この前の月曜日は「敬老の日」でした。皆さん、お爺様やお婆様に何か感謝を伝えましたか?
私の場合は、周りに該当者がいなくなってしまいましたので、何もなく普段通りに過ごしました。もし、私に子供がいたら今頃は孫がいて、孫から何か嬉しい事をプレゼントされていたかもしれません。同年代の友人を見ると大抵は孫が何人かいるので、皆さん、孫と共に楽しい時を過ごしたと思いますが、いかがでしょうか?
それにしても、いつまでも残暑が厳しくて、蒸し暑い毎日にウンザリしています。
いつものスーパーには早々と「秋の味覚」が並んでいるのですが、まだ夏に食べていた物を買おうと思っていたら店頭から姿を消していたので残念に思っています。
冷えセンサーON
さて、先月後半の事ですが、私が改めて実感したことがありましたのでお話させていただきます。
私は、昔から「歯」が弱くて、66歳の現在はすでに残存歯が残り少なくなっていまして、特に上の歯は前歯2本だけ残っている状態で、有名なアニメに出てくる悪役の「ねずみ男」のようになっています。
歯は腎臓と関係があります。
腎臓は一番「冷え」に弱い臓器ですので、幼少期から「冷えとり」を実行していたならば、もっと歯が丈夫だったと思いますが、私が20歳代前半の時にやっと「冷えとり」が誕生したので悔しい限りです。
その貴重な2本の歯に引っ掛けるような感じで入れ歯を使っているのですが、物を噛むとかなりの力がかかるようで、時々破損します。
その日の前の晩に違和感があったのですが、朝にうっかり歯ごたえのあるフランスパンを食べたところ、真二つに割れてしまいました。
慌てて歯医者さんに連絡を入れて予約を取り受診したのですが、修理が完了するまで待合室で待つように指示され、冷房のきいたところで一時間以上待っていました。
その間に、次々に患者さんが来院されるのですが、皆さん裸足か靴下一枚くらいの方ばかりです。世間的にはそれが当たり前ですよね。
私は真夏でも靴下を26枚履いていますが、歯医者さんでは、玄関で靴を脱いでスリッパに履き替えなければならないので、さっと脱げるように靴下の枚数を14枚くらいに減らして大きめのスニーカーを履いて来院します。
いつもは、診察にかかる時間は短いので、そんなに足が冷えるという感覚は無いのですが、その時は一時間以上待っていたので、段々と足が冷えてくる感覚がありました。
「靴下を14枚履いていても冷える感じがしたのに、他の人は裸足で何ともないの? 」と思ってしまいます。
きっと、世間の方々は「冷え」を感じるセンサーが働かない状態なのでしょうね。
帰宅してすぐに靴下を増やして26枚にしたのですが、しばらくは足が冷たいような感覚でした。私の「冷えセンサー」に感謝です。
夏に冷えとりサボりで、秋に体調を崩す
最近、私と同年代の方々が、病気やケガをして大変な思いをしているという話を聞くたびに「靴下を沢山履くのはメンドクサイけれど、冷えとりを実行していて良かった」とつくづく思います。
この時期は、夏に「冷えとり」をサボっていた方が体調を崩し易い時期でもあります。
先日も、しばらく連絡が無かったお客様から「体調不良」についてのご相談をいただきました。
「この夏は特に暑かったから、靴下を減らしたとか、半身浴を止めてシャワーだけにしたりした方が多いようですが、そうすると段々冷えが溜まって秋になるとドカンと来るのですよ」とお話しましたら「確かにその通りです」とお返事をいただきました。
ドキッとした方は、今からでも遅くありませんので「冷えとり」を強化してくださいね。
深い「毒」が出る腹式呼吸のコツ
秋は主に「肺」の毒が出る時期です。
肺は呼吸器を通じて外に「毒」を出しやすくなっていますので、腹式呼吸などをしながらしっかりと「毒」を出してください。
呼吸は自分でコントロールできますので、やりやすいと思います。
腹式呼吸のコツは、最初に息を吸うのではなく、腹筋を使ってお腹を徐々にへこませながら、口笛を吹くような感じで口をすぼませて息をしっかり吐いてください、限界まで息を吐いたら、吐くのを止めれば自然に空気が入ってきますが、その時は口を閉じて鼻から吸う方が深い呼吸が出来るそうです。これが腹式呼吸のコツです。
深い呼吸をすることも「毒だし」になります。この方法なら、ちょっとした時間にいつでもどこでも簡単にできますから便利です。是非お試しください。肺だけではなく、他の臓器の毒も出るようです。
以前に「私の咳が収まった」とお伝えしましたが、最近はまた良く出るようになりました。
まだまだ「毒」が多い人間なのですね。
ところで「中秋の名月」を皆さんご覧になりましたか? 私は夕方買い物に出た時にいつものスーパーの駐車場でしみじみ見ていました。
何もお供えもせずに、風情がありませんが「貧乏暇なし」と言う事なのでお許しください。「月見饅頭」を買って美味しく食べて終わった日でした。