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【冷えとりQ&A】腎盂炎の時の大きな毒が膀胱炎につられて出てくるということはあるでしょうか。

冷えとりQ&A 冷えとりQ&A
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相談内容 KK様より

靴下:10枚
半身浴:1時間半から2時間
ズボン下:5枚
湯たんぽ

膀胱炎の件で質問させていただきましたKKです。
お忙しいところ、大変申し訳ございません。また質問したくメールをいたしました。

冷えとりで、甘いものをなるべく控え頑張っていますが、仕事が休めず、治りかけた感じのところ無理をして仕事に行き、また膀胱炎の痛みやゾクゾクが出てきました。
強いだるさや腰痛も感じ、6年前に経験した腎盂炎の症状ともよく似ています。

ただ、あの時の高熱はありません。
あの時は1か月以上抗生物質を飲み続けました。
その2年後、冷えとりを始めています。

今年3月に入り、悪寒やゾクゾク、軽い吐き気、首のしこりが痛いなどあり、体が奥の大きな毒が出す準備をしている感じがありました。

よく往復切符と聞きますが、腎盂炎の時の大きな毒が膀胱炎につられて出てくるということはあるでしょうか。
それともこれは腎盂炎にまたなりかけているのか不安にもなります。

冷えとりを100%確信して頑張るつもりでいるのですが、腎盂炎になって仕事を休み、周りに迷惑をかけたらどうしよう。。。怖い人に怒られたらどうしよう。。。とすぐオタオタしてしまいます。

進藤先生のご見解を聞かせていただけますと励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。

元々腎盂炎だったのですね。
前回は「冷えとり」をしていなかったので、高熱が出たりしたと思いますが、今回出ないのは「冷えとり」をしているからだと思います。

内臓の関係の図を見て頂きたいのですが、腎臓の腑は膀胱ですから、今は膀胱炎として毒出しをしています。しっかりと出してしまえば、再度腎盂炎にならないかもしれませんし、なったとしても軽く済むと思います。怠さや腰痛は腎臓の症状です。

五行説

いわゆる「往復きっぷ」ではありますが、また何回も繰り返すかもしれませんが、そのたびにビクビクせずにもっとデンと構えてください。ビクビクすると腎臓に毒が溜まります

3月からのゾクゾクした悪寒は、腎盂炎の時に抗生物質や色々な薬を飲んでいたと思いますから、その「毒(冷え)」が出ていたと思います。

吐き気や首のシコリは消化器の毒出しです。

誰でも仕事は休めませんが、どうしても辛ければ思い切ってお休みをいただいて、しっかり「毒出し」をしてスッキリしてから復帰するとかしたらいかがでしょうか?

怖い上司に怒られるかどうかは分かりませんが、怒られたら怒られた時です。
体が大事なのですから、デンと構えて訴えてみたらいかがでしょうか?

私も消化器と腎臓が悪いので、どちらかと言うとウジウジした性格でした。
今でもそういうところがありますが、20歳代の頃に会社勤めをしていて上司や同僚から嫌味を言われたりして泣いていた事があります。

私は「会社を辞める」と言った時に父から「お前はそれで悔しくないのか? そいつらを見返してやるくらいに実力をつけてみろ。実力も無いくせに偉そうな事を言うな。実力が付くまで辞めるんじゃない。そんな程度で他の会社に行っても同じことの繰り返しだぞ」と叱られました。父はそういう人でした。

その後の私は必死に仕事をこなして、上司から重宝がられるようになりました。
それを嫉んだ同僚に嫌味を言われたりしましたが、相手にせずに心の中で笑っていました。父のお陰で強くなったのですね。

もし、今の状況で上司に怒られながらでもお休みを頂いたとして、復帰後に以前よりももっとバリバリ仕事をこなせば上司は何も言わないと思います。

病は「気」からと言います。「冷えとり」を続けてもっと強くなってください。心が変わると人間関係も変わってくると思います。

その後、思い切って仕事を一週間ほど休みました。
きついことを言われ思わず涙ぐみましたが、今は体の毒だしのほうが大事と思い、毒だしにひたすら専念しました。冷え取り4年目に入りいろんな毒だしを経験してきましたが、本当に辛い毒だしで、まだ辛いですが峠は越えたように思います。
6年前に経験した腎盂炎の時のものすごい倦怠感や腰痛、吐き気や頭痛と同じで、体が動かず排尿痛も強かったです。会社に診断書を提出するために、今週月曜日に泌尿器科で採尿をしてもらいました。
結果は何か出ると思ったのですが尿自体は普通で、膀胱炎、腎盂炎でないとの診断でした。
ただ念のために細菌検査に出すそうです。今は結果待ちです。

そこで先生にまたお聞きしたいのですが。
めんげんでの検査結果ですが、体が明らかに異常に辛いのに検査結果が普通ということがあるのでしょうか。
検査結果と体の症状にタイムラグがあるのでしょうか。不思議です。

また、めんげんの体験談を読んでいたところ「冷え取り健康法をなめて、めんげんで死ぬ人もいる」と書かれた方がおられました。
確かに私の今回のめんげんはあまりに辛く、そんな状態で仕事に行ったら死ぬかも知れないと感じるほどでした。

けれども、進藤先生のお父様は「めんげんはその人の耐えられるものしか出ない」と話しておられたように思います。
それが励みでひたすら耐えていたので、その点参考までに教えていただけると幸いです。

あともう1点なのですが、教えていただきたく思います。
腎盂炎症状は消えてひたすら膀胱炎症状のみになりましたが、依然排尿痛がきつく、つらく感じます。
気を付けていてもどうしても仕事でトイレを我慢する事態が生じます。
薬を飲まずに頑張っていますが、この痛みも膀胱にたまった毒だしなのでしょうか。

頑張りたいのですが、これ以上仕事を休めず薬に手が伸びそうです。

お時間ある時で全然構いません。先生のご見解、アドバイスを励みにしております。
余りに辛く、余りに色々と不思議で長々とメールしてしまいましたが、どうぞよろしくお願いいたします。

ご質問の件ですが、症状がきつくても病院の検査結果が「異常なし」と言うのは、病院の検査に「異常」と出るのはかなり酷い状態(毒が多い状態)になってからのようです。

今回の場合は、かなり「毒」が減ってきていたので「尿検査」がそういう結果になったと思います。症状がまだ強いのは、体がまだ出していない「毒」があるからだと思います。

今回とは真逆な事がありますが、それは「毒」が一杯なのに検査結果は「異常なし」という事を聞いています。
その場合は、体が出したいのに出す力が無くて溜め込んでいるという状態です。この場合は限界が来たら突然大きな病気になったり、亡くなったりするという事です。

「冷えとり」をしていくと段々「毒」を出す力が付いてきて色々な症状が出ますが、それはこまめに「毒(ゴミ)」を出しているので、大病になる可能性が低くなるという事です。

貴女の場合は元々腎盂炎でしたから、きつい「毒出し」になっていると思いますし、痛みは腎臓が関係していますので、膀胱炎の痛みと言う形で「毒」が出ているのだと思います。

「冷えとり健康法をなめて瞑眩で死ぬ人がいる」という事ですが、私もそういう方を何人か知っていますが、その人たちは「冷えとり健康法」を利用して金儲けに走ったり、基本理念の「他人本位」ではなく「自分本位」になったり、色々とアドバイスを求めて来たお客様に対しても威張ったり、間違った「冷えとり健康法」を伝えたりしていた人たちです。

そういう人たちは、父や私が警告をしてもその時だけ誤魔化していますが、一切改めず「冷えとり健康法」が誤解される事を繰り返した結果死んだのですから、貴女の場合とは全く違います。ご安心ください。

私のブログにも再三書いていますが、私も辛い瞑眩がいっぱいありました。何度もくじけそうになりましたが、何度か歯を食いしばって乗り越えてきて自信をつけてきたのと「本当に毒出しをすれば良いんだ」という確信を得ました。

今までの経験上「毒出し」には峠があります。かなり辛いですがそれを乗り越えた後は徐々に楽になってきます。
この事を確信しましたので、自信をもって皆さんにお話しできるのです。
私の場合は、誰も助けてくれませんでしたので、一人でいつも泣きながら「負けるものか」と踏ん張っていました。そのお陰で強くなったと思います。

お仕事の事ですが、復帰したら「上司を見返してやる」と言うくらいの思いで踏ん張ってみたらいかがでしょうか? そうすれば貴女に対する評価も変わってくると思います。

以前、私の事で「幸恵さんの苦労話・・」と言ってくださいましたが、私が今まで生きてきた中で会社勤めの時のことは序の口でした。
その後で、もっともっと心身ともに辛いことが沢山ありました。逃げたくても逃げられない状況で、一人で泣きながら何回乗り越えたか分かりません。そのお陰で強くなれたと思います。

貴女には頑張っていただきたいと思いますが、薬に逃げるかどうか? これから職場でどうするか? はご判断ください。
最終的には、自分が踏ん張るしかないのが人生だと思います。

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