相談内容 MT様より
私は、2008年に右乳がんの温存手術、2016年に右乳房に新たに乳がんができ右乳房切除、2018年に左鼠径部リンパ節が腫瘍となり良性であったが4㎝と大きく、切除以外に治療法がないといわれ切除手術。左鼠径部を大きくえぐりとる手術をしました。
その影響でリンパ浮腫になりやすいとのことで悩んでいたころに冷え取りの本に出会い、相模大野の安家座の洋子さんと出会い、冷え取りを始めました。
ところが2021年、今度は悪性リンパ腫となり、6か月間抗がん剤の治療をしました。
その後2か月に一回の抗がん剤治療となり、3月に抗がん剤治療、今月5月に2回目の抗がん剤治療の予定です。
靴下は10枚前後、ズボン下は4,5枚はいています。
抗がん剤治療中は副作用がひどく、半身浴はしていなかったです。
今、体の震えと耳鳴りがひどくなっています。
安家座の洋子さんからアドバイスで半身浴を始めました。
体の震えは体全体にありますが、特に上半身が震える感じがします。
現在63歳、耳鳴り、震えは治るのか、抗がん剤治療は中止をしたほうがいいか悩んでいたら、不眠となってしまいました。
夜は1,2時間寝て目が覚めてしまい、必ず2時か3時ころに目が覚めます。その時間の時に下痢がでたりします。
その後は眠れないときが多く、ずっと起きており頭も体もぼっとして生活をしています。
娘が結婚するまで生きていたいという気持ちと不安でいっぱいです。アドバイスをお願いしたいです。
ご質問の件ですが、耳鳴りは消化器と腎臓の毒が多いと、起こりやすくなるようです。
消化器の毒が腎臓を攻めますので、内耳に影響します。
震えも腎臓が関係しています。腎臓の毒が多いと震えという症状が出やすくなるようです。
乳がんは婦人科に関係しますので、肝臓と腎臓、消化器の毒が多いとなります。心臓も少し関りがあるようです。
鼠径部のリンパの腫瘍ですが、消化器(膵臓・脾臓)はリンパに関係があるようです。
夜中に目が覚めるのは、肝臓が悪いからです。夜中の1時から3時までは肝臓の時間だからです。
その時間に下痢をするのは、肝臓の深い毒(ゴミ)を出しているのですから、不安がらずに喜んで出した方が良いと思います。
本にも書いてあるように、出る物は何でも出した方が良いのです。
副作用が酷い時に半身浴を止めていたのは残念ですが、アドバイスを受けて半身浴を始めたので「冷え」が減って、下痢と言う形で深い毒を出せるようになったのですから、安家座の洋子さんのアドバイスは正しかったと思います。半身浴は体調が悪い時ほど行う方が良いのですよ。
私は以前にもブログに書きましたが「お風呂は病院に行くようなもの」と思っています。
もっと「冷え」が取れて肝臓の毒が減ったら、寝られるようになると思います。
肝臓が悪い人は、せっかちですぐに結果を求めたがり、思うようにいかないとカリカリと焦る傾向にあります。不安な事ばかりを考えずに「下痢が出るようになって今まで出せなかった深い毒が出るようになって良かった」とゆったりとした気持ちを一つ思うだけでも気が楽になり、良い結果が増えてくると思います。
抗がん剤治療を止めるとご家族が心配されるのではないでしょうか?
家族を安心させることも「自分本位を捨てて相手の立場に立って相手を思いやる」という「冷えとり」の基本理念(他人本位)になると思います。
抗がん剤治療を受ける時に心の中で「冷える物だけ体を素通りしてください」と思いながら受ければダメージは少なくなると思います。
それに、主治医も貴女の病気を治したいと一生懸命考えてくれているわけですから、そのことに感謝しながら接するというのも大切だと思います。
ところで、就寝時に湯たんぽを入れていますか?
湯たんぽを入れると、深く寝られますよ。入れているなら良いですが、まだでしたら入れてみてください。
その時は、長袖を着ないようにしてください。手首が覆われていると、上半身を覆っていることになりますから、暑苦しくなって湯たんぽが苦になります。
本に書いてありますが、手首は万歳をすると頭の上になりますので、上半身の一番上と考えるからです。
私は、就寝時は靴下を起きている時と同じ26枚、ズボン下は4枚ですが、上半身は半袖で湯たんぽを入れて寝ています。
これからも、安家座の洋子さんに「冷えとり」の事を色々尋ねながら続けていただくと良いと思いますよ。
冷えとりに関するご質問は、以下のフォームから受け付けております。