先週末に「G7サミット」が広島県内で開かれました。
広島県は長崎県と同じ「被爆地」です。30年ほど前に「広島平和祈念資料館」を訪れた事があります。色々な展示物を見て回っているだけで自然に涙がジワジワと湧いてきたのを覚えています。
今回の「G7サミット」でも「核兵器廃絶」という決断まで至らなかったようで残念です。
どこの国でも「戦争が起きた時の脅し」に「核兵器」を使いたいと思っているのか分かりませんが、保有しているという事は、使用する可能性もあるという事ですから、恐ろしい気がします。
私個人の意見ですが「核兵器は人類が作った大きな汚点」だと思います。
一日も早い「核兵器廃絶」を願います。
夏は心臓の毒出し
さて、夏は心臓の毒出しが活発になる時期です。陰陽五行説では、心臓は「木・火・土・金・水」の中の火にあたります。
心臓を包んでいる膜がありますが、東洋医学では「心包」と言われていて、小腸と共に心臓の「腑」とされています。西洋医学ではただの膜ですが、東洋医学では「三焦」と言って燃焼に関係しているそうです。
例えば、糖尿病は膵臓(消化器)の病気ですが、消化器の毒は心臓が貰って助けてくれます。「糖」が燃焼されてエネルギーになりますが、心臓の毒が多くて「三焦」に支障がある場合は、燃焼効率が悪くなって血液中に残った「糖」が出てきてしまうのだと思います。
よく「糖尿病は食べ過ぎ」が原因と言われますが、食べ過ぎてしまって消化器の毒が心臓に流れますので、お気を付けくださいね。
関係する色は「赤」と言われています。
赤ら顔で食べ過ぎて恰幅の良い人が、心臓疾患を抱えていることが多いのもそういう理由と考えられます。
汗と体臭の原因
心臓の毒出しは「動悸」という代表的な物がありますが、その他は「舌」や「汗」に出ます。
暑い時期はしっかりと「汗」をかいて毒出しをしてください。
よく「汗が異様に臭い」という事がありますが、それは「汗の中に毒が沢山出ている」という事ですので、喜んで出すようにしてください。
ある程度「毒」が減ったら、段々臭いが治まってきますので心配はいりません。
私も、昔はかなり臭い汗が出ていて、講演会などの仕事で飛行機や新幹線などに乗る時は、隣の席の人になるべく嫌な思いをさせないように消臭スプレーなどを使っていました。しかし、そのうちに治まって、今は滅多に使う事がなくなってしまいました。
内臓の「毒」が減れば体臭も変わってくるという事ですから、体臭で悩んでいる方も頑張って「冷えとり」を続けて「毒」をしっかり出してくださいね。
舌癌は心臓の毒出し
それから、「舌」の症状で色が悪くなったり、筋が出来たりとか色々ありますが、そういう症状が出たら、心臓の毒出しだと思われます。
「舌癌」も心臓が関係していると聞いています。
父の話によりますと「癌(他の箇所に出来る癌も同じ)は『やまいだれに品』と書くので、食べ過ぎが関係している」という事です。
食べ過ぎで消化器に溜まった毒を心臓が貰いますし、消化器の毒は腎臓を攻めます。腎臓の毒は心臓を攻めます。
心臓は生命維持にとても大切な臓器ですので、体は何とかしようとして「舌」に「癌」と言いう形で警告を出していると考えられます。
「癌細胞は低体温を好む」とも聞いていますので、しっかりと「冷えとり」を実行して体温が上がって行けば良い方向へ向かうと思います。
舌癌の女性は、食べるのが大好きだった
かなり前に、ある女性から「舌癌を患っていて、放射線治療を受けた後で冷えとりを知った」とご相談を受けました。
その方にアドバイスをさせていただいたところ、彼女が「私は昔から食べるのが大好きで大食いでした。体形もメタボ気味でしたが、放射線治療後は傷跡が痛くて流動食しか食べられない状態で、かなり痩せて体調が良くなってきました」との事でした。
「後はしっかりと冷えとりを実行して行けば良いと思います。頑張って下さい」とお伝えしました。
その後はご縁が無いので、お元気かどうかは分かりませんが、きっとお元気にお過ごしだと信じています。
舌を噛む理由
私は、時々「舌」を噛んだり、急に歯の縁に「舌」が引っ掛かって傷ついたような感じで痛い思いをしたりすることがあります。
そういう時は大抵その前にいつもよりも「食べ過ぎ」をしているようです。
そういう時の食べ過ぎは、何故か歯止めがかからずにいつもより沢山食べてしまいますし、その後も、何故か分かりませんが、しばらくは「タガが外れた」ように食べ続けてしまう事が多くて反省しきりです。
反省しながら、都合の良い勝手な考えで「きっと心臓の毒を出すために、体がわざと沢山食べさせるのかもしれない」と思ってしまうのです。が、ただの言い訳ですね。すみません。
中々食べたいものを我慢するというのは難しいものですね。
最近、いつものお店に新しい味のアイスクリームが沢山並んでいます。なるべく見ないように気を付けていますが、今年も誘惑に負けそうです。