>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

冬は精神疾患になりやすい?/小麦粉は食べてはいけない?

季節の冷えとり
この記事は約4分で読めます。

毎年、この時期はバタバタとして、全く時間の余裕がない日々を過ごしています。
もっと余裕のある生活を送れれば良いのですが、理想通りにはいかないものですね。

精神疾患になりやすい時期?

今の季節は「冬」という事で、腎臓の毒出しの季節です。腎臓は一番「冷え」に弱い臓器ですので、いつもよりも「冷えとり」を強化して下さいね。

寒くなると、家に閉じこもり気味になり、気分も落ち込みやすく「鬱病」になり易いという話を聞きます。確かに腎臓が悪いと臆病と言いますか不安になり易くなるようです。

それで精神科にかかって「安定剤」を処方されて飲むと落ち着くそうですが、段々不安が強くなり薬の数も増えていくと聞きます。怖い話だと思います。

私個人の見解ですが、脳に影響がある薬は何となく怖いと思ってしまいます。

脳は、主に肝臓と腎臓が関係しています。

肝臓の毒は腎臓が貰って助けてくれます。腎臓の毒は肺が貰って助けてくれます。

肺の毒は肝臓を攻めます。肺が悪いとメソメソと悲観的になりますし、肝臓が悪いと完璧主義になり易くなります。

肺と肝臓が悪いと神経質になり、色々な細かい事が気になるようになります。

五行説

この3つがクルクル回っているような感じになりますので、精神疾患は中々良くならないようです。

「冷えとり」をすると、腎臓だけではなく他の内臓への血流も良くなりますから、全体的に毒が減ります。そうすると知らない間に色々改善されてくるようです。

しっかりと「冷えとり」をして足元が温まってくると、不思議に精神的に落ち着いてきますので、悩んでいる方は「冷えとり」に取り組んでいただきたいといつも思いますが、中々普及しないのが悩みです。

首は冷やしてはいけない?

昨今の世の中には情報が溢れています。よく聞く話ですが「体の中で首と名前が付くところは冷やしてはいけない」と提唱している他の健康法の先生がいらっしゃいますが、その先生はそういうお考えだと思います。

「冷えとり」は全く違う考えで、首と手首は上半身になりますから、温めない方が良いのです。

とは言え、特に寒い地域にお住いの方々は、話が別です。この季節に外で首や手首を出せませんから、部屋の中や電車、バス、車の中のように寒くないところでは、なるべく出すようにしてください。

頭寒足熱の状態にするために、帽子もあまり被らないほうが良いですが、雪国にお住いの方で、厳しい寒さの中、雪の中を歩いたり、作業したりする時は例外ですので、帽子を被って下さいね。

温かい家の中などでは被らない方が、頭が冷えるので良いと思います。お住いの地域の事情やその時の状況によって臨機応変に対応してください。

小麦粉を食べたらいけない?

その他に、よく「小麦粉を食べたらいけないですよね」と訊かれることがあります。

私は「冷えとり」の本の著者として自信をもって申し上げますが、本のどこにもそのような事を書いた覚えはありません。

私は毎日朝食ではパンを食べています。父も毎朝パン食でした。

他の健康法の考えを混ぜて、間違えてしまうのはどうしてでしょうか?

これから、クリスマスを迎えますので美味しいケーキを食べたいですし、カリカリ考えながらケーキを食べても美味しくありません。

もちろん、小麦アレルギーの方は避けた方が良いですが、アレルギーではない方は小麦を食べても「冷えとり」には支障がありませんのでご安心ください。

中には「小麦以外の農作物にも、栽培時に色々な農薬が使われているので体に良くない」と提唱している方も知っていますが、私は「冷えとりをしっかりしていれば、体から出ていくから大丈夫。それよりも食べられることに感謝して食べる事が大事」と思っています。

「毎日食べる事が出来るというのは、とても有難いことだ。俺たちは戦争中には食べる物が無くて大変だったぞ。もっと感謝するべきだ」と父が言っていたのを思い出します。

肝臓が悪いと頑固になる

これから、会社やお友達との宴会が増えてきますね。かなり前に「宴会で食べる物は添加物が多いので食べない方が良いと思って、宴会を全部拒否していたらお友達がいなくなりました」と話していた方がいらっしゃいました。

その方は「とにかく長生きしたいから、食べる物にはこだわっている」との事でしたが、いつも「冷えとり」は中途半端でしたので、よくアドバイスをさせていただきました。

しかし、こちらの意見を聞き入れない方でしたからかなり肝臓が悪かったのかと思います。

肝臓が悪い人は頑固で人の意見を聞き入れない傾向にあります。

私はその方からご相談を受けるたびに「周りの人達と上手くお付き合いしていく方が皆と支え合って長生きすると思うけど、この人とお付き合いをするのは大変そうだな」と思っていました。残念ながら、その方とは今はご縁が切れています。

まだまだ、コロナは完全に収まっていませんが、皆で集まることが許されるようになりました。
大らかに考えて色々な方と宴会を楽しんでください。

タイトルとURLをコピーしました