>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

【冷えとりQ&A】スパッと冷えとりを中止したら、出ていためんげんの症状がどのぐらいで、どんな感じで引いていくものなのでしょうか?

冷えとりQ&A 冷えとりQ&A
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相談内容 EJ様より

幸恵さん、こんにちは。
以前、リウマチ・膠原病に関する数値を病院で指摘されていて、右肘の痛み&曲がり切らない伸び切らないことでご相談させて頂いたものです。
再びご相談させていただき、お忙しいところすみません!

あれからもずっと冷えとり靴下4枚、半身浴を毎日2〜3時間続けてきまして、便秘が改善されたり、少しだけ肘の痛みが良くなったり(肘の可動域は残念ながら今のところ変化はないのですが)して、冷えとりを楽しんでいました。

ところが1週間前から手と足にものすごい湿疹が出始め、湿疹というより全体が火傷のように真っ赤で特に足はパンパンに腫れ、滲出液も出て、、という、自分にとって初めてのものすごい症状が出ています。

冷えとりをされてきた経験者の方にとっては当たり前の反応なのかもしれませんが、こんなに大変だとは正直、想像もしていませんでした。
夜も眠れずほとんど何も活動できないほどの痛みと痒みに襲われ、それで半身浴を5時間、6時間、7時間、と増やしてみました。

大袈裟かもしれませんが、心が弱いので気が狂いそうな感じです。
半身浴は増やしてみたというより、お風呂に入っている時が唯一かゆみが和らぐので、必然的に増えている感じです。

いろんな方の経験談や情報を読んで、ご飯を食べる以外は半身浴を1日中やって、そうしたら1ヶ月でひどいめんげんを乗り越えられたという方などのことも知って、最初は私もそうしようと思っていたのですが、めんげんは個人個人違う、集中的に半身浴をやって1週間で症状が改善された方もいれば、1ヶ月の方、半年の方、1年、2年と様々だということも知りました。

それで、1週間ほど半身浴を最大限やってみて、今の自分には先が見えない状態で、これを続ける気力と体力がないと結論になっている自分がいます。
そこで、一旦冷えとりをお休みしてみようと思うのですが、やめたその日から今出ている湿疹などのめんげんが消えるわけではないことも分かります。

ですが、例えばスパッと冷えとりを中止したら、出ていためんげんの症状がどのぐらいで、どんな感じで引いていくものなのでしょうか? もちろんこれも個人差があることでしょうね。
でも幸恵先生が今まで接してこられた多くの方の中で、そういう風に冷えとりを中止してめんげんが引いていった方の例をいくつか教えていただけたら参考になるかなと思いました。

もし参考にさせていただける点、アドバイスなどございましたら、ぜひよろしくお願いいたします!
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このメール「公開可能」とさせていただきましたが、冷えとりを頑張ろうとしている方達の参考にはならないですよね、ひえとりを一旦中止しようとしているわけですから。。
私としてはもちろん公開して頂いても構いませんが、内容的にはネガティブな内容なので、もちろん公開していただかなくて大丈夫です。

いつもお忙しい中、無料でこうして問い合わせさせていただけること、感謝しております。

ご質問の件で、私の結論から申し上げますが、スパッと「冷えとり」を止めても瞑眩が出なくなるとは限りません
申し訳ありませんが、今までの経験上、どのくらいで収まるか? という事も分かりません。お察しの通りで人それぞれだからです。

以前にブログでも書いたと思いますが、色々と病名がありますが「西洋医学では瞑眩という概念が無いので、全ての瞑眩の症状に名前を付けているだけ」と父から教わったからです。
私自身の経験やその他の方からのお話からですが、瞑眩には峠があります。これも人それぞれ症状が違いますし、どれだけの時間を要するのか? も分かりません。
私も泣きながら乗り越えた事が何回もありました。

現在、貴女の足が腫れているのは、膠原病は腎臓・肝臓・肺が関係していますが、腎臓の毒が出ているので浮腫みのようになっているのだと思います。

湿疹が出て痒いのは、肺の毒出しです。肺と皮膚は密接な関係にあり、皮膚に良く症状が出ます。
皮膚に出た症状は、お風呂の中のようにお湯や水に溶けやすいので、お風呂に入ると楽になるのです。お風呂の中で痒い所を掻いたり、擦ったりしてドンドン出していけば良いと思いますし、滲出液がでているという事は、外に出ているのですから中の毒が減りつつあり、そのまま続けて出していけばよいと思います。

膠原病に関しては、死にそうになるくらいの瞑眩を克服した中学生(その当時)の女の子がいました。苦しんでいる時にお母様から連絡があったので、私は「命が大事だから救急車を呼んでください」とお話したのですが、本人が「これは毒出しだから頑張るから」と言って頑として踏ん張ったそうで、その後も何度か酷い瞑眩がありましたが、そのたびに踏ん張って膠原病を克服したそうです。

その子は現在は40歳くらいです。結婚して高校生と中学生の子供がいて毎日バタバタと元気に暮らしています。
先日、美人さんに成長した高校生の娘さんと我が家に商品を買いに来てくれました。

ところで、貴女はどうして靴下4枚なのでしょうか? 今までもブログに書いてきましたが、4枚は必要最低枚数ですので、貴女のように困っている方は、少なくても10枚は履くべきだと思います。
現在は、足が腫れていて靴下の重ね履きが困難だと思いますが、腫れが収まったら沢山履いていただきたいと思います。

貴女の症状は、今峠を迎えていると思います。今まで薬などで抑えてきた奥の毒(ゴミ)がやっと出せるようになったのです。私の経験上ですが、瞑眩は乗り越えるたびに精神も鍛えられるものだと思います。

この峠を越えるとかなり楽になると思いますが、今後「冷えとり」を続けるか? どうか? は貴女自身が決めてください。
どうしても続けるのが嫌なら一度止めてみても構いません。その後、また「冷えとり」に取り組みたいと思ったらまた始めれば良いと思います。
私としては続けていただきたいのは山々ですが、無理強いは嫌いですので、ご検討ください。

公開につきましては、ネガティブでも構わないと思います。同じような思いの方もいらっしゃいますので、貴女が「公開しても良い」とのお考えでしたら、その方々の為にも公開させていただきたいと思います。

幸恵先生、すぐにお返事くださりありがとうございます。
冷え取りをスパッとやめたからと言って、一度出ているめんげんがどのようにどのぐらいの期間をかけてなくなっていくかは分からない、先生のはっきりとしたお返事を読んで受け入れることができました。死にそうになるほどのめんげんを何度も乗り越えた女の子、本当にすごいと思います。
その子のお母さんが「命の方が大事だから」という気持ちも分かります。

めんげんも決断も個人差があり人それぞれ、他人に決めてもらうことはできないので、教えて頂いている情報や今回のアドバイスをもとに自分で考えて決定していきたいと思います。

どのような方向性でいくのか今の時点ではまだ決まらず考えながらですが、相談させて頂いたことで前に進めていることは確かです!

今回もお忙しい中、親身になってお答えくださりありがとうございました。
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幸恵先生がネガティブな内容でも構わないとおっしゃってくださるなら、ぜひ公開してください。この内容が誰かの役に立つかもしれないなら、私も嬉しいです。よろしくお願いいたします!

幸恵先生、もう1つお聞きしてもよろしいでしょうか?
「皮膚に出る症状は肺の毒だしと関係がある」とのことですが、その毒出し中、肺自体も苦しくなるということもよくあることでしょうか?先ほど自分で気づいたのですがここ2〜3日息苦しくて、「手足が腫れ上がって痒いから、息苦しいんだ」と思っていたのですが、痒みをあまり感じていない時(例えば、買い物に行くのに今日ちょっと車を運転したのですが)、その時も息苦しく感じました。

ということは、これは肺そのものの毒出しで苦しいのかな? !と思った次第です。何度も申し訳ありませんが、お返事いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

肺の毒出しで息苦しくなることもあると思います。

あまり酷いようでしたら病院にご相談ください。その方が貴女も安心だと思います。ご検討ください。

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