先日、行きつけの美容院で初めて前髪にメッシュを入れました。
そこのお店の受付の若いお嬢さんが、ショートカットで髪をカラフルに染めていて、彼女にとても似合っていて素敵なのです。最近、お店で「いかがですか? チャレンジしてみませんか? 」と勧められていたのですが、中々決心がつかず「うーん。5年後くらいに考えようかな? 」と返事をしていました。
彼女は、はっきりしたキレイな顔立ちで、何より若いのでカラフルなヘアカラーもお似合いですが、私では「獅子頭のようになり、得体のしれない化け物になりかねない」と思っていました。
今回は、10年くらいずっと私の担当をしてくれている美容師のお兄ちゃんが色々提案してくれてチャレンジした次第です。結果は思ったより違和感が無く気に入ったので、図に乗ってこれからメッシュの箇所を増やしていくかもしれません。お楽しみに。(勉強会でお会いしましょう)
酷い便秘が驚きの結末
さて、先日のブログで私のあるお客様が、昔患った病気の大変な毒だしをして何とか峠を越えて楽になって良かったというお話させていただきました。
しかしまた峠を迎えたとの事で、かなり酷い便秘がぶり返してきたそうです。
脇腹が締め付けられるような痛みで体を十分動かすことが出来ないので、お風呂に入ることも中々できないとの事でしたから、靴下の枚数や湯たんぽの数を増やして上半身を涼しくして寝るようにアドバイスをしました。
便通は全くないそうですが、ガスは良く出るとの事でしたので「ガスが出ているのなら大丈夫ですよ。今はガスと言う形で出していますから心配ないです」とお話しました。
便通が無いと心配になりますが、便通で出す力が無い時などは、ガスと言う形で「毒だし」をしている場合もあります。
それから、しばらくして報告をいただいたのですが、少量の便通を頻繁に繰り返すようになったと思ったら、急に強い便意をもよおしたので慌ててトイレに駆け込んだところ、火山の噴火のように急に大量に出たそうです。
少量の便通の時も、大量に出た時も驚くほど真っ黒な色だったそうです。
腎臓の色は「黒」ですので「腎臓の深い毒が出たのだと思います。良かったですね」とお伝えしました。
「あんな風に詰まっていた物が吹き飛んだように一気に出るなんてビックリです。今はかなりスッキリしました」と話しておられました。
出す準備が整ったら出る
「人間の体は不思議なもので、一生懸命出そうと思っても、出ない時は何をやっても出ないが、逆に出すとなったら何をしても止まらなくてどうにもならないくらいに出る。だから出ないからと言って心配しなくても出す準備が整ったら出てくる」と父が言っていたのを思い出します。
腎臓の毒は肺が貰って助けてくれます。肺の腑は大腸ですのでこのような形で出たのだと思います。
その方は昔「顔面神経麻痺」を患い、病院で治療として麻酔の注射を顎に何回か受けたそうです。
主に顎は腎臓の毒が出ますから、今回は、黒色の排便と言う形で出たのだと思いますし「今でも顎の痺れがスッキリ取れない」との事でした。痺れは腎臓と関係があります。
特に、腎臓は一番「冷え」に弱い臓器ですので「冷えとり」をしっかりと続けていけば痺れも徐々に取れてくると思います。
特に「汗」は浅い毒、「吐」は中間の毒、「下」は深い毒が出ていますのでドンドン出すようにしていただきたいです。
寒くて半身浴ができない場合は?
ところで、半身浴は「冷え」を取るには最適な方法ですが、それぞれのご家庭のお風呂の状態で「冬は寒くて入れない。どうしたら良い? 」というご相談を受けることがあります。
今までの本には「湯の温度は38度」と書いていますが、その温度にこだわることはありません。例えば、40度くらいでも良いですから、自分の感覚で気持ちよく長く入っていられる温度で入ってください。
熱い湯だと、体の表面だけが熱くなり、芯まで温まりませんし、長く入っていられません。
これは、あくまで私の入浴方法ですが、寒い日は40度くらいの湯に最初に肩までドブンとお湯に浸かります。しばらくすると、熱くて辛くなりますから上半身を出すようにして、半身浴に切り替えます。
肩が寒くなったら、また肩までドブンと浸かるのです。これを繰り返していくうちに、徐々に下半身が温まり、そうすると体全体も温まってきますので、半身浴をしても肩が寒くなくなります。
許される限りの長い時間半身浴をして、出るときに湯の温度を徐々に熱くしてから出るのがコツです。
体を洗う時は湯船から出なければいけませんが、洗髪や洗顔は湯船の中に立ったままで頭を浴槽の外に出して行うと、ずっと足湯状態になりますから効果的ですし、時短にもなります。
私は、お風呂から出る少し前に湯船の中に立ってお湯を徐々に熱くしていってから、湯船から出るようにしています。最後に「足湯」状態にするのも効果的です。
それぞれ工夫をして快適な半身浴を実行してくださいね。