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氷は体を冷やさない/動悸も心臓の毒だし/夏の半身浴のやり方

夏の冷えとり
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蒸し暑い日が多くなりました。最近は、急にお天気が変わって局地的に豪雨になることが多いですね。

今週の火曜日は静岡県内で豪雨災害が発生したとの事で、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。でも、こんなに降ってもまだ「梅雨入り」ではないようです。

私が住んでいる地域では今週末ぐらいから「梅雨入り」となるようですが、どうなるのでしょうか?

動悸も心臓の毒出し

さて、夏は主に心臓の毒だしが盛んになる時期ですよね。色々な症状がありますが「動悸」も毒だしの症状の一つです。

よく「お風呂に入っても大丈夫でしょうか? 」というご質問をいただきます。

もちろん熱い湯に肩まで浸かるのはダメですが、ぬるめのお湯で半身浴をすることは逆に良い事ですので、なるべく長い時間しっかりと入っていただきたいと思います。

腎臓の毒が心臓を攻めます。

腎臓は一番「冷え」に弱い臓器ですからしっかり「冷え」を取れば腎臓の毒が減って心臓を攻めるのが減りますから助かるのです。

五行説

夏の半身浴のやり方

これからの時期は、半身浴をしていると暑くて辛くなりますが、そういう時は、私は湯船の中に立っているようにしています。

しばらくすると体が冷えてきて湯に浸かりたくなりますので、浸かって半身浴をします。このような事を繰り返していくと長い時間でも入ることが出来ます。

洗髪をした後や出る間際には、湯船に入ったままで頭を外に突き出して、頭にシャワーで水をかけると足が湯に浸かっているわけですので「足湯」状態になり、水で頭が冷えるので頭寒足熱状態になってスッキリとします。よろしければ試してみてください。

いきなり冷たい水をかけることに抵抗がある場合は、洗髪の時のぬるま湯を頭に当てながら徐々に湯の温度を下げて行くのも一つの方法です。

特に体調が悪い時こそ頭寒足熱を心掛けてください。

仲間から聞いた話ですが「子供が小さい時に熱を出したので、お風呂に一緒に入って長い時間下半身だけを湯に浸けて半身浴状態にしながら、頭を湯船の外に出してシャワーで頭に水をかけてあげたら子供が『お母さん気持ちいい』って喜んで言ったのよ。その後、すぐに熱が下がったから改めて頭寒足熱が大切だと良く分かった」との事でした。

氷は体を冷やさない

特にお風呂に入ると、体中の毛穴から汗が良く出ますが、汗を出す事は良い事ですのでしっかりと出すようにしてください。

心臓の毒は汗で良く出ますので、夏は特にしっかり汗をかくべきだと思います。

脱水が気になるようでしたら、飲み物を持ち込んで飲みながら半身浴をするのも良い方法です。

私は、暑い時期にはマイボトルに氷が沢山入った冷たい麦茶を入れて半身浴をします。

よく間違って覚えている方が多いのですが「氷」は「水」だけで出来ていますので体を冷やしませんし、麦茶もどんなに冷たくても体を冷やしません。

本にも書いてありますが「冷やす」「冷やさない」は温度ではなく成分が関係しています。

「冷えとり」の考えでは「水」「緑茶」「麦茶」の成分はどんなに冷たくても体を冷やさないのです。

逆に「コーラ」「ジュース」など白砂糖を含んでいる物は、どんなに温めても体を冷やしますが、あまりガチガチに考えずに、飲みたい時は少々飲んでも支障はありません。

牛乳もそうですが、水代わりにガブガブ飲まなければ大丈夫です。

私は、飲みたくてしょうがない時は無理せずに飲んでいますので、ご安心ください。

しっかりと「冷えとり」をしていれば心配することはありません。

体調不良の原因をガチガチに考えすぎない

よく「○○を飲んだり(または食べたり)したから体調が悪くなったのでしょうか? 」とご質問をいただきますが、大抵はガチガチに考えていることが多いようです。

「冷えとり」は足元を温めて「冷え」を取って血液循環を良くして、健康につなげるという考えの健康法です。

ガチガチに考えると、固まってしまうので良くないのかもしれません。

もっと大らかに考えていただきたいと思います。

そのような方に、よくよくお話を伺うと靴下の枚数が少ない事が多いようです。

長年「冷えとり」を実行している方でも靴下の枚数が少ない方が多いようですので、いつも「どうして理解してくれないのかな? 」と悩んでいます。

YouTubeに冷えとり勉強会の様子をアップ

ところで、先日の東京で開催させていただいた勉強会の様子を、YouTubeで配信させていただきました。

今後も色々な形で皆様に「冷えとり」をお伝えしていこうと思っています。
宜しければご覧くださいね。

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