>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

下痢と便秘の悩み-肛門の痒みは○○が原因

めんげん
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今までで一番大きいとされた超大型台風が日本列島を縦断して行きました。
今回は特に九州地方の南部に大きな被害をもたらしました。その他の地域も被害を被っておられると思います。

被害に遭われた方々には、心からお見舞いを申し上げます。一日も早く復興され、元の生活に戻れますように陰ながらお祈りしています。

大型台風が過ぎ去った後の夜には、急激に気温が下がりました。私の住んでいる愛知県は、火曜日の夜にかなり気温が下がり、私のように寒さが好きな人間でもあまりの変化に驚いたくらいです。

こんなに急激に気温が下がると体調不良を起こしがちですが、常日頃しっかりと「冷えとり」に取り組んでいると、そんなに影響は無いようで、有難い限りです。

肛門の痒みは、腎臓が原因

さて、テレビを見ていた時に、ある製薬会社のCMで「肛門の痒みには・・・」と言うのが流れていました。何となく「肛門の痒みで困っている方が多いのかな? 売れないと商品を作らないだろうから、多いのだろうな」とぼんやり思っていました。

私もかなり昔に「痒ければ掻け!」という「冷えとり」の教えに従って、搔いていた時期がありました。掻き毟って血や汁が出て大変でしたが、幸い、デリケートゾーンの痒みより軽く、短期間で終わりました。

肛門の症状と言いますと、すぐに思い浮かべるのは“痔”だと思います。

細かく言いますと“イボ痔”は主に腎臓が関係しているようですし、“切れ痔”は主に肺が関係しているようです。

腎臓の毒は、肺が助けてくれます。腎臓の毒が肺の腑である大腸へ行き、直腸も大腸の一部と考えて、その末端の肛門に出るようです。

五行説

そう思うと、痒いというのも同じように腎臓と肺が関係していると考えられます。

肺は皮膚と密接な関係がありますから、体(内臓)から「肛門の皮膚が痒いので、掻いて毒を出してください」とサインが送られてきたと考えて下さい。

確か“脱肛”という症状も“イボ痔”と同じように腎臓が関係しているとの事でした。

ご存知のように、腎臓は一番「冷え」に弱い臓器ですので、しっかりと「冷えとり」を実行すれば腎臓が徐々に元気になり、その結果、肛門の色々な症状も良くなって行くと考えられます。

下痢は、わざと出したほうがスッキリする

それから、テレビで「下痢止め」や「軟便」「便秘」を治すという薬のCMも見かけます。

私が父から教わった事ですが「便が柔らかくても、水のような便でも、自分で排泄したいという意識があり、トイレに行くのが間に合う状態の場合は下痢とは言わない。例えば、自分で予期せぬ時(笑ったり、くしゃみをしたり、物を持ち上げようとお腹に力を入れたりなど)に無意識に出てしまうのが本当の下痢なのだ」との事でした。

でも、どちらにしても「毒出し」には変わりはありません。特に下痢は深い毒が出ているので、心配しないでしっかりと出した方が良いですね。

下痢の時には「水などを沢山飲んで、わざと出した方が早く体がスッキリする」と言われたので、私自身で試してみたことがありますが、本当にスッキリしたという感覚がありました。毒出しがスムーズに行われたので体が喜んでいたという事ですね。

よく「下痢をすると脱水症状になる」とも言われていますので、しっかり水分補給をするのは良い方法だと思います。

「冷えとり」の考えでは「どのような症状でも出る物は何でも毒(ゴミ)」ですから、心配せずにしっかりと出すようにしてください。ゴミを溜めていても良いことはありませんものね。

スッキリ出せれば、毎日出なくても便秘ではない

ところで、下痢とは逆の便秘の場合は「冷えで大腸の毛細血管の血流が悪くなって、大腸の動きが悪くなり、排泄がスムーズにいかないのが原因」との事です。

私個人の場合は、毎朝、薄めに淹れたコーヒーを2~3杯飲みます。そうすると便通が良くなり、排泄の後もスッキリと気持ちよく出せますが、大抵は軟便です。
世間で言う「バナナみたいな太いもの」ではありません。

以前、父が「形はどうでも良いのだ。肝心なのは出した後にスッキリしているかどうか? なのだ。それと、毎日排便があってもスッキリしないのは便秘と同じで、逆に2~3日出なくても出た時にスッキリしたら便秘ではないのだ」と言っていました。

そう思うと「毎日出ない」とカリカリせずに済みますね。カリカリすると、頭に血が昇って足元が冷えますし、心の毒(冷え)が溜まりますから良くないです。

いずれにしても、しっかりと足元を温めて血流を良くすることが一番大切ですから、基本の靴下の重ね履き、半身浴、就寝時の湯たんぽの使用など「冷えとり」を強化して下さい。徐々に良い方へ変わってくると思います。

でも、どうしてもご本人さんもご家族も不安が強いようでしたら、速やかに病院を受診してください。強い不安を抱えたままですと却って「心の毒(冷え)」を溜める事になりますので、何事も柔軟に対応していただきたいと思います。

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