>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

もうすぐ春が来る-花粉症も毒出し

花粉症 季節の冷えとり
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早いもので、2月3日は立春です。
まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では「春」という事になります。

花粉症も瞑眩

毎年、花粉症で大変な思いをしておられる方は、一番憂鬱な季節かと思います。しかし、花粉症も瞑眩(毒出し)ですので、出来るだけ薬で抑えずに、くしゃみ、鼻水、目の痒みなどの色々な症状で毒を出していただきたいと思います。

目の痒みは、こまめに水(普通の水道水)で洗っていただくと毒が水に溶けて行きますので、楽になると思います。

お仕事などの兼ね合いで、どうしても症状(毒出し)を止めなければならない場合は仕方がありませんので、薬などで止めていただいても構いませんが、お休みの時とかはなるべく止めないように踏ん張っていただきたいと思います。もちろん、しっかりと「冷えとり」を実行しながらです。

冷えとりで花粉症が楽になる

以前、ある方が酷い花粉症で毎年春は大変との事でした。しかし、秋口から「冷えとり」に取り組んでいただいた結果、春にはかなり楽になったそうです。「お天気の良い時に大きく窓を開けたり、洗濯物を干したりすることが出来ました。春がこんなに気持ちの良いものだという事を久しぶりに感じる事が出来ました」と、喜んでおられました。
正直な話、我が主人も結婚当初は花粉症で鼻水が出て大変でしたが、数年後には改善されました。もの凄くいい加減な「冷えとり」ですが、効果がありました。ですので、もっとしっかりと取り組めば早く結果が出ると思います。

突然症状が出る理由

よく「今までずっと花粉症とは無縁で喜んでいても、突然症状が出て大変だよ」と言うような事を聞いたりします。しかし、それは冷えとりと無縁な場合、当然ですが「毒」が沢山溜まっています。そのまま足元を冷やしている生活だとドンドン「毒」を溜めて行きます。そして、体が「このままだと毒が沢山溜まって内臓が悪くなる。何とかせねば」と思っているところに花粉が来ると内臓は「ラッキー!良かった丁度出したかったところだったんだよね」という感じで色々な症状で「毒出し」をするのです。

分かり易く言いますと、風船に空気を入れていくと段々膨らみますが、そのままずっと入れ続けると風船は破裂します。それと同じで、限界が来るまで分からないのです。

常日頃「冷えとり」で、足元を温めて血流を良くしているとか、シルクの靴下や肌着を身に着けているとか、半身浴で血流を良くしていたりしていると、「毒」が適当に出て行って沢山溜まりません。すると、改めて春に突然花粉症という形で出す必要が無くなります。もし、症状が出ても軽く済みます。

春は肝臓の毒出しで不眠症になりやすくなる

春は、肝臓の毒出しが活発になる季節です。肝臓は「解毒の臓器」でもありますので、特にこの季節は花粉症などで毒出しが盛んになるようです。
それから、肝臓に毒が多いと、不眠症になりやすくなります。特に午前1時~3時までの間は肝臓の時間ですので、その時間に目が覚めてしまって、その後、中々寝付けなかったとかいう場合は、肝臓の毒出しだと思ってください。

睡眠不足にカリカリしないで

長い時間寝られなくても、死にはしませんので心配は要りません。一番大切な事は「何時間寝たか? 」ではなく「どれだけ深く寝たか? 」という事です。
人間の体はとても良く出来ていて、限界が来たら脳内から深く眠ることが出来るものが分泌されて、生活に支障のない時に、強制的に深い眠りにつきます。そしてそれまでの睡眠不足を解消できるようになっているようです。

よく、乳児が喧騒の中でもぐっすり眠っていることがありますが、同じように脳内からの指令でぐっすり寝た場合は、周りがどんなに大騒ぎしていても目が覚めないくらい深い眠りにつくそうです。体が欲している場合は不思議な事が起こるのですね。

寝られないからとあまりカリカリせずに「冷えとり」を強化してゆったりと構えていただきたいです。しかし残念ながら、肝臓に毒が多い方は、完璧主義の方が多いので「また寝られない」とカリカリして、余計に寝られなくなって悪循環になります。

思い当たる方は、今夜からでも「冷えとり」を強化してゆったり構えてみてください。足元を温めると頭に血が上りにくくなりますので、自然にゆったり考える事が出来ていくようです。

ずっと睡眠導入剤を飲んでいた方が「冷えとりを強化してしばらくしたら、飲み忘れて朝までぐっすり寝ていたから薬を止めました」というお話もあります。

皆さん頑張って毒出ししましょう。毒が出るのも出せるのも生きている証拠ですよね。

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