>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

豆は腎臓に良い食べ物-冬に骨折が多い理由

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早いもので、もう11月になりました。
今年は7日が二十四節気の中の「立冬」でした。皆さんご存知のように「立冬」は「冬が始まりましたよ」という日とされています。

人間の強欲で地球温暖化が起こった

しかし、今年は特に寒暖差が激しいようで、翌日の名古屋市での気温は25度くらいに上がりました。テレビで気象予報士の方が「11月で25度の気温というのは観測史上初めてだと思います」と話していましたが、その後は各地で大荒れのお天気になり、急に気温が下がりました。これは皆さんもお気づきのように、最近やっと騒がれ出している「地球温暖化」の影響が大きいと思います。

人類の間違った経済活動が地球温暖化を引き起こしたのだから、人類が早く解決しないといけないという事にやっと気が付いたようですが、中々すんなりと解決できないのではないのでしょうか?

私個人の見解ですが、人間の強欲というものは鬼や悪魔より怖いし手強いと思います。自分だけが良い思いをしたいという考えをなかなか捨てられずにいる人類が殆どなのですから厄介な物ですね。

「冷えとり」で言う「自分本位」という事になりますが、大なり小なり人間が持っているこの感情をどのようにコントロールするかで、地球の未来が変わってくるのではないでしょうか? 手遅れにならない前に多くの人類が気づいてくれることを願います。

盲腸は消化器の飛び地

さて、前回のブログで私が高校生の時の盲腸(虫垂炎)の手術の事をお話させていただきました。盲腸は大腸にくっついていますが、父からは「消化器の飛び地」と教わりました。私は元々消化器が悪いのでこういう形での「毒出し」という事になったようです。

もちろん、その頃はまだ父も西洋医学の耳鼻咽喉科の医師でしたし「冷えとり」がありませんでしたので、何も分からず手術を受けたのでした。

豆は腎臓に良い食べ物

ところで、冬は主に腎臓の毒出しの時期ですよね。前からお話していますが、腎臓は内臓の中でも一番「冷え」に弱い臓器でもありますので、いつもよりもしっかりと足元を温める事を心がけて「冷えとり」を強化して下さいね。

腎臓に良い食べ物と言えば「豆」だそうです。面白い考え方で言いますと「豆の形は腎臓と似ている」とも言うようですが、それを言い出すと色々な形の豆がありますので、まあ寛容に考えて下さい。豆は、そこから芽が出ますので、活力があるので良いそうです。栗、トウモロコシなども同じように考えられます。

確かに、この時期は何となく煮豆を食べたくなるような感じがします。「煮豆を煮るのは中々面倒なのでどうしたら良いか? 」と悩まずに、煮豆以外にも豆腐や油揚げ、納豆、味噌、醤油などの豆を使ったものであればよいと思いますので、手軽に上手に取り入れて下さい。

よく「豆乳はいかがでしょうか? 豆ですし良いと思います」と訊かれることもあります。お好きで飲みたいのであれば、個人の自由ですので構いませんが、無理に飲む必要は無いと思います。

以前、父がそういう問いかけに対して「無理にそんなものを飲まなくても豆腐を食っていれば良いではないですか? 豆腐は豆乳を固めたものなのだから」と言っていました。

個人の好みで言いますと、どうも私には合わないようですので滅多に飲みません。どちらかと言うと牛乳の方が好きです。牛乳は「冷える食品」の方に入りますが、シチューなど色々な材料と煮込んだりするお料理などに使えば、心配はないそうです。それに「冷えとり」の考えでは全体量の一割くらい「冷える性質の食品」を入れたほうが、体に良いと考えますから、あまり神経質にならないでくださいね。

土の下にできる食品は温める効果がある

冬は、根菜類が美味しくなりますし、ホウレンソウ、白菜とか冬が旬の野菜が美味しくなります。「冷えとり」的な考えからですが、根菜類は土の下なので温める食品になります。他にはイモ類もそうですね。海藻は海の中と言いますか海面の下にありますので、海藻も温める食品と考えられます。

葉物は、出来るだけ加熱料理すると温める物に変わりますので、大丈夫です。しかし、あまりカチカチに考えないで、たまにはサラダとか楽しんでください。

毎日の事ですので、カチカチに考えると行き詰ってしまいます。(食品についての詳細は本に書いてありますので、ご確認下さい)

立冬の日に、岐阜県内で冷えとりメンバーの方が「冷えとり座談会」を開催して下さいました。その時の色々なお話の中で「冬は骨折が多いそうです。腎臓は骨に関係あるからなのでしょう」と言うお話もありました。私は「なるほど、理にかなっているなあ」と納得しました。色々な方とのお話はとても勉強になります。有難うございました。

皆さん「冷えとり」強化でお元気にお過ごしください。

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