下半身を温めて、上半身と体温を近づけるようにすると、体の調子が整います。
半身浴
半身浴について
冷えとりの一番の基本は半身浴です。気持ちの良い温度で、何時間も入りましょう。
靴下
靴下の重ね履きについて
下半身を温かくキープするために、絹と綿の靴下を交互に重ねます。
シルク
衣類について
シルクが一番。上に薄く下に厚く重ねます。
食事
食事について
体を温める食品と冷やす食品があります。感謝してよく噛んで食べることが大事です。
心の冷えについて
自分本位をなくしましょう。心穏やかに過ごしましょう。
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