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心臓肥大の原因は他臓器?-本人がやる気になる事が大事

冷えとり体験談
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暑中お見舞い申し上げます。

先月(6月)下旬は、早々と梅雨が明けた途端に猛暑に見舞われました。私が住んでいる愛知県では「最高気温40度」の時がありました。大体、そこまで暑くなるのは7月下旬頃なのです。この時期になるのは異例です。

そのすぐ後に、台風が接近して大雨が降り「梅雨に逆戻り? 」と思うほど、雨が続きました。雨が降って各地の水不足はある程度は解消されたかもしれませんが、局地的に降った大雨で冠水や土砂崩れなど色々な被害が発生しました。被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。

それにしても、年々異常気象が酷くなってくるようです。地球温暖化が加速しているのだと思います。とは言え、各国の指導者達は自分たちの利益だけを追求していて、地球の訴えから目を背け、耳を塞いで知らん顔しているようにしか思えません。

今度の日曜日は参議院選挙があります。正直なところ、誰が政治家として真摯に働いてくれるのか分かりませんが、何とか良い方向へ向かうように努力してくれる人を選びたいですね。

心臓肥大の原因

さて、私はご存知のように消化器が悪いので、湿気が苦手です。

今は主に心臓の毒が出る時期です。東洋医学では、心臓は熱(暑さ)に弱いとされています。消化器の毒は心臓が貰って助けてくれます。

五行説

消化器は「弛ませる」「緩ませる」という性質を持っている臓器です。

心臓肥大という病気がありますが、それは心臓の筋肉が緩んで肥大すると考えられます。消化器の毒を貰って筋肉が緩んで肥大になったと考えるようです。

心臓の毒は肝臓が貰って助けてくれます。肝臓は筋肉と関係の深い臓器ですので、心臓の筋肉との関連もあるようです。

肝臓は消化器を攻めますので、消化器はそれに抵抗しようとして沢山食べます。沢山食べると消化器に毒が溜まりやすくなり、特に甘いものを沢山食べると、先ほどの「緩ませる」という作用が強くなります。特に白砂糖はそういう作用が強いようです。

そのような事や他の色々な事が加わって、心臓肥大の原因だと東洋医学では考えます。

肝臓と消化器の毒が、心臓を攻める

以前、ある知人から相談を受けました。その方の息子さんが心臓肥大と診断されたそうです。お話を聞いてみますとその息子さんの性格は、怒りっぽくてすぐに怒鳴る。いつもお嫁さんとの仲が上手くいっていないとの事でした。

息子さんご夫婦で飲食店を営んでおられるそうですが、営業中でも奥様に怒鳴り、きつく当たるそうです。誰でも怒鳴られたら嫌ですよね。

以前からお話していますのでお分かりと思いますが、怒りっぽいのは肝臓が悪いから。さらに体形は、肥満気味。医師から「暫くは投薬で様子を見て、駄目なら手術をしましょう」と言われたとの事です。

肥満という事は、消化器が悪いという事だと思います。肝臓が消化器を攻めますので、その攻めに抵抗しようとして沢山食べるようです。

その知人は「まだ孫も小さいので何かあったら心配です。冷えとりをすれば治りますか? 」との事でした。

私は「ご本人が冷えとりを実行する気が無ければ良くないですよ。ご本人さん自身は冷えとりをする気がありますか? 」と尋ねたところ「息子に話しているけれど、全く駄目みたいです」とのお答えでした。「それならば仕方が無いです。医師の指示に従ってください」とお話しました。

その息子さんは元々肝臓が悪いので、頑固で周りの他人の話を聞かないと思いますので難しいと思います。

その相談をしてきた方もあまり「冷えとり」に取り組んでいませんでした。まずは自分が取り組むことが一番大切だと思います。

本人が素直にやる気になる事が大事

「冷えとり」は万病を治すという事ですので、今まで治らないと言われている病気も治った例もあります。しかし、大抵はご本人がやる気になって素直に実践した結果なのです。

そういう方は「冷えとりで治りますか? 」と訊かずに自発的に熱心に素直に実践をするのですが、そういう取り組み方をすると驚くべき効果が得られるようです。

中には、家族が心配するくらいの瞑眩を乗り越えて体調が良くなり、その後で私に結果を報告する方がいらっしゃいました。私はその方に「瞑眩が酷い時は不安だったのではないですか? 良く踏ん張りましたね」と尋ねました。すると「どうして不安になるのですか? 本に書いてあるではないですか? 毒出しだから出せば良いって書いてありますよ」との答えをいただき、そこまでの理解をしてくださった事に感激しました。

私自身でも最初は「冷えとり」を心底信じる事が出来ずに不安に駆られていたのです。改めて、自分自身の不甲斐なさを反省し、その方に敬意を表します。

最近、また「新型コロナウイルス」の感染者数がジワジワ増えています。新しい「オミクロン株」が出現したそうですが、しっかりと「冷えとり」をして免疫力を高めて過ごしましょう。

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