相談内容 ままたん様より
靴下:3枚(これ以上履くと夜中に脱ぎ捨てたい衝動に駆られてしまいます。。。)
半身浴:足湯を4時間程(在宅勤務のため足湯し放題です)
当方は幼少時からアトピーがあり、手湿疹などに悩まされてきました。
ただいま52歳なのですが、ことしの2月からアトピーが噴出し冷え取りをはじめました。
半身浴は、皮膚を濡らすとかゆみが増すため濡らさないようにしています。
保湿のみ、ステロイドは停止してます。
ご相談ですが、私は体感としては手の冷えが非常に強く、冬は手袋をしてデスクワークをしてますが、それでも冷たいです。
こういった場合は手はあたためないでいいのでしょうか?
幸恵さんも毒だしが皮膚にくるとのことで、大変参考にさせていただいています。
日々掻きまくる・・それしかできないのは悲しいですが、掻くわたしっていうものに慣れてきております。 痒いのは非常事態!みたいに思うと猶更精神的に病みます。
最近は乳首からも汁がでて、女性として悲しい限りです。
あと冷えとりはじめてから生理が月に二度来ました。
出血してだしてくれてるのかなと思い嬉しくなりました。
個人で毒だしの仕方は違うと思いますが、皮膚からでるのは勘弁してもらいたいなーと常々おもっています。
毒だしの経路は、一生変わらないものでしょうか?
そもそも、毒は食物から一番多く入り込んでくるのでしょうか?
心の冷えとは、簡単に言えば本人の性格が悪い(笑)ということになりますか?
冷え取りの観点から見て、断食はどうお考えでしょうか?
アトピー性皮膚炎や湿疹などの皮膚にでる症状は主に肺の毒出しですが、元々は腎臓の毒を肺が貰ってくれて、外と繋がっている皮膚に出しています。
皮膚から出る毒は「水」によく溶けるので、お風呂の中で掻くとか、掻いた後でも掻いた後でなくても湿らせた布(破れたシルクの靴下とか肌着を使ってください)で擦ったり当てたりするとより毒が出て楽になってきます。
半身浴の時にしっかりと湯に浸けて搔くべきです。痒みが増すと言いますが、それは半身浴で血行が良くなってくるという事と皮膚からの毒が湯に浸かって出やすくなって「もっとしっかり掻いて出してください」という体からのサインです。
辛くてもそれを乗り越えれば徐々に楽になってきます。
私のブログを読んでいただいているのでしたら、私が毎日お湯の中で掻き毟っていて徐々に良くなってきたと書いているのをお読みだと思いますし、まだでしたら読んでください。
確かに痒いのは辛いですが、内臓の毒が出てくれているのなら良かったと思いませんか?
靴下を沢山履くと夜中に脱いでしまうのは、上半身を厚着にしていたり、一枚でも長袖を着ているからだと思います。
半袖などにして手首を出すようにしてください。本にも書きましたが、手首は上半身の一番上ですので冷やした方が良いのです。
手が冷たいのはもっと「冷え」が抜けてくれば暖かくなりますし、手首より上になりますから冷やした方が良いのです。
私も、乳首から汁が出た事もあります。自分で「乳がんの毒出しかな? 良かった。毒が出ているのだから乳がんにならなくて済む」と思っていました。そのうちに収まりました。
毒が出たのですから悲しくはありませんでしたが「毒が出ているのに貴女が悲しく思うのはどうしてだろう? 」と思います。
生理が月2回来たのは「冷えとり」をして毒を出す力が少しついてきたので、婦人科の毒(肝臓・腎臓)が出るようになったのです。
乳首からの汁も婦人科の毒出しです。
毒出しは、人それぞれで症状が違いますし、今後、今以外の色々な形の症状で出る事があります。
食べ物も関係ありますが、それよりも日々足元を冷やしている方が「毒」になりますし、精神的にメソメソ、クヨクヨしていると毒が溜まりやすくなります。
断食は、空腹の方が消化器の「毒」がよく出るのですが、こだわることはないと思います。
食べ過ぎたと思ったら一食抜かすとかくらいにすれば良いと思います。
世間でよくある「断食道場」も一時的に多少は効果はあると思いますが、無理にすることはないと思います。(あくまで私の考えです)
こちらの考えは「頭寒足熱」が一番ですから、足元を温める事が一番大切です。
心の「冷え」は主に自分が有利になる事だけを考え、自分の感情に任せて行動する「自分本位」という事です。
「冷えとり」の基本理念はその逆で「他人本位」に考えるという事です。
各内臓と性格の関りがありますので、本や私のブログを読んでみてください。
まだ「冷えとり」を始めて間もないようですが、これからも続けて頂けると嬉しく思います。
冷えとりに関するご質問は、以下のフォームから受け付けております。