この前の日曜日(1月23日)でPodcastラジオの放送が終わりました。
多くの方々に支えられて何とか無事に終える事が出来ました。
心より感謝申し上げます。有難うございました。
ラジオで冷えとりを知っていただけたら幸い
初めてのラジオのパーソナリティというお仕事でしたので「どうなるのだろうか? 」と思いつつでしたが、多少なりとも「冷えとり」とは何かという事をお伝え出来たようでしたら嬉しい限りです。
今は全然興味が無い方でも、いつか偶然にあのラジオを聞いて「冷えとりに取り組んでみようかな? 」と興味を持って実行して頂けましたら有難いです。「冷えとり」は何歳になっても出来るものですし、難しい知識は要りません。誰にでも工夫次第で簡単に出来るものですので、硬く考えずに実行してみていただきたいと思います。
よくあることですが「冷えとり」を他人様にお伝えする側がやたらに難しく、硬い感じにお伝えしてしまうという事がありますが、難しく考えると長く続けることが出来ません。
そもそも、私自身が難しいことが嫌いなのですから、簡単に考えて行く方が気楽に続ける事が出来ると思います。
Podcastラジオはこの後もずっとネット上に残る物との事ですので、今後もふっと思い出した時にでも聞いてみていただけましたら有難いです。
寒い時期の半身浴の方法
さて、改めて「冷えとり」で必須な「半身浴」についてですが、本には「湯の温度は38度くらい」とありますので、わざわざ「温度計で計って入っている」という方が多いようです。父曰く「最初に出した本に温度を書かなかったら、読者から「温度を何度なのか書いてくれないと困る」と出版社に抗議が来たので適当に書いた」そうです。そういう事ですので、私は温度計を使った事は殆どありません。自分が気持ちの良い温度で入っています。
大抵、人間が長く入っていられる湯の温度は、高温ではないと思います。人それぞれですのでご自分で探してください。その日の体調や季節や気候によっても違います。もちろん、お住まいの場所にもよります。例えば、北海道と沖縄では気候も大きく違いますよね。それぞれに合うように考えて下さい。
寒い時期は、初めから上半身を出して湯船に入ると寒くて辛いです。特に我が家のように築45年くらいの木造の家は隙間風が入ったりもしますし、洗い場の床も古いタイル張りです。決して最新の快適なお風呂場ではありません。
私は、まず肩まで湯に浸かります。(手も腕も浸けます)暫くすると熱くなって辛くなりますから、上半身と腕を出します。そのうちに、寒くなってきますので、また肩まで浸かります。それを何回か繰り返していくうちに、下半身が温まってきます。すると、ずっと上半身を出していても寒くなくなってきます。
追い焚き機能がない場合
我が家のお風呂は追い炊き機能がありませんので、長い時間入っていると徐々に湯が冷めてきます。そこで湯をある程度抜いて、熱い湯を足して自分の好みの温度に調節します。この作業を何度か繰り返してなるべく長い時間入るようにして、最後に湯をある程度まで熱くしてから出ると、ポカポカと温かく感じるようになります。
追い炊き機能があるお風呂でしたら便利だと思いますが、我が家が建った頃はまだ「冷えとり」が無い時でしたので、仕方がないと諦めています。
色々工夫をして出来るのが「冷えとり」ですから、それはそれで頭の体操になると思っています。
ついでに、頭と顔を洗う時は湯船に立って湯船の外に頭を突き出して洗う事が多いです。そうすると、足湯状態を保てますので、寒さを感じなくて済みます。宜しければお試しください。夏場は上半身を湯船から突き出した状態で、最後に頭に水をかけるとスッキリします。足はお湯に浸かって温かいままで、頭が冷えるので「頭寒足熱」状態になりますので気持ち良いですよ。
皆さんも色々工夫をして半身浴を続けて下さいね。
以前は、2時間くらいの半身浴を毎日実行していましたが、最近は高齢な父が徐々に衰えてきて介護に時間をとられる事が多くなり、1時間前後くらいになっています。制限されている中で出来るだけ長く入るようにしていますが、それだけでも違うと思っています。
もちろん、体を拭いたら、すぐに靴下の重ね履きをしています。
脱衣所は隙間風が入って寒いので、ヒーターを置いていますが、靴下とレギンス(ズボン下)の重ね履きをしていくと、上半身が裸でも寒さを感じなくなってきて、途中でヒーターのスイッチを切る事が多いです。
下半身を温めるという事は「頭寒足熱」という事で、こんなに寒さを感じなくなるという事なのだと改めて思い起こさせられます。
皆さんも楽しく工夫をして「冷えとり」を続けて下さいね。