先日、私が住んでいる愛知県は早々と梅雨入りとなりました。
6月に入る前に梅雨入りとなるのは、異例な早さとの事です。
今年は、桜の開花も異例な早さでしたし、やはり地球温暖化が影響しているのでしょうか?
そう思うと何となく不安ですね。
梅雨入りとなると、じめじめと湿気が多くなりますし、気温も上がってきます。
ご存知のように私は元々消化器が悪いので、湿気が苦手です。
今はまだ気温がそんなに高くはありませんのでまだマシですが、これから気温が高くなると考えるだけでウンザリします。
暑いと心臓の負担が増える
夏は、心臓の毒出しの季節ですが、陰陽五行説では心臓は「熱(暑い)」に弱いとされています。これから気温が高くなると、心臓の負担が増えるという事になります。
心臓は消化器の毒を貰いますので、食欲が無い時は無理に食べないようにしてください。
無理に食べると消化器の毒が溜まりやすくなります。消化器の毒は腎臓を攻めますし、腎臓の毒は心臓を攻めます。特に腎臓は心臓の弁と関係がありますのでご用心下さい。
心臓肥大の原因
心臓肥大の場合は、消化器が関係しているようです。
甘いものを沢山食べると消化器に毒が溜まりやすくなりますが、甘いもの(特に白砂糖が多く含まれている物)は「緩める」という作用が強いので、心臓の筋肉を緩めてしまって「肥大」となるようです。
筋肉は肝臓と関係があります。肝臓は心臓の毒を貰って心臓を助けますし、消化器を攻めますので、肝臓と消化器、心臓が関係していると思います。
腎臓が一番「冷え」に弱い臓器ですが、その他の内臓も「冷え」があると血流が悪くなって「毒(冷え)」が溜まりますから、暑くなっても油断せずにしっかり「冷えとり」を実行してくださいね。
心臓肥大になる性格
以前、ある方から息子さんの心臓肥大の事でご相談をいただいた事があります。
医師から「投薬で治療をして良くなれば良いけれど、効果が望めなければ心臓を縫い縮める手術をするしかない」と言われたそうです。
お母様のお話では「息子さんは、最近独立して自分のお店を持ったばかりだし、数年前に結婚して子供もまだ一歳前だから、何とか手術を受けないで済ませる方法があったら有難いと思う」との事でした。
私「息子さんが冷えとりをして下さると良い方へ行くと思いますが、難しいでしょうか? 」
お母様「私がいくら靴下を履くように言っても、全然耳を貸さないんです」
残念です。
息子さんは、いつもカリカリしていて怒りっぽく、頑固な性格。そして、かなりの肥満体形との事でした。
私「息子さんは肝臓が悪いからいつも怒りっぽいと思うし、頑固で耳を貸さないのだと思います。幼い子供もいるのだから何とか良い方向へ行って欲しいですね」と言うだけにしました。後はご本人さん次第です。どうにもなりません。
そのお母様自身も少ししか「冷えとり」を実行していないようでしたので、余計に難しいと思いました。
自分自身がしっかりと「冷えとり」を実行していないと相手を納得させるのは至難の業です。
我が主人のように「冷えとりの良さは分かっているけれど出来ない」と言う事もあります。世の中は自分の思い通りにいかない難しいものですね。
26枚靴下を履いていても「足が冷たい」
ところで私は、真夏でも靴下を26枚履いて、ズボン下も4枚履いています。しかし、その日の体調や一枚でも足りないと「足が冷たい」と感じる事があります。
5月中旬のある日の事。その日は5月中でも気温が33℃くらいに上がった日でしたが、机に向かってパソコンで作業をしている時に「足が冷たい」と感じました。
お風呂上りによくよく調べましたら、靴下を26枚履いているつもりが25枚になっていましたので、すぐに一枚足しました。一枚少ないだけでも「足が冷たい」と感じるのは面白いものです。
どんなに暑くても、靴下は減らさない
一般的な考えでは「気温が33℃ならば足が冷たいと感じるのは変だ」と思うと思います。
気温が高くても、一番の発熱機関である脳と心臓、それにその他の内臓はずっと上半身にあり、足元には何もないのですから、足元はずっと「冷え」ています。
どんなに暑くても、靴下を減らさないように頑張ってください。
本には「どうしても暑くて辛い時は、靴下を沢山履いていればズボン下を履かずに短パンでも大丈夫」と書いてあります。
正直なところ、私もあまりにも暑い時は、ズボン下を履かない時期がありました。しかし、何となく履かなければ落ち着かないようになり、真夏でも手放せなくなりました。
もし、この夏にどうしても暑くてズボン下を履けない状態になったら、脱いでみてください。その為に体調が悪くなったら必要性が分かり、手放せなくなると思います。
どんなに暑くても、靴下もズボン下も減らさないで頂きたいのが本音ですが、頭で考える事よりも自分で体験してみる事が一番大切な事だと思います。
「冷えとり」を続けてお元気にお過ごしください。