私が住んでいる愛知県では、桜の花が散る時期になりました。
直ぐ近くの「史跡小牧山」はちょっとした桜の名所となっていますので、この時期に近くを通ると何処からか桜の花びらがチラホラと風に運ばれてきます。
私はしみじみと「風流だわ」と嬉しく思いながら季節の移ろいを感じるのですが、最近は「汚いゴミ」と感じる方も多いと聞きました。
確かに一か所に花びらがたくさん落ちていると掃除が面倒かもしれませんが「そんなにカリカリしなくても良いのに、もっとゆったり楽しみましょうよ。楽しむ余裕があるのはこの国が平和だという証明だよ」と思うのは私だけでしょうか?
世界では戦争が続いている国が増えています。戦争が無い事が有難いと思えてなりません。
それに、またキレイな桜の花や花びらを見ることが出来るのは来年まで待たなくてはいけないし、一年後には自分がどうなっているのか分かりませんものね。
肝臓が悪いとイライラ
さて、何にでもイライラ、カリカリすると肝臓に悪いのですが、肝臓が悪いからイライラ、カリカリしますし、要するに「卵が先か? 鶏が先か? 」という事のようです。
この春の時期は、主に肝臓の毒が良く出る時期ですので余計に注意が必要です。
4月に入って、環境が新しくなった方が多いと思いますが、いつもイライラ、カリカリしていたら周りの他人と良い関係を作るのが難しくなってしまって後々不満だらけの不幸な日々を送ることになり兼ねません。
特に足元が冷えていると、頭が熱くなり血が昇りやすくなりますので、余計にイライラ、カリカリしやすくなります。
しっかりと「冷えとり」に取り組んで、足元を温めていると何故か心が落ち着いてきて、そんなにイライラ、カリカリしなくなり、自然に表情も柔らかくなって来ますので、周りの人達との関係も良くなっていくと思います。
自分自身もイライラ、カリカリしている人の傍には行きたくありませんから、相手も同じだと思います。それは「冷えとり」の基本理念である「相手の立場になって考える(他人本位)」と言う事で「相手を気遣う」という事ではないでしょうか?
肝臓の悪い人は、いつも自分が一番正しいと思いがちですので、自分の意見が通らないとか、思い通りに行かないとすぐにイライラ、カリカリしてしまったり、自分の意見を押し付けたりという事が多いようですのでご注意ください。
大体、人生は自分の思い通りに行かないのが当たり前ですので余程の事でない限りは「まあ、いっか」と思うようにした方が得策だと思います。
すぐにイライラ、カリカリして肝臓を悪くするのは「損」ですしね。人生は我慢の連続ですから諦めるしかないかもしれません。
パン屋での出来事
先日、あるパン屋さんで買い物をしたのですが、会計をしてくださった店員さんがまだ慣れていない方だったらしく、周りの先輩店員さんに尋ねながらでしたので少々時間がかかっていました。
3~4分経った頃に私の後ろで順番を待っていた若い男性がパンを棚に戻してプイっと店を出て行ってしまいました。何かで急いでいたのかもしれませんが「30分待っているわけでもなく、そんなにセッカチにならなくても良いのに。肝臓が悪いのかしら? 」と考察してしまいました。
私は「若い時は許されるけれど、そのまま歳をとったら嫌われ者の爺さんになってしまうから、直すようにしてね」と思ってしまいました。
「大らかな年寄り」の方が周りの他人に愛されると思いませんか?
肝臓が悪いとセッカチになりますので、酷くなると見落としなどの細かいミスも増えてきます。いわゆる「おっちょこちょい」と言う事が多くなったりするようです。
そうなると、仕事に関わってしまう事もあるようですので、足元を温めて冷静になることはもちろんですが、深呼吸することもお勧めです。
深呼吸で毒出し
深呼吸をすると息と一緒に色々な毒が出ますので落ち着くことが出来るようです。
深呼吸は以前にブログやYouTubeでもお話ししているように、腹筋を使って腹式呼吸でするようにしてください。(父や私が書かせていただいた「冷えとり」の本にも掲載されています)
胸式呼吸だと、どうしても浅い呼吸になるので腹式呼吸ほど毒がしっかりと出ないそうです。
それにしても、寒暖差の激しい日が続きますね。体調を崩さないようにしっかりと「冷えとり」に取り組むようにしてください。
体調が崩れたら
- 靴下の枚数がどうか?
- 半身浴の時間はどうか?
- 湯たんぽの使用はどうか?
大抵の方はこの三つが足りないようですので、この3つの事を必ず増やすように心がけていただきたいと思います。
例えば、世間から見たら「靴下4枚」でも多いと言われますが、それは「必要最低枚数」ですから、体調が悪い時はすぐにもっともっと増やすべきです。
難しい事ではありませんので、いつも頭の中に入れておいていただきたいと思います。
しっかりと「冷えとり」を強化して、お元気にお過ごしください。