土用の毒出しで吹き出物
ふっと思い立ち、カレンダーをじっくりと見てみると、先週の木曜日(10月20日)が「土用の入り」でした。
ご存知のように、立冬までのこの時期は季節の変わり目で「土用」ですから、主に消化器の毒が良く出る時期ですよね。
実は、少し前から私の鼻の右側の横っちょと言いますか、よく小鼻と言われるところが痒くなり、鏡で改めて見てみると、そこにプツっと小さな吹き出物が出ていました。
この場所は「消化器の毒が出るところだ」と聞いていました。時期的に考えても消化器の毒が出ているのだと思います。
思い当たるのは、アイスクリームです。
私が住んでいる愛知県は、少し前まで日中は暑くて気温が25度くらいになる夏日になって、ついつい手を伸ばしていたのです。いつもこんな感じで進歩が無くてすみません。反省、反省ですね。
手荒れは肺の毒出し
今は秋という事で、主に肺の毒出しの時期というお話を何回かしてきました。肺は皮膚と密接な関係がありますよね。
私に起こっている「毒出し」ですが、最近特に手荒れが目立ってきまして、手指の関節に小さなヒビ切れが出来ています。
いつもはもっと寒くなってから手荒れが目立つようになるのですが、今年は早いようです。
もっとヒビ切れが進んだらハンドクリームの出番が来そうです。
よくよく考えてみたのですが、8月上旬くらいから徐々に咳き込むことが増えていたのですが、最近は咳き込むことがかなり減りました。
お察しの通り、8月上旬から「立秋」ですから、主に肺・大腸の毒が出ますので、咳き込んで毒を出していたようですが「ここに来て手荒れと言う形に変えて『毒出し』をしているのではないか? 」と思います。
手荒れは、皮膚が関係しています。肺は皮膚と密接な関係がありますので、手荒れや小鼻の吹き出物という形をとっているのだと思います。
考察:左腕の痺れについて
同時に以前から続いていた左腕の痺れもかなり無くなってきました。
前に「左腕の痺れは心臓の毒出しだと思います」と書かせていただきましたが、心臓は肺を攻めますので、その毒を咳き込みで出していたのかと思います。
消化器は腎臓を攻めます。
腎臓の毒出しの一つとして「痺れ」があります。
腎臓は心臓を攻めますので、左腕の痺れという症状になっていたと思います。
消化器の毒は心臓に助けてもらいますので、心臓は腎臓と消化器からの毒を肺を通して出していたのだと思います。
各内臓の関わり方を考えてみると、改めて「体の自然治癒力は凄いな」と感心しますね。
本来、人間も動物も誰にでも自然治癒力があるのですが、大抵は「冷えと食べ過ぎで働きが悪くなっている」という事なのです。
断食が体に良い理由
よく健康法の一つで「断食が体に良い」と紹介されますが、食べない事で消化器を休めるという事にもなりますし、空腹の方が「毒」が良く出ますので、理にかなっていると言えるかもしれません。
しかし、道場に行ってまでとなると費用もかかりますし、中々ハードルが高くて難しいと思います。無理をせずに毎日の食事の中で一食だけ抜かしてみる程度にしてみると良いと思います。いわゆる「プチ断食」のようなものですね。
私は、お休みの日によく午後から親友と出かけますが、大抵そういう日は朝食を食べても昼食は摂らないで、夕方近くになって別れる前にカフェでおしゃべりしながら軽いスイーツなどをちょっとだけ食べる程度にしています。
自然の成り行きなので、そんなに苦痛ではありません。その日によっては都合で時間が無い時もあり、カフェに寄れずに夕飯まで何も食べないで済ますこともあります。
私にとっては丁度良い「プチ断食」のような感じですね。
難しく考えないことが、冷えとりを続けるコツ
「腹8分目」というのは中々難しいものです。カチカチに考えずに無理なく長く続けて行く事が大切なのだと思っています。
「冷えとり」も同じで、無理なく生活に溶け込ませていく事が大切だと思っています。
難しく考えずに「足元と下半身をいつも温める」という事だけを守っていれば、知らず知らずの内に「毒」が出て健康になれる方法が「冷えとり」なのです。
私に関して言いますと、今でもアチコチの皮膚が痒くてカサブタだらけの箇所が沢山ありますので、毎日四六時中掻き毟っています。時々酷い転び方をして軽い怪我をしたりとか、猫に引っかかれて傷が出来たりとか、他にも色々な「毒出し」が絶えません。しかし気が付くと、ここ数年は風邪を引いていませんし、寝込むことも無くなりました。
「毒を出すのと歳を取るのは生きている証拠」ですから、きっと、これからも「仕方ないな」と思いながら出し続けて行く人生なのでしょうね。
さて、今日もお店には色々美味しそうな秋ならではの食べ物が並んでいます。それぞれの季節に出揃う旬の食べ物は体にも良く、美味しいものですよね。
しっかりと「冷えとり」を実行しながら、美味しい食べ物に感謝をしつつ、よく噛んで食べてくださいね。