長い連休が終わりましたが、皆様はどこかにお出かけになりましたか?
私は、二回だけ友人と近くの町の美術館へ出かけただけで、後は主人と猫たちの世話で終わってしまい予想通りでした。
中には、連休中もお仕事をしておられた方もいらっしゃると思います。お疲れ様でした。
お休みの方とお仕事の方と、それぞれがそれぞれの役目をはたしているから世の中が回っていくのですよね。
よく「人の役に立つ仕事をしたい」と言う方がいらっしゃいますが、それはどういう意味なのでしょうか?
私は「どのようなお仕事も全部人の役に立っているのだから何でも良いのではないですか? 」と答えたいと思いますが、皆様はどのように思われますか?
夏は汗で毒を出す
さて、先日の日曜日(5月5日)は「こどもの日」ですが「立夏」と言って暦の上では「夏が始まります」と言う日です。
夏は主に心臓の毒だしが盛んになる季節です。
心臓の毒は、汗で出ることが多いので、暑くなってきたらしっかりと汗をかいて毒を出すようにしてください。
サラサラの汗でも、じっとりの汗でも、色付きでも何でも構いません。出る汗は全て出すようにしてください。
半身浴をすると汗を沢山かきますが、それで良いのです。お風呂で温まるので、頭からつま先までしっかりと汗が出るのですから、お風呂は毒だしに有効だと思います。
お湯に浸かっている部分は目には見えませんが、湯の中ではしっかり汗が出ていますので、上半身に沢山出ていなくても大丈夫です。
臭い汗は毒が出ている証拠
これからの季節は「汗が臭い」と言う事で悩むことも多いと思いますが、それはまだ毒が多いから臭いのです。しっかりと「冷えとり」をして毒が減って行けば徐々に臭くなくなります。
20年ほど前の事ですが、私の首の後ろから肩甲骨にかけての辺りに出る汗がとても臭くなりました。
公共交通機関を利用する時などは周りが気になって、外出時には制汗剤などで汗の臭いを誤魔化していた時期がしばらく続きました。
ちなみに、この臭い汗が出た場所は主に婦人科(子宮・卵巣などで男性の場合は睾丸や前立腺など)の毒が出るところです。
私は若い頃は生理痛が酷い方でした。生理の時には、この場所がいつも熱を持ち、重ダルイ感じでしたので、酷い時はいつも保冷剤などで冷やしていました。冷やすと楽になったのです。
その後で「冷えとり」が誕生して実行するようになったのですが、後ろ首のダルさはすぐには改善されずにいました。
その頃は、まだ「冷えとり」を全く理解できず、やり方も中途半端で、靴下も3枚くらいしか履いていませんでしたし、半身浴の時間も短く、湯たんぽもほとんど使っていませんでしたので、中々結果が出なかったと思います。
でも、そのうちに徐々に「冷えとり」を強化するようになって気にならなくなり、生理痛も楽になって喜んでいたのですが、急に着ているTシャツの後ろ首の付け根あたりの汗が臭くて気になるようになったのです。
よく「冷えとりを続けていくと、段々毒を出す力が強くなってきて、今まで出せなかった奥の毒が出るようになる」と言いますが、今から思うとその通りだったようですね。
最初は焦りましたが、臭い汗は徐々に臭いが減って行き、翌年の夏にはそれほど気にならなくなりました。それだけ、奥の毒が減ったのだと思います。
今ではすっかり臭いが無くなりました。汗の臭いで悩んでいる方は、焦らずにしっかりと「冷えとり」を続けていってください。
夏でも足元は冷えている
私の場合は婦人科(肝臓・腎臓が関係)の毒が沢山出ましたが、それだけではなく各内臓の毒も汗と言う形で出ています。
もちろん、心臓の毒も出ているのですから、喜んで出すようにしてください。
これから暑くなってくると、靴下の枚数を減らしたり、半身浴の時間を短くしたり、湯たんぽの使用を止めてしまったりする方が多くなりますが、真夏でも内臓の位置は変わりません。
毎日一日中動いている一番の発熱機関である心臓やその他の内臓は上半身にあり、足元にはありません。その各内臓から一番遠い足元は夏でも冷えているという事になりますので、血流を良くするために、その温度差を無くす必要があります。
その為に、いつでも足元をしっかりと温めるという事を忘れないでください。
血流が良くなると「毒だし」も盛んになり、夏も楽に過ごせるようになります。
「靴下を沢山履くと締め付けられて血流が悪くなる」と思う人もいますが、そんなことはありません。私は真夏でも靴下を26枚履いていますが、車の運転も出来ますし、元気に歩いて過ごしています。
66歳になりました
私事ですが、先日誕生日を迎えまして満66歳になりました。
歳ばかりとっても相変わらず未熟者で役立たずですが、人生の折り返し地点をとっくに過ぎてしまい、残された時間も少なくなっていますので、もっと人間を磨いていかなければいけないと気ばかり焦っている今日この頃です。それにしても人生早いものですね。