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立冬が過ぎたら「冬」です-中耳炎の思い出

中耳炎季節の冷えとり
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早いもので、もうこんな時期です。年賀状の準備をしなくてはいけないと思う時期です。

冬は腎臓の毒出し

さて、冬は腎臓の毒出しが盛んになる時期です。でも、腎臓の毒だけが出る訳ではありません。腎臓も他の各内臓も一年中毒出しをしています。が、特に冬は腎臓の毒が良く出るのです。

腎臓は、骨・歯・爪などに関係がありますし、腎臓に毒が多く溜まって体内の余分な水分を輩出する機能が落ちていると、むくみ易くなりますし、疲れやすくなります。

メンタルな事では、怖がりになり、消極的になりがちになります。

以前に「冷えに一番弱い臓器が腎臓で、消化器の毒が腎臓を攻め、両方の毒が多いと鼻に支障をきたします」とお話したかもしれませんが、耳にも支障をきたしやすくなります。

耳と言っても、内耳や中耳と言った鼓膜の内側に支障をきたします。中耳炎、突発性難聴や眩暈などになり易いです。

中耳炎の応急処理

以前「私は、どちらかと言うと甘いもの好きで、物心ついた時からアレルギー性鼻炎に悩まされていました」とお話しましたが、実は小学校4年生くらいの時に中耳炎も患いました。

消化器と腎臓の毒が中耳炎を引き起こしたのです。ドンピシャですよね。

あの時の記憶は(季節は忘れましたが)夜中から明け方くらいの時間に急に右耳の奥に激痛が走りました。(特に夜中は毒が良く出る時間です)

あまりの痛さに、泣き叫び飛び起きました。

家族皆が「何事か?」と起きてきて、父は色々調べて「ああ、中耳炎だ。今すぐ死ぬものではない。いいか、明日の朝9時になったら病院が開くからそれまで待ってから来なさい。それまで我慢しろ」と言い、母に「おい、冷やしてやれ」と言ったまま寝室に戻って行ってしまいました。母は、手ぬぐいを水で絞り、それを捻じり鉢巻きのようにキリキリ細く捻じって、私の耳の付け根にくるくる巻き付けました。これは応急処置だそうです。

こうすると耳の奥を上手く冷やすことが出来るそうです。大抵は水で絞った布をたたんで耳殻の上に乗せる人が多いらしいのですが、それだと耳殻だけが冷たくなって奥の方は冷えないからあまり効果が無いそうです。ある程度様子を見てから、母も寝室に戻って行きました。

私の耳の痛みは、少々冷やしたくらいでは収まる訳はなく、その後は、痛みをこらえながら時計を睨みつつ「早く9時にならないかな?」とそればかり願っていたのです。

ここで「痛い!痛い!」と大騒ぎすれば「うるさい、我慢しろ!」と父の鉄拳パンチが飛ぶのが分かっていましたので、必死に耐えるしかありません。

父(進藤義晴)の治療方法

やっと朝になり、9時過ぎになってやっと父が耳鼻咽喉科医として勤めている病院に母と連れ立って行きました。

父も母も特別扱いを嫌う方でしたので、一般の方々と同じように受付を済ませて、耳鼻咽喉科の待合室に行きましたが、もうすでに20人くらいの患者さんが順番を待っていました。母から「皆さん痛いのを我慢して待っているの。皆同じなのよ。あんたも順番を待っていなさいね」と言われるのは分かっていたので、ただひたすら我慢して順番を待ちました。

やっと順番が来て、父が耳の奥を診察して「やっぱり中耳炎だな」と言いつつ、細長い金属の管を耳の奥深くに入れました。すぐに耳の奥に小さな鋭い痛みが走り、何かを吸い取るような感じでしたが、後で聞くと「あの金属の管は吸引機だ。鼓膜をよく見ると一か所薄くなっているところがある。そこを吸引機で一瞬強く吸って小さな穴を開けて、そこから鼓膜の向こうに溜まっている膿を吸い出せば痛みも少なくて早く治るんだ。鼓膜の穴は再生するから問題は無い」との事でした。

膿を吸い取った後で、耳に綿を詰めて治療が終わり、痛みが急に楽になった記憶があります。父が言った通りで、その後は数回通いましたが、10日くらいで完治しました。

まだ冷えとりがなかった時代

その当時、父が務めていた病院は、伊豆半島の付け根辺りにある函南町という町の総合病院です。今でも病院はあるようですが、名前は変更されたそうです。

父は、常日頃から患者さんへの痛みが少なく、早く治る治療を心がけていたそうです。

私が中学一年生の秋に、また父の悪い癖が出てその病院を退職。今住んでいる小牧市の市民病院に赴任。耳鼻咽喉科医として12~13年間ほど働いていました。その間に隣の県から「あの先生なら痛みも少なく早く治してくれる」と通ってきた患者さんが何人かいらっしゃったそうです。

私は今でも、甘いものを食べすぎると耳の奥が痛かったり、ボーンとしたりします。

慌てて、甘いもの断ちをしたり、半身浴を長くしたり、就寝時の湯たんぽを増やしたりして足元をいつもより温めたりします。そうしていると徐々に良くなります。

今は自分で「冷えとり」で治せるので有難いと思います。

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