相談内容 TT様より
靴下:10枚
半身浴:1時間
以前から嘔吐をすることが多く、内科を受診したものの、内科用の薬が効かなかったため、精神科を紹介されました。
冷え取りに出会い、薬は頓服でどうしょうもない時です。
また夜中に不安な時は睡眠薬を服用することもあります。
主人と2人暮らしなのですが、私のことをとても大切にしてくれます。申し訳ないくらいです。
その主人から、嘔吐を見かねて1度大学病院の精神科を受診してほしいと言われました。
口論の末、結局受信して服薬することになりました。
私は、薬は避けたいのですが、心配してくれている主人も理解できます。
どうやって折り合いをつけたらいいのでしょうか。普段からとてもよくしてもらっているのです。
ご主人様のお気持ちに感謝しながら、仕方なく薬を飲むときには心の中で「冷える物だけ体を素通りしてください」と思っているだけでも良いと思います。
それから、嘔吐は消化器の毒出しですので、考え方を変えて「毒(ゴミ)が出るのは良いことだ」と思うようにして、嘔吐したい時は吐けば良いと思います。
嘔吐することは悪いことではないという考えにすると不安が無くなり、徐々に精神的にも落ち着いてくると思います。
東洋医学では、毒出しの深さについて「汗(かん)・吐(と)・下(げ)」という言葉があります。汗は浅い毒、吐くは中くらいの深さの毒、下痢は深い毒と言う意味です。嘔吐は中間の毒を出しているのですから有難いと思いませんか?
寝られなくなるのは、元々肝臓が悪いのだと思います。夜中の1時~3時までは肝臓の時間だからです。
以前に父から聞きましたが「寝られなくても死なないし、人間の体は良く出来ていて限界が来たら脳からの指令で深く眠ることが出来るようになる。それで帳尻を合わせているから心配することは無い」との事でした。
それから、今の時期(春)は肝臓の毒出しの時期ですので寝られないという事にもなり易いと思いますし、肝臓は消化器を攻めますので消化器はその毒を出そうとして嘔吐するのです。
私のお客様で長年睡眠薬を常用していた方がいらっしゃいました。
その方は10年くらい「冷えとり」をしておられましたが、やり方を尋ねると靴下の枚数が少なかったり、半身浴の時間も短く、湯たんぽも使用していなかったので、もっとしっかりと実行するようにアドバイスをさせていただきました。
暫くして、その方から「貴女の言うとおりにしていたら、睡眠薬を飲まなくても寝られるようになった。今は朝までぐっすり寝られる。嬉しい」とお電話を頂きました。
貴女も焦らずにしっかりと「冷えとり」を続けていけば良い方向へ変わってくると思います。
冷えとりに関するご質問は、以下のフォームから受け付けております。