何だかんだ言っているうちにもう8月が終わろうとしています。
夏休みも終わりに近づいていますが、良い子の皆さんは宿題を済ませましたか?
「ラストスパート」と言う子供さんも多いかと思いますが、先日、小学一年生の子供さんを持つお母様と世間話をしていたのですが「学校から出された問題集の答え合わせを親がやらなくてはいけない」との事でした。
先生の勤務が過酷だというお話は聞いていますが、その働き方改革の一環で学校から渡されている回答を見ながら親が代わりに採点をしなくてはいけないそうです。
各自治体によって違いはあると思いますが、小牧市ではそのような形態らしいです。
そのお母様は働いておられますので「もう大変。答え合わせくらい先生にやって貰いたいし、無理なら大学生のアルバイトを雇うとか考えて欲しい」と愚痴っておられました。
その方はまだ若いお母さんですが、その子の下にも幼い子供さんがいらっしゃいますので、それは大変だと思います。
私が子供の頃は、お母さんが専業主婦とおっしゃる方が殆どでしたが、今は共稼ぎ家庭が大半を占めているわけですから、家庭の状況も昔とは大きく変わっているのを上の方々は考えないのでしょうか?
言葉が悪いですが「家事・育児をやったことがないオッサン達が古臭い考えそのままでいるのはそろそろ改めなければいけない」時期だと思うのは私だけでしょうか?
正直なところ、私が住んでいる地域でもそういう取り決めなどが多々あります。
「色々と時代に沿って変えていかなければいけない事がたくさんあるな」と思います。
冷えとりに改革が必要?
最近考えるのですが、確かに「冷えとり」を考えた私の父の考えは素晴らしい物がありますが、どうしても「大正生まれの男目線」と思われる節があります。
例えば「電子レンジや圧力釜を使うのは良くない」と本に書いてあるようですが、働くお母様にとっては電子レンジが無ければ困ります。
働いてクタクタになっているのに一から料理を作るのは大変です。父は自分で料理を作るわけではなく、食べる側でしたので分からないのは仕方がないかもしれません。
「冷えとり」は生活に溶け込ませる健康法だと私は思っていますので、現代の生活様式に即した考えに代えていきたいと思う今日この頃です。
もちろん「頭寒足熱」「何事にも感謝をして自分本位を捨てて他人本位に考えなさい」「腹八分目」と言うような基本は外さないでどのような「冷えとり」にしていくのかを考えています。
こんな事を言うと「義晴先生ファン」の方に怒られると思いますが、今後の「冷えとり」の為に大目に見てください。
伝統芸能でもそうですが、改革をしていかないと消えてしまうと思います。
夏の体調不良は、冷えとり強化あるのみ
さて、今年の暑さは異常ですね。
気温が40度になる所があちこちに出現して、雨も全然降らず、降るとなったら洪水になるくらいに降ったりして、年々異常気象が増えてきそうですね。
人間が作り出してしまったものですから、人間が責任を取って何とかしなければいけないと思いますが、中々改善されずに困ったものです。
とは言え、暦の上では「秋」(初秋)という事もあり、夕方になるとコオロギの声なのか? 「虫の音」が聞こえるようになりました。季節は確実に動いているのですね。
ところで、最近は「体調が悪い。どうしたら良いでしょう? 」と言うご相談が徐々に増えてきているように思います。
よくよくお話を伺うと「暑さに負けて靴下を減らした」とか「半身浴を短くした」と言うような事が多いようです。
体調が悪くなったら、すぐにご自分の「冷えとり」を見直してもっと「冷えとり」を強化していけば良いのですが、大抵は病院の受診に対して大きな嫌悪感を抱いて、鍼や整体などに助けを求める方が多いようです。
昔、父が「鍼・灸・整体などは一時しのぎで根本治癒ではない。頭寒足熱こそが根本治癒だ」と言っていたのを思い出しますし、鍼の先生でも東洋医学の流派によって「冷えとり」とは全く逆の事をおっしゃる先生もおられます。
どちらを選ぶのかは大人なのですからご自分で選べばよいのですが、何もかも中途半端になると却って良くないと思いますがいかがでしょうか?
エアコンで快適に過ごす方法
中には「今年はずっとエアコンを使っていたから調子が悪い」とおっしゃる方もおられました。
「我が家もずっとエアコンを点けっぱなしで、寝る時も使っていますが何ともないです。その代わり靴下を26枚・ズボン下は4枚履いて絶対減らしませんよ」とお話させていただきました。
夏でも足元はずっと冷えています。体調が悪いと思ったらもっと靴下を増やしてみてください。体調不良が変わってくると思います。
体調不良になると慌ててしまって色々な治療法をつまみ食いする方が多いようですが、もっとデンと構えて「冷えとり」に取り組んでみたらいかがでしょうか?
あくまでも私個人の意見ですが、皆様はどう思いますか?