>>[改訂版]これが本当の「冷えとり」の手引書<<

気持ちの落ち込みは腎臓が関係-怪我も温めることで治りが早くなる

季節の冷えとり
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今週の月曜日は「成人の日」でしたね。新成人の皆様おめでとうございます。
これからの日本を支えて行ってくださいね。
最近の若い衆は、とてもしっかりしていると私はいつも思います。
今までの日本の良いところを生かしつつ、変えるべきところは変えて行ってくれる力を若者はもっていると思います。頑張って下さい。

古いものが悪いというわけではなく、歌舞伎などの伝統芸もそうですが、今までの土台を十分に理解し、大切にした上で時代に合った新しいものを重ねて行く事が、物事を継続させるという事だと思います。

「冷えとり」もそうですが、基本の教えを大切に守りながら、その上に時代に即した変化を加えて行く事が大切だと思います。それは、いつもお話しているように「臨機応変に」という事だと思っていますが、いかがでしょうか?

オミクロン株流行について

さて、またまた「新型コロナウイルス」が暴れだしました。各地域で新規感染者がもの凄い勢いで増加しています。引き続き個々の感染対策を続けて行く事はもちろんですが、今回の「オミクロン株」は重症化しにくいという事で、今後の対応を考え直すという意見も出ています。

私は特に「以前のような飲食店などに対する厳しい規制は、本当に必要なのか? 」と疑問に思っています。飲食店の方々は十分な対策を実行しておられると思いますし、飲食店以外での場所などでも、街を歩いていても、感染するときは感染すると思います。もっと違った対策を進める必要があるような気がしてなりません。

腎臓が悪いと落ち込みやすくなる

ところで、先日ある月刊誌の編集者の方から取材を受けました。その方が「このコロナ禍で外出が出来なくなり、気分が落ち込むことが多くなったという不満を訴える読者の方が多いです。このことについてのご意見はございますか? 」との事でした。

私は「寒い時期は、大抵の方々は、上半身を沢山着こんでいますが、逆に下半身は靴下を沢山履かないので足元を冷やしています。足元を冷やしていると『冷え』が溜まります。『冷え』が溜まると各内臓の中で一番『冷え』に弱い腎臓がダメージを受けます。腎臓が悪いと消極的になり、落ち込みやすくなり、スタミナも無くなります。特に冬季は腎臓の毒が出る時期ですので、余計に落ち込む事が多くなるようです。こちらの考えとしては、足元をしっかりと温めて冷えを取れば血流が良くなって、段々と腎臓が元気になり、気分も前向きな考えになりますよ」とお話させていただきました。

面白いもので、足元をしっかりと温めて頭寒足熱にして「冷え」が取れてくると、上半身を薄着にしてもそんなに寒く感じなくなります。

私は変わり者ですので、取材のお話の時に「でもね。家にずっとこもっていられるというのは恵まれている方ではないでしょうか? 世の中にはエッセンシャルワーカーの方々や金銭的に厳しくてどんな状況でも働いて生活費を稼がなくてはならない方々もいらっしゃるのですから、落ち込んでいられるのは結構な御身分ですよ。不平不満を言うばかりではなく、恵まれていることに感謝する気持ちを持った方が良いのではないですか? 今までの経験で大体そういう人たちはプライドが高くて『靴下の重ね履きはみっともない』とか言って冷えとりを実行したがらない人が多いし、瞑眩が出たら文句ばっかり言うのです。そういう人は中々良くなりません。病は気からと言いますが、前向きな方は早く良くなる方が多いようです」と話してしまいました。

当然このことは記事には載せなかったそうですが(当たり前ですよね)担当の編集者の方に「面白いお話ですね。もっとお聞きしたい」と言っていただきました。(ほんとかな? )

怪我も温めることで治りが早くなる

話は変わりますが、少し前にテレビで東洋医学の特集番組が放送されていました。その中で「温める事」に着目しているというお話がありました。

スポーツなどで捻挫などの怪我をした時は、今まで「アイシング」(冷やす)という療法が主流だったそうですが、最近の考えは「患部の腫れ・熱が取れるまではアイシングをして、その後は温める方が傷の治りが早い」との事でした。温めたほうが免疫細胞の働きが良くなるそうで、東洋医学の効果が科学的にも解明されてきたとの事でした。

温めるという事は「冷えとり」にも繋がってきますよね。もっと「冷えとり」を多くの方々に知っていただきたいと思います。

「冷えとり」は簡単に誰にでも出来る事です。もし、海外に住んでいて「シルクの5本指」など「冷えとりグッズ」を十分に入手出来ない状況でも、諦めないで手元にある靴下を沢山履いたりしてください。

難しく考えずに、足元を温めるという原則を守りながら工夫して続けてくださいね。

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