もう今年もあと数日で終わりますね。毎年思う事ですが、月日の経つのは早いものですね。
先週の土曜日は丁度クリスマスイブでした。
私が住んでいる名古屋市近郊では、そんなに雪が降らない地域ですが、その日は朝から雪が降り始め、いつの間にか10cmくらい積もりました。
大抵は、この時期はこんなには降らなくて、降る時期はもっと遅くて1月下旬か2月くらいなのです。今年は早いので驚きました。
有難いことに、お昼くらいの時間には降りやんでくれて、午後になったら道路の上の雪はかなり溶けていたので、車の運転に支障はありませんでした。
雪国の方々から見れば「羨ましい」と思われると思います。
でも「やっぱり雪景色はきれいだな」と喜んでいましたが、雪国にお住いの方々から「アンタ、住んでいないからそんなことが言えるのよ!」と怒られそうです。
確かに今回の寒波は、北海道や東北地方、北陸地方などの豪雪地帯に大きな被害をもたらしていますよね。豪雪の被害で困っている地域も大変だと思います。すみません。
化繊を直接着るのは自殺行為
さて、この時期になると、いつもよりも色々なお客様からご注文をいただく事が多いのですが、先日の事、しばらく「冷えとり」から遠ざかっておられた方からお問い合わせのお電話をいただきました。
「最近寒いから、暖かそうなフリースの長袖のパジャマを買ってきて、それを着て寝たら夜中に寝苦しくなって目が覚めて、その後眠れなくなった。その時に貴女のお父様が書かれた本の中で『化繊を直接肌に着るのは自殺行為と同じだ』と書かれていたのを思い出して、やっぱり化繊はいけないとやっと分かった。何でも経験しないと駄目ね」
「それでシルクの肌着を着た方が良いと思ってね。送ってくれない? 」との事でした。
私にとっては「お買い上げ有難うございます」という事ですので喜んで送らせて頂きました。
しかし「コットン100%のパジャマをお持ちですか? 出来たらパジャマを変えた方が良いのではないでしょうか? 」ともお話しました。
「せっかく買った新しいパジャマだから着たい。肌にシルクの肌着を着れば大丈夫でしょ? 」との事。
「出来たら変えたほうが良いと思います。でも、どうしても着たいのなら手首を捲って手首を出すようにすればまだ良いと思います。靴下を沢山履いて湯たんぽを入れればもっと良くなりますよ」
「そうね、靴下は前に買ったのが沢山あるから履くわ」
夜中は毒がよく出る時間
私も昔「冷えとり」を始めた頃にフリースのジャケットを買って着ていましたが、そのうちに着なくなりました。
ジャケットはまだ一番上に着るし、短時間ですので何とかなると思いますが、夜寝る時、特に夜中は毒がよく出る時間ですし、化繊は天然繊維と違って毒を外に出してくれません。それに、パジャマは肌に近く長袖は手首を覆ってしまうのですから「冷えとり」的には良くない条件が揃っていると考えられます。
肌に着けるものは、天然繊維を使うように気を付けてくださいね。シルクが無ければコットンでも大丈夫です。
この時期は、冬ですので主に腎臓の毒がよく出る時期です。
もしかしたら、体が「このままだと駄目だよ」と教えてくれて「冷えとり」を思い出させる為に今回のような事になったのかもしれません。
喉の不調を訴えておられましたので、もう一度しっかりと「冷えとり」に取り組んでお元気になっていただきたいものです。
今年も色々な事がありました
世界的な事では、ロシアが隣国のウクライナに軍事進攻したことが一番悪いニュースでした。今でもまだ戦争が続いています。来年こそはコロナもそうですが、完全に終わって欲しいと思います。
私個人の事では、身内の高齢な叔母2人(90歳代と80歳代)が同じ月に相次いで亡くなりました。父の兄弟姉妹は全部亡くなり、一番高齢な父(99歳)だけが残ってしまいました。
その他に、お世話になった方が2人逝去なさいました。お一人は以前ブログでお話しました60歳代半ばの方で、もうお一人は70歳前半の方が今月お亡くなりになりました。どちらも癌でした。人間の寿命は分からないものですね。
逆に良い事は、先日改訂版の本を出版させて頂けた事が一番です。ご尽力いただいた方々には感謝しかありません。
本を通して、より多くの方々に「冷えとり」を知っていただくきっかけになれれば嬉しい限りです。寒い冬ですので余計に取り組みやすいのではないかと思います。
今年は久しぶりに制限の無い世界が戻ってきました。帰省や旅行など色々な計画を立てておられると思いますが、しっかりと足元を温める事だけは忘れずにお元気に楽しんできてください。
今年一年お読みいただき有難うございました。来年も頑張りますのでよろしくお願いいたします。
皆様良いお年をお迎えください。