相談内容 MM様より
汗をかくことができません。
冷えとり歴は6年くらいです。アトピー性皮膚炎を持っています。
半身浴は38度のお湯に1時間ほどおへその上あたりのお湯の量で入浴しています。
就寝時は湯たんぽを使用しています。
普段から汗を全くかきません。
朝30分ほどのランニングやサイクリングを行っても出ません。
現在の毒だし状況と致しましては下半身(お尻 お股 太もも)の痒みがすごいです。
入浴時にはもう掻き続けて出血や垢がたくさん出ます。
このような痒みと汗をかかないことはなにか繋がりがありますでしょうか、
また汗をかきやすくするためにできることはありますでしょうか、アドバイスを頂けましたら幸いです。
汗をかかないのは、まだ体の「冷え」が強いからだと思います。
靴下は何枚履いておられますか? 大抵の方は6枚程度でも「沢山履いています」と仰いますが、世間的には多くてもこちらからすれば「少ない」と思います。
よく、他の「冷えとりの会」の方々と「10枚くらいで変わってくるものがあるね」と話しています。
ちなみに私は一年中(真夏でも)26枚、ズボン下は4枚履いています。今朝は何となく頭痛がしまして、体調が悪かったのですが、靴下26枚履いていても足が冷たく感じました。
仲間の一人で、かなり「冷え」が強い人がいました。
体調がいつも悪くて大変だったそうですが「冷えとり」を実践するようになって元気になりました。
彼女も全然汗をかけない人でした。
靴下は20枚くらいは履いていたと思います。湯たんぽも「一個では寒くて寝られない」との事で、4個入れていたそうです。
10年くらい「冷えとり」を実践して、ある時私のところに彼女から「最近、ものすごく汗をかくようになったのよ。嬉しい」と電話がありました。
それと同時に湯たんぽの数が少し減ったそうです。私は「それだけ冷えが取れたんだね。良かったね」とお話した記憶があります。
彼女も「半身浴を長くしていても汗をかかない」と心配していましたが「心配いらない。それは間違いで、お湯に浸かっている部分で汗をかいていると思う。お湯の中なので目に見えないだけだよ」と話をしましたら「そうなの? 安心した」と喜んでいました。
貴女もお湯に浸かっている部分からは汗をかいていると思います。
半身浴のお湯の温度ですが「38度」にこだわることはありません。季節や住んでいる地域によって条件が違ってきますので、自分が長く入っていられる気持ちの良い温度で大丈夫です。
本には38度とありますが、最初に父(進藤義晴)が出した本には温度は書いていませんでしたが、読者から出版社に問い合わせが相次いだので、出版社の方から「お湯の温度を明記して欲しい」と言われたからだそうです。
ですから、私は温度を計った事はありません。自分の感覚で気持ち良い温度にしています。
出る時に、温度を熱くしてから出ます。そうするとポカポカと温かさがより続くからです。
痒みと汗をかかない事は関係ないと思います。
私は最近のブログにも書きましたが、ずっと痒みと闘っていますが、汗を沢山かくほうです。
貴女の痒みの酷い箇所は婦人科の毒出しだと思います。
アトピー性皮膚炎は、元は腎臓の毒だそうです。腎臓の毒は肺が引き受けてくれます。
腎臓は一番「冷え」に弱い臓器ですので、しっかりと「冷えとり」を強化しながら痒い時に掻いていけば改善されると思います。
これからも「冷えとり」を強化して頑張って下さい。
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