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内臓に関連した色‐お湯と靴下の色が変わる

春の冷えとり
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桜が一斉に咲き始めました

急に気温が上がってきて暑いくらいになりました。
暖かくなってきたので、あちこちで桜が慌てて咲き始め見頃になりました。
私の家のすぐそばの小牧山というところは、数ある桜の名所の一つで、毎年大勢の方々がお花見に繰り出します。

コロナ禍になる前は、桜の樹の下で賑やかに宴会をしている方が沢山おられましたが、今はまだまだ宴会は見合わせのようです。まん延防止措置も解除になりましたが、完全に油断が出来ないので、宴会好きな方々は残念に思っておられると思いますが、仕方が無いですね。来年こそ、何の心配もなく宴会が出来るようになったら良いですね。

寒い地方の桜が咲くのは、まだこれからだと思いますが、楽しみですね。

肝臓は「木」の性格

さて、春は肝臓の毒出しの時期ですが、陰陽五行説では肝臓は「木」の性格を持つと言われています。これから新緑の季節になりますから「木」が葉を茂らせ、枝を伸ばし、花を咲かせたりします。それは、木が栄えるという事ですから、肝臓の悪い人は嬉しい季節になると思います。

前からお話しているように、肝臓が悪いと傲慢になり、怒りっぽくなりますし、こだわりが強くなったり、細かいことにこだわって神経質になったりします。せっかちも肝臓と関係しています。

以前、父に聞いた話ですが「肝臓が悪いと木の花が好きになるけれど、腎臓が悪いと草花が好きになる」との事、腎臓の性格は「水」なので私は「スイレンなどの水生植物かな? と思っていたのですが、どうして? 」と思っています。

もしかしたら、消化器が腎臓を攻めますが、消化器の性格が「土」なので、「土」と「水」で草花なのかもしれませんね。謎が多い世の中ですが、あまり深くは考えずに「何だか、ちょっと面白そうなお話」と思っていただければ良いかと思います。

五行説

内臓に関連した色

先日、ある方からのご質問で「ある芸能人が足湯をしていたらお湯に浸けていた部分が黒くなってしまったそうですが、どうしてですか? 」との事でした。

「それは、黒は腎臓の色ですので、腎臓の毒が出たのだと思います。足湯を続けてもっと『冷え』が取れれば腎臓の毒が減って、色が抜けて元の肌の色になるはずですよ。その芸能人の方は元々冷えが酷くて足湯をして少しずつ毒を出す力が付いてきたのでそういう現象になったと思います」

肝臓が悪い場合は「青」ですので、黒ではなくどちらかと言うと青くなると思います。

よく、お風呂のお湯に毒出しで色が出るという事が多いようです。かなり前に「半身浴をしていたら、お風呂の湯が入浴剤を入れたみたいに緑色になった。入浴剤を一切入れていないのに、どうしてあんな色になったのかしら? 」と訊かれた事があります。

私は「陰陽五行説では、肝臓の色は青です。消化器の色は黄色です。青と黄色が混ざると緑色になります。肝臓は消化器を攻めますから、両方の毒が出たのではないでしょうか? 」とお答えしました。

その方は「確かに私には肝臓の疾患があります。面白いですね」と話しておられました。今までの経験で、内臓の色が単色で出る事もありますが、混ざって出る事も多々あるようです。

皆さんも何か色を発見したら、注意深く観察してみてください。そして、子供の頃に絵の具を混ぜて、遊んだ経験を思い出してみると当てはまる事がたくさんあると思います。面白いものですね。

靴下に色がつく

お風呂のお湯以外では「シルクの靴下やシルクの肌着に色が付く」という事が多いようです。ウールやコットンに比べてシルクは毒を出す力が強いので、どうしてもそういう事があるようです。

中には「両足のシルク5本指靴下の指の間が全部緑色に染まってしまった」と言う方もおられ、その方に写真を見せて貰った事があります。鮮やかできれいな緑色でした。

その方については、以前より私は「肝臓が悪そうな方だな」と思っていましたので、思わず心の中で「あらまあ、やっぱり」とつぶやいてしまいました。

口に出すと喧嘩になりますから、ご用心下さいね。

足元を温めて不安を乗り切る

ところで、この時期は、卒業や入学、就職、人事異動などで環境が変わる時期でもあります。
不安になったり、イライラしたりしがちですが、そういう時には足元をいつもよりしっかりと温めるようにしてください。足元が温まると精神的にも落ち着くので不思議です。

私はこの歳になって「人生は上手くいかないのが当たり前だ。誠実に自分のやるべきことをしていれば何とかなるようになるさ」と思うようになりました。

イライラ、カリカリすると自分の周りの人間関係が上手くいかなくなったりしますので、ご注意くださいね。気持ちよく仕事をするために、良い関係を作る方が良いですよね。

これからも「頭寒足熱」を忘れずにしっかりと「冷えとり」を続けて頑張って下さい。

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