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【冷えとりQ&A】冷えとりを続けていれば認知症の予防になりますか?足湯は湯たんぽより足湯器の方がいいのではないですか?

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相談内容 あわこ様より

今回は認知症について質問したくてメール致しました。
この病気は加齢によるところが大きいと思うので、発症してしまってから冷え取りで治すのは難しいと思います。
ですが、発症する年齢の20~30年前から冷え取りを続けていたら予防になると思われますか?
もしそうだとしたらさらにやる気が出ます。

あともう一つ、ブログの中で足湯の代わりに湯たんぽでも同等の効果があると書かれてましたが、私の勝手なイメージで、足湯のほうが毒がお湯に溶け出てより良い気がしてしまいます。
そこで、より手軽な電気でお湯を保温する足湯器がいいのでは、と思ったのですが、どうなのでしょうか?
アドバイスいただければうれしいです。

認知症についてですが、確かに高齢になれば認知症を発症することが大なり小なり避けられない事と思います。
以前出版させていただいた「幸せになる医学 女性のためのもっとちゃんと冷えとり生活」(PHP刊)の本の巻末の体験談を読んでいただくとよりご理解いただけると思いますが、長年「冷え」が酷いのをずっとそのままにしておくと、段々脳内の血流が悪くなり、脳細胞に十分に血液が回りませんので、結果的に認知症になり易くなると思います。
出来たら早めに「冷えとり」を実行して頂ければ、酷い認知症にならずに済むのではないか? とは思います。

私の父(進藤義晴)は今年で98歳です。現在は在宅介護で、私の姉と兄の勧めで介護認定を受けています。現在は「要支援2」です。
この歳ですので、かなり耳も遠くなり、目も見えず、認知症も進んでいますが、自力で入浴出来ますし、食事も出来ますので「冷えとり」のお陰かもしれませんね。
介護のお仕事をしている方に言わせると「98歳で要支援2は凄いね。大抵はもっと介護度が上だよ」と言われました。

足湯の件ですが、確かに足を湯に浸けたほうが毒出しは良いと思いますが、足湯の最中にトイレに行く時とか、宅配などの荷物が届いた時の受け取りなどで動かなければならない時には面倒だと思います。

自分が動かなくても誰かが用事を済ませてくれるという方はそれでも良いと思いますが、そうはいかない場合は、湯たんぽの上に足を乗せている方法だと周りもお湯で汚れず、トイレなどにいく時でも靴下を履いたままですので、面倒な事もなく動けると思いますし、寝る時もその湯たんぽの湯を入れ替えるだけで使えますので、経済的だと思います。
それに、この方法でもお湯に浸けるのと同じくらいの効果があるようです。

電気でお湯を温める足湯器に関しては、私が知っている製品は確か5万円前後だったと思います。私にとっては高額です。
今まで聞いている話だと「足湯器を買って、最初の何回かは頑張って使ったけど、お湯が段々汚くなって入れ替える時に重くてけっこう大変だし、面倒だから段々使わなくなって今は使っていない」というのが多かったのです。
せっかく高い製品を買っても勿体ないですよね。

プラスチック製やブリキ製の湯たんぽなら、お近くのホームセンターで1,000円前後で売っていますし、私が販売している陶器製の湯たんぽでも3,000円くらいです。
そう思うと湯たんぽの方が金額的に楽ですし、使い勝手も良いと思いますが、選ぶのはそれぞれですのでご自由にご検討ください。

私の場合は足湯をしません。私は家事と仕事と父の介護を全部一人で行っていますので、足湯をしていると動けません。
余程体調が悪い時は、上記のように湯たんぽを使います。
足湯が出来ませんので、その代わりに靴下を26枚履いています。
ご参考にしていただけましたら有難いです。

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