医師である父の進藤義晴が、40年近く前に提唱した健康法です。
万病の元は「冷え」にあります。
冷えについて
「冷えとり健康法」が提唱する「冷え」とは、産まれた時から、老若男女・人種に関係なく誰にでもあるものです。
それは、脳や内臓が主に上半身にあるからです。
当たり前ですが、脳や内臓は365日24時間休みなく動いています。
動けば熱量が発生するわけですので、どうしても熱くなります。
逆に足元は、熱量を発生する脳や内臓はありませんので、どうしても上半身に比べると冷えている状態になります。それに、一番動いている心臓から遠いので、血流も滞りやすく余計に冷えていることになります。
足元と上半身の体温を比べると、5度前後の違いがあります。
この温度差を無くすと、血流が良くなり、体の隅々まで血液が栄養と酸素を運んでくれるので、徐々に体調が良くなります。
色々な内臓の細胞は、毎日生まれ変わっています。
そうすると、今までの古い用済みの細胞は、血流に乗って除去されていき、最終的には便や尿の中に排出されていきます。
血流が悪いとこれらの作業が滞ってしまうので、体調不良になりやすくなります。
それで「冷えとり健康法」では、常に下半身を温めて、上半身を涼しくする(頭寒足熱)状態を保つ方法を提案しているのです。
よく聞く「冷え症」は、もちろん上記の「冷え」がありますが、もっとひどい状態です。手足の末端の血流が悪くて冷たく感じるのです。
「冷え症」の方の方が「冷え」を実感しておられますので、すんなり「冷えとり健康法」に取り組んでいただけます。
逆に足が火照っている方や冷えを感じない方の方が、なかなか「冷えとり健康法」を必要としてくださらない事が多いです。すぐに取り組んでいただけない場合があります。
こういう方々でも、脳と内臓は上半身にあるので「冷え」は必ずあるのですが……。
・人間は全員冷えている
・冷えとり健康法は、下半身を温めて上半身を涼しくする「頭寒足熱」状態にすること
冷えとりの方法
基本は「頭寒足熱」と「腹八分目」です。
この2つを原則として、食事、服装、住環境など、自分を取り巻く生活全体を正していきます。
そして「心を穏やかに過ごす」ことも、とても大切です。
半身浴について
冷えとりの一番の基本です。
ぬるめのお湯で半身浴をします。
詳しくは下記ページをご覧ください。
靴下の重ね履きについて
下半身を常に温かい状態にしておくため、靴下を履きます。
最低でも4枚。可能ならば何枚も。
詳しくは下記ページをご覧ください。
衣類について
肌着はシルクが一番です。
上半身を薄く、下半身を厚く着るようにしてください。
詳しくは下記ページをご覧ください。
食事について
玄米菜食をおすすめしています。
ただ、あまりガチガチに考えないでください。
よく噛んで、腹八分目を心掛けてください。
詳しくは下記ページをご覧ください。
心の冷えについて
心の乱れは内臓に悪影響を与えます。
自分本位な思いを改めてください。
詳しくは下記ページをご覧ください。
瞑眩(めんげん)について
冷えとりを始めると、症状が激しくなることがあります。
これは「瞑眩」と言い、一種の好転反応です。
瞑眩反応の症状を「毒出し」と呼んでいます。
冷えとりYouTube
冷えとりのことを、分かっていただくために一生懸命喋っております。
冷えとり書籍
HPには、冷えとり健康法の全ての情報を掲載することができておりません。
詳しく知りたい方は、書籍をご覧ください。
冷えとりラジオ
初心者の方向けに、音声で冷えとりを解説したラジオをおすすめしております。全24回(1回約15~20分)の放送をいつでも無料でご視聴いただけます。(すでに放送は終了しております)