>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

人に言えない悩み-女性に多い尿漏れの理由とは

尿漏れ めんげん
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テレビのコマーシャルは一日に何回も目にしますが、ここ10年くらい増えたのが「尿漏れパット」のコマーシャルのような気がします。(あくまで私個人の見解です)

尿失禁パンツが売れている

コマーシャルをするという事は、需要があるから企業がそういう製品を次々に生産して販売しているという事ですよね。それだけ、尿漏れで困っている方が多いという事にもなります。

数年前、いつも肌着の仕入れでお世話になっている名古屋市内の問屋さんにお邪魔した時の事です。肌着のフロアの一部でいわゆる「失禁パンツ」のコーナーが目立つところにありました。私はただぼんやりと「介護用品を必要とする方が買いに来るのだろうな? 」と眺めていましたら、定員さんが「いかがですか? 今けっこう売れていますよ」と声をかけてきました。

「いやいや私のお客様には必要ないですから、すみません。ところで、こういう商品は介護用品のお店の方とか、介護施設の方とかが主に買いに来られるのですか? 」と尋ねましたら「そういう方もいらっしゃいますが、最近は個人経営の化粧品店の方がけっこう多いです」との事でした。

化粧品と何の関係があるのだろう? と思い尋ねましたら「個人の化粧品店さんは、化粧品だけではなく、洋服とか肌着とかも販売しているお店が多いのです。最近はご高齢の方だけではなく、30代、40代の若い女性も尿失禁で必要だからと購入なさる方が多いらしいのです。若い方は介護用品のお店で買うのは何となく恥ずかしいから、行きつけのお店で化粧品を買うついでに一緒に購入なさる方がいらっしゃるそうですよ」との事でした。

尿もれの原因は「甘い物」

かく言う私も30年ほど前ですが「尿漏れ」に悩んだことがありました。ほんのちょっとしたことで漏れたりして困り果てました。

原因は明確です。私の好きな「甘い物」です。

特にその時はかなり甘い飲み物を毎日沢山飲んでいたのです。私は「どうしよう。病院に行くべきか? でも、困るな」と考えていた時に父の言葉を思い出しました。

「甘い物、特に白砂糖が多いものは、緩ませる、弛ませる、爛れさせるという作用がある。胃下垂や低血圧など色々な物が弛むという事の原因の一つだ。低血圧は甘いもので血管が弛むから低血圧になり易くなるのだ」

考えてみれば、低血圧の症状は朝起きる時が多いように聞いています。朝は消化器の毒出しの時間ですので「低血圧だから朝が苦手」という事です。

消化器の親は心臓ですので、心臓が消化器の毒をもらってくれますし、心臓は血管とも関係がありますのでそういう事になるようです。

五行説

それと、消化器が腎臓を攻めますので、腎臓はその毒出しの為に腎臓の腑である膀胱から頻繁に尿として毒を出しているという事も考えられます。

私は「そうか、尿漏れになるのは白砂糖の影響で筋肉が緩んでしまうから、締まることが出来なくて漏れてしまうのだ。それなら暫く甘いもの断ちをしてみよう」とやっと気づいたのです。

「甘い物」を控えたら尿漏れが治った

「父の理論が正しいかどうか? 自分の体で試してみよう。自分の体で試すのだから誰も文句を言わないし」と、まずは甘いお菓子と飲み物を暫く我慢して、間食をしたくなったら、甘くないお煎餅とか、クラッカーとか、自然な甘味のお芋などを選ぶようにしました。煮物などのお料理はいつもの通りの味付けをしました。お料理に入れるお砂糖は、お菓子ほど多くないですから大丈夫です。(経験上)

その後、徐々に症状は治まり、1~2週間くらいでしょうか? 本当にピタッと治ってしまいました。

もちろん、甘い物断ちだけではなくて、その頃はまだ少なかった靴下の枚数を増やしたり、半身浴も長くしたりと「冷えとり」強化もしました。

その頃は、父がまだ東洋医学の自宅開業をしていて、姉と私が交代で受付業務をしていました。中には「先生が男の方だから恥ずかしくて言えないけど尿漏れで困っているの」と打ち明ける女性の患者さんがおられましたので、自分の体験をお話ししたこともありました。その方が次に来られた時にニコニコされて「貴女の言うように甘いお菓子を暫らく止めたら治ったわ。有難う」と言われました。

この症状は女性に多いようですが、一般的に女性は甘党の方が多いですよね。お客様からご相談をいただいた時に「甘い物はお好きですか? 」と訊くと「大好きです」とおっしゃる方が多いのです。中には20年近く悩んでいて「色々な方法を試したけれど上手くいかない」と言いう方もいらっしゃいます。私は上記の事をアドバイスしますと、大抵の方が改善に向かうようです。今まさに悩んでおられる方はお試しください。

それでも「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言いまして、相変わらず甘いものの誘惑に負け続けている私です。

こんな私ですみません。

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