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どうします? インフルエンザのワクチン接種

インフルエンザ 冷えとりライフ
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この時期になると、色々な方から「冷えとりをしていればインフルエンザのワクチンは打たなくても大丈夫なのでしょうか?」と言うお問い合わせをいただきます。

正直なところ、私は打っていません。確か小学校や中学校の時は、半強制で打たされた覚えはありますが、大人になってからは記憶がありません。

もし、インフルエンザや風邪にかかっても、いつもより沢山靴下を履いて、いつもより長く半身浴をして、湯たんぽを余分に入れて、絶食をして寝ていればそんなに心配しなくても良くなります。(水分補給は忘れずに)

インフルエンザで食欲が落ちる理由

大体、こういう時は食欲が落ちます。それは、食べ物を消化する時はかなりのエネルギーが使われるというのが関係しているそうです。体の中で、せっかく免疫細胞が、インフルエンザなどのウイルスや細菌と闘っているのに、食べ物を食べたらそちらの方にエネルギーが取られるので、余計に回復に時間がかかるそうです。

例えば、戦場で敵と戦っている時に、兵隊を半分他のところへ移動させたら兵力が落ちて負けてしまいます。それと同じことです。

昔(日本では主に戦前)は、一般的に庶民は貧しい人の方が多く、食うや食わずと言う状態が多かったのです。そういう状態で、常に栄養不足だったために、抵抗力が弱く「風邪を引いたら栄養を摂らなければいけない」と言われました。しかし、現代は飽食の時代ですので、却ってそういう時は食べないで消化器を休ませた方が良いのです。

風邪の時こそ、半身浴

風邪の症状は一つの「毒出し」には変わりはないので、逆に「毒出しが出来て良かった」と思っていただきたいです。熱が出るのは、体の芯の冷えを出してくれているのですから、無理に解熱剤などで下げずに半身浴で体をしっかりと温めてください。「冷え」がある程度取れれば、体が納得して熱が自然に下がってきます。

常日頃から、しっかり「冷えとり」をしていれば、熱が出てもそんなに重症にならずに済んだりもします。

よく「風邪を引いたらお風呂に入るな」と言われますが、昔は殆どの家にはお風呂が無く、銭湯に行くのが当たり前でした。銭湯に入って温まった後は、裸足で帰る方がほとんどでしたので「湯冷め」をしてしまい、余計に具合が悪くなったのです。

現在は、殆どの家にお風呂がありますので「湯冷め」の心配が少ないと思います。しっかりと温まったら靴下をいつもより沢山履いて足元を温めてください。

私は「お風呂が病院」と思って入っています。風邪やインフルエンザは乾燥と冷えを好みます。お風呂はその逆ですから有効です。

心の冷えが溜まらないように、臨機応変に対応

ただ、職場や学校などで「ワクチンを接種して貰わないと困ります」と言われたり、ご家族が心配される場合は、黙って接種してください。その時に、心の中で「冷える成分だけ体を素通りしてください」と思っていれば良いですし、その日の夜はしっかり半身浴をして、湯たんぽを入れて寝れば大丈夫です。

そういう時に「私は冷えとりをしているから、意地でも受けません」と言うと、喧嘩になったり、色々と誤解されたり、ぎくしゃくすることになります。何事も臨機応変が大切ですし、相手の気持ちを考える事も「冷えとり」の理念の一つである「他人本位」(相手の立場に立って考える)になります。

冷えとりで根本治療

「冷えとりでwithコロナ」でも書きましたが、しっかりと「冷え」をとって体の免疫力を高めていれば、インフルエンザも風邪も重症化にはならないと思います。

「冷えとり」でwithコロナ?
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ワクチンもせっかく接種しても、効かない事が多々あると聞きました。インフルエンザには型があります。その年に流行っている型に合わないと効かないようです。
それならば、まず自分の免疫を強くする方が余程合理的だと思いませんか? これなら、どんな型でも関係ありません。

風邪薬も単なる症状抑えですので、それよりもしっかりと「冷えとり」をした方が根本治癒になります。

自分の会社の薬は怖い?

私が子供の頃、父がまだ病院に勤めていた現役の耳鼻咽喉科医の時の事です。(その時はまだ東洋医学にはご縁がありませんでした)

病院には製薬会社から営業マンが良く訪れます。ある営業マンが「風邪を引いたので風邪薬を飲んでいるのだけれど、自分の会社の薬は怖いから他の会社の薬を飲んでいます」と言っていたそうです。

父が「他の会社の奴は、その会社の薬を飲んでいたりしてね。笑っちゃうけどそんなもんだ」と話していました。

毎日のように騒いでいる「新型コロナウイルス」の終息の目途も経っていないのですから、余計に「冷えとり」を強化して過ごすようにしてくださいね。

これからは徐々に寒くなりますので、より実行しやすくなります。
足元を温めて元気に乗り切りましょう。

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