先日の日曜日は動くと汗ばむくらいの暖かさでしたが、今朝は真冬のような寒さになってビックリです。
テレビの天気予報で「冷え込む」と言われていたので、今まで暖房を用意していなかった一階のダイニングキッチンに、昨日ついにファンヒーターを出しました。
今まで早々と暖房を入れている我が主人を横目で見ていましたが「この気温だと仕方がない」と自分に言い聞かせて重い腰を上げて頑張って出しました。
ズボラな私にとっては色々と周りを片付けながらファンヒーターを出すのは「面倒くさい」ので先延ばしにしていたのですが、築50年近くのガタガタな我が家は色々な所から隙間風が入るのと猫が庭に出入りするためにいつも開けてあるところもありますので、かなり寒い状態になります。
私自身はまだ耐えられそうですが、寒がりの主人から苦情が出ない内に手を打ったというのが本音でした。でも、長老ネコの黒太郎は喜んでいますので、良かったかな? と思っています。
それにしても、この寒暖差にはいつも驚きますね。地球温暖化が加速しているように思えてなりません。
テレビのニュースで「広島県名産の養殖牡蠣の収穫が今年は一割ほどしかない」と報じられていました。
今年は雨が極端に少なく、海水温がかなり高かったのが原因との事です。漁業や農業などの自然相手のお仕事は影響が大きいので大変だといつも思います。政府からの一日も早い援助が望まれます。
腎臓は骨と関係
さて、今は冬という事で腎臓の毒だしが盛んになる時期です。腎臓は一番「冷え」に弱い臓器ですので、今まで以上に足元を温めるように心がけてください。
腎臓は骨と密接な関係がありますので、腎臓の毒が多いと骨が脆くなり易くなり「骨粗しょう症」になったりします。
いくらカルシウムを摂取しても「冷え」で腎臓が上手く機能しなくて肝心な「骨」に吸収されないのでスカスカに脆くなってしまうそうですので、しっかりと「冷え」を取って腎臓を元気にするようにしてください。
腎臓の機能が良くなれば徐々にカルシウムが骨に吸収されて骨が丈夫になってきます。
冬に「鬱病」が増える理由
その他に、腎臓が悪いとスタミナが無くなり、疲れやすくなりますので出かけるのが億劫になって消極的になりがちですし、何事に対しても臆病(怖がり)になります。
腎臓の毒は肺が貰って助けてくれますし、心臓を攻めます。心臓は肺を攻めます。肺の毒が多いと何事にも悲観的になります。

消極的になり、怖がって内向的になり、悲観的になると「鬱」の症状になります。
冬に「鬱病」が増えるのは、納得ですね。
以前にしっかりと「冷えとり」に取り組んで「重度の鬱病」を克服した方がいらっしゃいます。
かなりの量の抗うつ剤を服用していたそうですが、その方は、ご自分の強い意志で「冷えとり」に取り組み、断薬をした反動で驚くほど酷い瞑眩(毒だし)だったそうですが、踏ん張って乗り越えてくださいました。
正直なところ、今まで色々な方から「冷えとりで鬱病が治りますか? 」とご相談をいただき、アドバイスをして「冷えとり」に取り組んでいただいても途中で「瞑眩」に負けてしまって挫折してしまう方が多いのです。
でも、その方はよく頑張って下さったと思います。その頑張りには頭が下がりました。
腰痛は冷えが原因
ところで、今年の夏は猛暑が長かったので「冷えとり」を緩めたり、止めたりした方が多かったようで、夏の間に溜まった「冷え」(毒)が気温の低下と共に色々な症状で出てくるようです。
特に寒くなると「腰痛」を訴える方が多くなりますが、全て「冷え」が原因ですので、しっかりと「冷えとり」を強化するようにしてください。
「冷え」で各内臓に関係する「腰椎」の周りの組織の血流が悪くなり「腰痛」になり易くなります。
第二腰椎は腎臓と関係があるようですし、第五腰椎は「陽関」と言って「冷え」が溜まるところで、世間で言う「ぎっくり腰」は第五腰椎に溜まった「冷え」が周りの組織を固くして限界が来ると左右どちらかに引っ張るので急激な痛みになるそうです。
その他の「腰椎」も同じ原理ですので、しっかりと足元を温めてご用心ください。
今まででも「慢性ぎっくり腰」で長年苦しんでいた方が「冷えとり」で完治しています。
もっと酷い状態になると「脊椎すべり症」と言うような病気になり易くなるそうです。
その病気も原因は同じ「冷え」で固くなった組織が限界になって、かなり強い力で一方向へ引っ張られてしまうのが原因との事です。
根本は「冷え」で血管が縮んで血流が悪くなり、内臓の具合が悪くなったり、組織が硬くなったりしているのですから、しっかりと「冷え」を取れば解決するのですが、中々ご理解いただけないのが残念です。
色々と心配するとか、難しい事を考えずに「冷えとり」に取り組んでみてください。
夏にサボってしまっても、今からでも遅くありません。家にあるもので誰にでも出来るのが「冷えとり」ですよ。

