少し前まで猛暑で汗びっしょりで、一日中エアコンのお世話になっていましたが、やっとエアコン無しでも過ごせる気温になりました。
私は蒸し暑いのが大嫌いですので「これから益々過ごしやすくなる」と思うと嬉しくて仕方ありません。皆様はいかがでしょうか?
私が住んでいる愛知県はさほどではありませんが、東京はかなり急激に気温が下がっているようで、テレビの報道番組で「この気温の変化が体にダメージを与えて、不調を訴える方が多くなり、病院を訪れる方が多くなった」と報じられていました。
世間一般的に、暑い時期は裸足が多いですし、この時期でも裸足の方を多く見かけます。
「冷えとり」をしているとそんなにダメージは無いのですが、「冷えとり」をしていないと「冷え」がかなり溜まったところで急激に気温が下がると、血流が悪くなりますので体調不良にもなると思います。
当然ですが、免疫力も落ちてきますので、風邪を引いたりもしますし、まだ密かに流行っている「コロナ」にも罹りやすくなると思います。
秋浮腫み
それ以外にも「秋浮腫み」という症状があるそうです。先日、お昼の情報番組で紹介されていました。
その番組に良く出演なさるお医者様が「ずっとお風呂に浸からないでシャワーだけにしているとか、靴下を履かずに裸足で過ごしていると浮腫みやすいから、暑い時期でも湯船にゆっくり浸かって、靴下を履くようにしましょう」と話しておられました。
「あれ? どこかで聞いたような? 」と思いながらニヤニヤしていました。
腎臓は一番「冷え」に弱い臓器です。
陰陽五行説では腎臓は「水」に関係がありますので、体内の余分な水分が上手く排出されず「浮腫み」という事になってしまうようです。
「冷えとり」をしっかりと実行すれば浮腫みも改善されると思うので、悩んでいる方々にお伝えしたいと思うばかりです。
「冷えとり」は誰にでも自分自身で出来る簡単な方法なのですが、中々ご理解いただけないのが残念です。「どうしてかなあ? 」といつも悩みます。
悲観的
さて、秋は主に「肺」の毒だしが盛んになる時期です。肺の毒が多いと、悲観的な性格や強欲な性格になったりしがちです。
悲観的と言うのは、何事にもメソメソとしてしまい、物事を前向きに捉えられない性格の事です。人生は、辛い事や自分の思い通りに行かない事が多いものです。
そういう事に対していつまでも落ち込んでしまうのも悲観的と言えます。
周りが一生懸命に励ましても中々前向きになれない性格です。
肺の毒は肝臓を攻めます。
肝臓の毒が増えて悪くなると、不眠症になりやすくなります。
特に午前1時から3時の間に目が覚めて寝られなくなりますが、その時間は肝臓の毒だしが盛んになる時間なので目が覚めてしまい、中々寝付けない状態になります。
肝臓が悪いとイライラしやすくなりますし、頑固になって人の意見を受け付けなくなります。
悲観的になって、不眠症になるのは鬱病に多い症状のようです。
元々は「冷え」で腎臓に毒が溜まって、その毒が心臓を攻め、心臓の毒が肺を攻め、肺の毒が肝臓を攻めるようです。
腎臓が悪いと怖がりになって消極的になり、益々閉じこもってしまうので、鬱状態が酷くなり易くなります。
強欲
もう一つの「強欲」ですが、こちらは「自分だけ良い思い(得)をしたい」と思う事です。
周りの人達にどんなに迷惑をかけても構わずにとにかく「自分だけ良ければ良い」と思う事だそうです。
これは「冷酷」とも似ています。心臓の毒が多いと「冷酷」になります。
心臓の毒は肺を攻めるので、大抵は、どんなにお世話になっても感謝もせず、恩返しをしようとも思わず、お世話になるのが当然で何が悪い? と言うような性格になりがちのようです。
そこに「強欲」が加わると「もっと世話をしてよ」という感じになるようです。
今まで、こういう人を何人か見てきましたが、そういう人は段々周りの人達との人間関係が保てなくなると思いますが本人は全く気が付かないですし、周りが忠告をしても聞く耳を持たず、難しいものです。
その他に「強欲」は周りの迷惑になるのに、自分の為だけに「もっと○○したい」と強く思ってしまうことも当てはまるそうです。
冷えとりの基本理念「他人本位」
いずれにしても「自分本位」(自己中心的な考え)ではなく「他人本位」(相手の立場に立って考える)と言う「冷えとり」の基本理念が大切だという事になるのですが、私自身は歳だけとっていてもまだまだ未熟な人間なので、毎日色々と反省しつつ、つくづく難しいと思うばかりです。
ところで、総裁選に向けて色々な候補者が名乗りを上げています。今度の総理大臣はどなたがなるのか? 分かりませんが、誰でも良いのでとにかく色々な問題で大変な暮らしをしている我々庶民が少しでも暮らしやすくなるような政治をしていただきたいと思います。
厳しい暮らしが続く中でも「冷えとり」をして元気に過ごしたいですね。