6月23日は沖縄慰霊の日です。沖縄戦から76年が経ったのですが、人々の心の中には戦争の傷がまだまだ色濃く残っていると思います。戦争でお亡くなりになった方々のご冥福と哀悼の意を心よりささげたいと思います。
沖縄県は今でも米軍基地の問題などで大変な思いをされていて、一日でも早く良い方向へ解決できるようにと陰ながら祈っております。
シミの大敵は紫外線?
さて、この時期になると、色々なテレビの情報番組や雑誌などで「お肌のシミ」対策などが話題になることが多いです。
世間的には「紫外線が大敵」と言いますよね。確かにある程度は関係があるとは思いますが、私が子供の時は「日光浴をしましょう」「真っ黒に日焼けしている子が健康的だ」と言われていました。夏休み明けには、真っ黒に日焼けしている子が教室にいっぱいいましたし、周りの大人からも「真っ黒で元気そうだね」と褒められていました。
今は全く逆で「日光浴をしないほうが良い」という感じに言われます。
いつの間にか、赤ちゃんや子供にも日光浴はいけないという風潮が強くなってしまいました。「紫外線はお肌にダメージを与えてシミになり、一度出来たシミは一生消えない」などよく聞きます。そのせいで、美容を気にする女性は余計に日光を浴びない生活をしてしまいます。
でも、全く日光を浴びないと骨が脆くなるという事も言われています。最近は若い女性でも骨粗しょう症になる方もいらっしゃるようです。日光に含まれているビタミンDが骨の生成に関係があるので、適度に日光に当たるべきだとも言われています。
そうなると「じゃあどうしたら良いの? 」と思いますよね。
解決策は「冷えとり」をしっかり実行しながら、日光に当たることを気にしないことです。シミが出来るのは、紫外線だけが原因ではなく、年齢と共に内臓の毒が溜まっていくのが原因だからです。しっかりと「冷えとり」を実行して内臓の毒が減っていけば、自然にシミが薄くなったり、消えたりするようです。
両目の下に真っ黒なシミ
ポッドキャストのラジオ番組の中でもお話しましたが、30年ほど前でしょうか? 私が「冷えとり」を始めて数年経った頃に、両目の下に真っ黒な大きなシミが出来ました。丁度、用事で叔母の家を訪ねた時でしたので、叔母はビックリして「あんた、汚れているよ」とハンカチで拭いてくれたほどでした。
よくデイゲームの野球の選手が両目の下を黒くしますが、丁度あのような感じでした。その頃は、私はまだ「冷えとり」を十分理解していませんでしたが、父から「それは内臓の毒出しだから、冷えとりをしていれば、そのうちに消える」と聞いていましたので、叔母に「大丈夫。そのうち消えるからね」と言った覚えがあります。
でも、正直なところ「本当に消えるのかな? 」と不安でした。しかし、それから2週間くらい経った頃でしょうか? 何となく鏡を見たら完全に消えていましたので「本当だった」と信じる事が出来ました。(疑い深くてすみません)
今から思うと、黒色は腎臓の色です。目の下は主に消化器の筋だと聞いていますので、消化器が腎臓を攻めて、腎臓の色の黒いシミが出来たのではないか? と思います。腎臓の親は肺ですので、肺が腎臓の毒を貰ってくれたのと、肺は皮膚と密接な関係がありますので、皮膚にシミとして出したのだと思います。
冷えとりでシミが消えた
東洋医学の考えでは「内臓が悪いと色々な症状が出るのだから、内臓を良くしてやれば末端の症状が消える」と言う考えなのです。その内臓を良くするのは「冷えを取って血流を良くして行くこと。そうして、内臓に溜まった老廃物を出して行けば良い」という事なのです。
私のお客様からも「冷えとりをするようになってからシミが消えたわ」とか「もう70歳なのに冷えとりをするようになったらシミが消えて、肌がきれいになって若返ったわ」と嬉しいお話をしてくださる方が何人かいらっしゃいます。
もちろん、個人差がありますので、私は2週間くらいで真っ黒なシミが消えましたが、もっと時間がかかる場合もありますし、逆にもっと短い時間で消える場合もあります。いずれにしましても「冷えとり」に取り組んでいただければ、内臓も良くなり元気にもなりますので良い方向へ行くと思います。
まだコロナ禍ですので、外出も中々出来ないかと思いますが、たまには日焼けを気にせずに、太陽の下で過ごしてみるのも良いのではないでしょうか?
足元を温めるだけなのに、簡単で美容にも良い「冷えとり」をもっと多くの方々に知っていただきたいと思います。