>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

肝臓の悪い人は台風が苦手?

季節の冷えとり
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先日、愛知県瀬戸市出身の将棋の棋士、藤井聡太さんが最年少で見事に三冠達成なさいました。おめでとうございます。

最近の愛知県にはあまり明るいニュースが無かったものですから、嬉しいニュースでした。

私は将棋についての知識は全くありませんので、どれだけ凄い事なのか? 良く分かりませんが、愛知県民として今後の彼の活躍を陰ながら応援させて頂きたいと思います。

肝臓の悪い人は風が苦手

さて、気温が徐々に下がり、やっと秋らしくなってきたと思って喜んでいましたら、昨日はまた夏のように暑い日になりました。もうエアコンは要らないかな? と思っていましたが、猫も暑そうなのでスイッチを入れました。

暑いのは、大型台風が近づいているのが一因かもしれませんね。もっと日本に近づいて来た時には熱帯低気圧になっているそうですが、被害が出なければ良いですね。

少し面白い話ですが、秋は肺・大腸(腑)の毒出しの時期との事です。陰陽五行説によると肺・大腸は肝臓・胆嚢(腑)を攻めますので、肝臓の悪い人は、特にこの時期の台風時の強い風が苦手という事になるらしいです。(個人差があります)

五行説

その理由は、肺・大腸の性質は「金」(金属)で、肝臓・胆嚢の性質は「木」とされています。木の枝や葉を切るハサミや幹を切り倒すノコギリは金属で出来ていますので、肝臓・胆嚢は肺・大腸から攻められるとされているようです。

秋は、どちらかと言いますと強力な台風が多く発生する時期ですし、日本を襲来することが多いですが、台風が来ると強風が木の葉を散らしたり、枝を折ったり、根元から倒してしまう事もあります。

要するに、肝臓・胆嚢の性質である「木」が痛めつけられるという事になりますので、どちらかと言いますと風が苦手という事になり易いようです。

肝臓の悪い主人は扇風機が嫌い

良い例が、我が主人は肝臓が悪いので、扇風機やサーキュレーターの風が苦手です。寒い時に暖房を入れると部屋の上の方だけ温かくなってしまうので、どうしても足元が寒くなります。私は部屋の空気をかき回して、足元を温かくして「頭寒足熱」にしたいのですが、主人が嫌がりますので、仕方なくそのままにしています。

そういう状態ですと、部屋の上の方ばかりが温かくなり、足元が寒くて辛いという状態になります。しかしご存知のように、年がら年中靴下を26枚履いている私は、そんなにダメージを受けなくて済みます。有難いです。

「足元が寒くて辛い」と言う方は、もっと靴下を沢山履いて下さい。そうすると上半身が薄着でも寒くなくなり「頭寒足熱」状態になれます。それに、寒さも辛くなくなりますし「冷えとり」的にも良いですよ。

消化器の悪い私は風が好き、な理由

主人は扇風機の風を嫌いますが、逆に私の場合は、昔から何故か扇風機の風にあたるのが好きでした。子供の頃から「寝る時に扇風機をかけっぱなしで寝ると駄目」と親から言われても、好きでしたのでこっそりかけっぱなしで寝ていました。それにしても「どうして扇風機の風に当たるのが好きなのだろうか? 」と疑問に思っていました。元々私は消化器が悪いのですが、先ほどの陰陽五行説では、消化器は「土」の性格となります。

肝臓は「木」ですから「土」から養分を摂ってしまいますので、消化器は肝臓に攻められるという事になります。

先ほどの考えからすると「風に当たると肝臓が風を嫌がり、攻めが緩むので消化器が喜ぶのではないか? 」と思っています。(私個人の見解です)

消化器の悪い私が「秋が好き」というのは「湿気に弱いので乾燥する秋が好き」というだけではなく、風にも関係していて、上記のような各内臓との兼ね合いがあったのだという事が、勉強して初めて分かりました。そう考えると面白いですね。こういう事を考えた昔の人は凄いといつも思います。

とは言え、それぞれ人によって各内臓との絡みが違いますので、全部の人が同じというわけではありません。本当に人それぞれですので、あまり深刻に考えずに上記の事は、ほんの一例として頭の片隅に何かの話題程度に置いておいてください。

これから、ますます秋が深まってきます。いよいよ私の好きな季節到来。嬉しい限りですが、相変わらず「毒出し」が続いていて頑張っています。

気温が下がってきたら、上半身よりも足元を今よりもっと温める事が一番大切な事です。気温が下がって来た時ほど「冷えとり」強化でお元気にお過ごしください。

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