>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

春は心の病気に注意-統合失調症、更年期障害など

春の冷えとり
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先日(2月13日)の夜遅くに、東北地方で強い地震が起き、多くの方々が被災なさいました。10年前の「東日本大震災」から復興を遂げて、ほっとした時期、しかも、このコロナ禍の中にまた同じような恐怖を経験しなければならないというのは、本当に辛いものだと思います。被災なさった方々に心よりお見舞いを申し上げます。

春は肝臓の毒出し

さて、よく「木の芽時」と言う言葉を聞いたことがあります。これは色々な精神疾患をお持ちの方が、この時期に発作や色々な症状が出やすいという事なのだそうです。

先日もお話しましたが、春は肝臓の毒出しが活発になる時期です。肝臓の毒は腎臓に流れます。腎臓は一番「冷え」に弱い臓器ですので「冷え」が強いと腎臓に毒が多く溜まっていますので、肝臓からの毒を受けて、脳の方にも支障をきたしやすくなるようです。
脳は、肝臓と腎臓が関係しているからです。

五行説

統合失調症は肝臓が大きく関係

特に「統合失調症」は肝臓が大きく関係しているそうです。今までも、数人の「統合失調症」を患っておられる方から「冷えとりで治りますか? 」とお問い合わせをいただいたことがありました。その都度、上記の事をお話して「冷えとりを頑張っていただけたら良い方向に向かうと思いますので、頑張って下さい」とお伝えしました。

しかし、中々上手くいかずに「冷えとり」を続けて快方に向かったという報告が届かない事がほとんどです。とても残念ですが、私自身が「もっと上手くお伝えをして、続ける気になっていただくような話し方を勉強しなければいけない」といつも思っています。

冷えとりで更年期障害対策を

肝臓と腎臓の毒は、性器(女性なら子宮・卵巣、男性なら前立腺・睾丸)にも関係があるようです。生理の時や産後に精神的に不安定になったりするという事もそうですが、中には「ヒステリー」という精神疾患になることがあるようです。些細な事にもすぐに怒ったりして情緒不安定になり易くなる病気です。子宮と脳は関係があるからなのです。

あるシングルファーザーのお話です。奥様は出産後に重度のヒステリーになってしまい、ご主人様との何気ない日常会話でも急に怒り出して暴れたり、赤ちゃんが泣いてもイライラして異常なほど怒り出したりして、とても不安定になり、育児が出来ない状態にまでなってしまいました。色々治療をしても効果がなく、どうにもならなくなって、苦渋の決断で離婚をなさり、一人で子育てを頑張っておられるとの事でした。

そのお二人は「冷えとり」とは無関係の方々です。そのお話を聞いた時に「もし、ご夫婦で冷えとりをしてくださっていたら良かったのに、特に奥様は婦人科に大きな負担がかからずに済むので、そういう残念な事にはならなかったかもしれない」と思いました。

「冷え」は婦人科の大敵です。誰でも更年期はありますが、しっかりと「冷えとり」を実行していただければ、日常生活が困難になるような酷い症状にはならなくて済むようです。

生理は毒出し、更年期障害も毒出し

女性は毎月「生理」という形で婦人科の毒出しをしているのですが、更年期になると生理が止まりますので、毒出しが出来にくくなります。それで「更年期障害」と言う事で、色々な症状で毒出しをするのです。本にも書いてありますが「全ての症状は毒出し」です。

常日頃「冷えとり」をしていると、靴下の重ね履きや半身浴で足元を温めて血流が良くなっています。毒が出やすくなっていて、毒が減っていますから、結果として改めて更年期に大きく体調を崩すほどの症状を出す必要がありません。だから「更年期障害」で苦しむことも少なくなります。

出来ましたら、更年期を迎える前に「冷えとり」に取り組んでいただきたいです。しかし、すでに更年期になっている方も、今からでも「冷えとり」を実行し てみてください。少しずつ良い方向に向かう事が出来ると思います。

肌着は天然繊維100%が一番

肌着についてですが、化繊素材の肌着は毒を吸い取ってはくれませんので、天然繊維100%の素材をお勧めします。

もちろんシルクが一番毒出し効果がありますが、コットン素材の場合は、無理に高価なオーガニックコットンを買う必要はありません。普通のコットン素材でも毒出し効果は同じですので、安価な物を利用して無理なく「冷えとり」を続けるようにしてください。とは言え、個人の自由ですので「オーガニックコットンが好きなのよ」とおっしゃる方はご自由になさって下さい。

ちなみに私は毎日以下の4枚を重ねています
1枚目:シルクのレギンス
2枚目:安価な普通のコットン素材のレギンス
3枚目:シルクのレギンス
4枚目:ウールのレギンス
全て100%の素材です。ご参考まで。

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