今週の火曜日はバレンタインデーでしたね。
皆様はどなたかにチョコレートをプレゼントしたり、逆にされたりしましたか?
私が若い頃は、いわゆる「義理チョコ」とか言って少額の物を沢山用意して、職場の男性陣に配ったりしたものです。最近は、そういう事はせずに自分へのご褒美に高級なチョコレートを買うという傾向が強いようですが、いかがでしたでしょうか?
こういう時くらいは自分自身にちょっと贅沢をしてみるのも良いかもしれませんね。
めまいの種類
さて、春は主に肝臓の毒出しの時期なのですが、肝臓が悪いとめまい(眩暈)や貧血になり易くなります。
「あれっ? 」と思われた方もいらっしゃると思います。
以前お話しましたのは消化器と腎臓の毒が関係している眩暈で、消化器と腎臓の毒で内耳に支障をきたしやすくなり、内耳の奥の三半規管に繋がっている蝸牛(カタツムリの形)の中の耳石が異常に動いて平衡感覚が狂い、眩暈を起こします。この場合はある方向へ首を振った時とか、首を動かした時に起きるようです。
肝臓が原因の眩暈の場合は「首を動かさなくても眩暈がする」事だそうです。
例えば、朝目が覚めて布団の中で頭を動かさずに寝ている状態なのに眩暈がするというような状態です。
よく「二日酔いで布団の中で寝ていて、天井を見たら天井が回って眩暈がする」と言うような事を聞いたことがあると思います。お酒は肝臓に毒を溜めますので、何となく納得しますよね。
肝臓の毒は消化器を攻め、その毒が腎臓を攻めますし、肝臓の毒は親である関係の腎臓が貰ってくれるので、どちらも無関係とは言えませんが、上記のような症状の違いがあるそうです。
特に春になってから、眩暈が酷くなるという場合は肝臓が悪いのでその毒を出しているのだと思います。
肝臓もしっかりと「冷えとり」をして血流を良くして、毒を減らすようにすると徐々に眩暈が収まってくると思います。
冷えとりでめまいや貧血が改善
以前、私のお客様が「酷い眩暈で入院していた時に『冷えとり』の本を友人からお見舞いでいただき、退院後に実行して良くなった。何をしても治らなかったのに、有難いです」と話しておられました。
考えてみれば、ただ足を温めるだけで治るのですから、楽ですよね。
それから、貧血も肝臓と関係がありますから、貧血で困っている方もしっかりと「冷えとり」を実行してみてください。
よく、妊娠中に貧血になるという話を聞きますが、婦人科は肝臓と腎臓が関係していますので、そういう症状になり易くなるのだと思います。
「冷え」は婦人科の大敵ですから、特に妊娠中はしっかりと「冷えとり」を強化するようにしてください。
「冷えとり」を強化すると「妊娠中も楽で、今まで通りの生活が出来て、しかも安産でした」と言う話をよく聞きます。
体験談:異常に足が冷たくなる時がありました
私は残念ながらも妊娠、出産をしたことがありませんので、このような経験はありませんが、生理が始まると異常に足首から先がジンジンするほど冷たくてたまらなかった経験があります。
そのたびに靴下の枚数が増えていき、現在のように一年中26枚(足)の靴下を履くようになりました。
今は閉経している年齢なので、生理は関係ありませんが、これだけたくさんの靴下を履いていても、その日の体調によって足首から先が冷たく感じる事があります。面白いものですね。
そういう時は、靴下を増やしたり、湯たんぽのお湯を入れ替えて、足元に置いて厚手のひざ掛けなどで覆って足を突っ込んで一休みしたりします。
以前は年に2~3回は体調を崩してしまって、家事や仕事が辛い時がありました。その時は、取り急ぎ布団を敷いて、その中に湯を入れ替えた湯たんぽを入れて、しばらく横になって休んでいたりしました。
ふと気が付くと、ここ数年は全く寝込むことが無くなり、足先が冷たく感じても、足首を適当に回していると温かくなって来ますので、それで済んでしまいます。年齢から考えると足腰が痛くもならず、こんな風に動いていられるというのは有難いことですね。
どんな時でも「冷えとり」は役に立つという事なのですね。
冷えとり健康法をしっかり実行してください
これからの季節は「三寒四温」と言って、寒かったり暖かくなったりを繰り返すという寒暖差が大きくなる時期になります。
コロナは収まりつつありますが、インフルエンザが流行しているようですし、今一度ご自分の「冷えとり」を見直して、しっかりと実行するようにしてください。
インフルエンザも冷えと乾燥が関係していますので、その逆の「冷えとり」はとても有効だと言えます。
出来たら受験生も「冷えとり」をして元気に受験に挑んでいただきたいと思います。
足元を温めると意外に頭がスッキリして勉強に身が入るようですよ。足元に湯たんぽを置いてみてくださいね。
春は何かと忙しく、新しい事も多くなる季節ですから、体調を崩さないように元気に過ごしたいものです。
「冷えとり」を強化して頑張って下さいね。