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【冷えとりQ&A】全体的に体の左側に出ているなという感じですが、なにか違いがあるのでしょうか?

冷えとりQ&A 鎖骨
この記事は約4分で読めます。

相談内容 MM様より

はじめまして。
冷え取りの手引書(ピンクの本)を11月に拝見した20代です。

もともと中国鍼灸に通っていて、だるくなってはよくなるということを経験しており東洋的な治し方に興味がありましたので、試しに寝るときに湯たんぽを使うようにして1週間くらいすると、朝起きて鼻がむずむずするので鼻をかむと、経血のようなドロッとした塊が出てきました。左側の鼻です。

口からは寝ていたため後鼻漏のような血の混じったものが出てきました。
本に鼻血は脳の毒だしとあったので来たか? !と思っていました。(脳というか心の毒が多い気がしています)

今日朝起きると口に多少唾液か後鼻漏のようなものがたまってたので、うがいで出すと血が混じっていたため、鼻をかんでみると案の定鼻血でした。こちらは右側です。
いずれも垂れてくるほどの鼻血ではなくかむと出てきて5分もせずに済みます。

始めてから思えば、歯が痛くてとくに左側の歯がときたまジンジンしました。
なぜかぶつかっていないのに、右手薬指の手の甲が切れてかさぶたになることも続いてます。
目の周りや頬骨、後頭部耳裏横のあたりが痛くなったりグワーッと頭痛になりますが、主に左側です。
毒だしなのでしょうか。

頭痛が来ては視力が悪くなっている気がします。左目のみ。
左胸がズキっとしたり左側の股関節周りの下腹部がころころ変な感じもしたりします。
全体的に体の左側に出ているなという感じですが、なにか違いがあるのでしょうか?

靴下も取り入れてみていますが、今のところねるときの湯たんぽが効果が高いと感じています。
頭寒足熱を心がけていきたいと思います。

こんにちは。初めまして。
「冷えとり」の興味をもっていただきありがとうございます。

さて、ご質問の件ですが、元々「冷え」が強くて腎臓の毒が多いと思います。
腎臓は一番「冷え」に弱い臓器ですし、腎臓が悪いとスタミナが無くなるので疲れやすくなります。
それで体が怠くなっていたと思います。

鍼灸やマッサージなどの施術を受けた時はある程度は「毒」が減りますので、その時は楽になりますが、足元を温めていないので、また徐々に「冷え」が溜まり、また元に戻るようです。

湯たんぽを使うようになり、今までよりは少し「冷え」が取れてきたので鼻や口から血が出るという形で「毒」を出したのだと思います。

腎臓は歯と密接な関係がありますので、歯痛になったと思います。

元々貴女は肝臓と腎臓、消化器が悪いと思います。
腎臓の毒は心臓を攻め、心臓は肺を攻めます。肺は肝臓を攻め、肝臓は消化器(膵臓・脾臓)を攻めます。消化器は腎臓を攻めます。

五行説

消化器と腎臓の毒が多いと鼻に支障をきたしますし、特に白砂糖が多い甘いものをたくさん食べると消化器の毒が多くなり、炎症を引き起こしますので「ドロドロ」の鼻水が出たと思います。

血が混じっていたのは、腎臓の毒だしですし、肝臓と腎臓の毒が多いと脳や婦人科(男性なら前立腺や睾丸など)に支障をきたし易くなります。

主に左側に症状が出るのは消化器と心臓が関係しています。消化器の毒は心臓が貰ってくれます。

鎖骨や股関節は消化器の毒が出るところです。

右の薬指の手の甲は肝臓の毒が出ています。左でも右でも薬指は肝臓の指です。

肺は皮膚と密接な関係にありますので、手の甲の皮膚に出ていると思います。

目の周りは主に婦人科の毒が出ています。

肝臓や脳は目と関係がありますので、視力との関係もその毒も出ていると思いますが、近視の場合は主に消化器の毒が出ています。

頭痛は、足元が冷えていて脳の血流が不足していると起きやすいようですので、しっかりと足元を温めるようにしていけば徐々に改善されますが、後頭部耳裏横辺りは消化器の毒が出るところのようです。

左胸の痛みは乳房なら婦人科の毒だしですし、そうでないなら心臓の毒だしだと思います。

「心の毒」と言うのは、人それぞれですので分かりませんが、私の持論ですが「順風満帆は人生などありえない」と思っていますし「人生には苦労が付き物、苦労があるから自分を磨くことが出来る」と思っていますし「冷えとり」の基本理念である「自分本位を捨てて他人本位に考える」という事を軸に俯瞰して自分を見るようにしていくと、自分の反省点が分かって「修正しよう」と努力するようになります。
少しずつそうしていくうちに周りとの関係も上手くいくようになると思います。

足元を温めていると気持ちが落ち着いて周りを冷静に見ることが出来るようです。

いずれにしても、今後しっかりと「冷えとり」を実行していけば色々な事が改善されると思います。
よろしければ私のブログやQ&Aなど参考にしてください。

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