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心臓発作が夏に起きやすい理由/心臓の色は赤、腎臓は黒/万病を治す冷えとり健康法

夏の冷えとり
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うっかりしている間にもう7月に入りました。月日の経つのは早いものだとつくづく思ってしまいます。

7月1日から、富士山の山開きとなり多くの登山客が待ちかねたように押し寄せています。

今年から入山規制を厳しくし、あまりにも軽装な服装の場合は係の方が登山を許さないそうですが、私は賛成です。標高の高い富士山は、お天気も変わりやすく、上の方に昇るほど気温が下がります。

今まででも、短パン、Tシャツ、サンダル履きというような信じられない服装で登山をして途中で低体温症になり、命にかかわる状態になった方が多いとの事でレスキュー隊の方々も大変な思いをなさったと思います。

私が子供の頃に父が「山を甘く見ると怖いぞ」と話していたのを思い出します。

それにしてもレスキュー隊の方々にはいつも頭が下がりますね。

天候、天災について

さて、ここのところ、お天気が急変して落雷があったり、ゲリラ豪雨に見舞われたりする日が多いです。

気温の上がり方も異常ですし、色々な農作物に被害が出ていると言うニュースを見聞きするたびに「農家さんは大変だ」といつも思います。

今年のお米はどうなるのでしょうか? 政府は日本人の主食を守る政策を考えて欲しいと思います。

天候以外に、鹿児島県のトカラ列島近海の地震も頻発していますので心配ですが、自然には勝てない事ですので人間はどうすることも出来ません。

ただこのまま収まってくれるのを待つだけしかないというのも不安ですね。島民の皆様が被災なさらないように陰ながらお祈りしております。

心臓発作が夏に起きやすい理由

ところで、数日前に私の知り合いの方が心臓発作で緊急入院となり、現在も集中治療室に入院なさっておられるそうです。

70歳代半ばの男性でアルバイト先でもお元気にしておられたそうですが、急に倒れてしまって救急搬送されたとの事でした。

「冷えとり」は少しだけ実行しておられましたが、前々からお顔の色が赤かったので心配していたので驚きました。

その方は長年に渡りパン屋さんを切り盛りしておられたのですが、数年前に奥様を亡くされてから、心身ともに疲労が蓄積していき、今年に入ってからお店を閉めてしまいました。

私は、かなり前からパンを買いに行かせていただいていましたし、生前の奥様にも大変お世話になっていました。ご主人様が一日も早く回復なさるように祈るばかりです。

特に夏は心臓の毒だしが盛んになる時期ですし、この異常な暑さが余計に体にダメージを与えたと思います。(陰陽五行説では心臓は熱・暑さが苦手です)

「冷え」が酷いと腎臓に毒が溜まります。

東洋医学では腎臓は一番「冷え」に弱い臓器と言われています。

腎臓は心臓を攻めます。

五行説

心臓の毒は肺を攻め、肺の毒は肝臓を攻めます。

肝臓は消化器を攻め、消化器の毒は腎臓を攻めます。

腎臓はまた心臓を攻めるのです。

このように各内臓をグルグル回るのですが「冷えとり」にしっかり取り組めば「冷え」が取れて各内臓の血流が良くなりますし、腎臓が元気になりますので心臓を攻める事が緩和されて徐々に落ち着いてくるようです。

心臓の色は赤、腎臓は黒

心臓の色は赤ですので赤い顔色の方が多いのですが、心臓の疾患があっても黒い顔色の方もいらっしゃいます。陰陽五行説では黒は腎臓の色です。

元々「冷え」が酷くて、腎臓がかなり悪い場合は心臓の色の赤ではなく、腎臓の色の黒と言う形で出るようです。

ちなみに、東洋医学で考えると腎臓は心臓の「弁」に関係しているそうですので「心臓弁膜症」などに関わってくるようです。

いずれにしてもしっかりと「冷えとり」に取り組んで「冷え」を取っていけば徐々に良い方向へ向かうようですので、暑い時期でも頑張って続けていただきたいと思います。

万病を治す冷えとり健康法

今までに、よく「私の病気は○○です。今まで同じ病気が「冷えとり」で治ったという実例はありますか? 」と訊かれる時があります。

正直なところですが、私のところに快方に向かったと言う情報が届いていない場合もありますし、私が初めて聞く病名という事もありますが、どのような病気でも何かの内臓が関係しているわけですから、症状を聞けばどこの内臓が悪いのかは大体お答えできますが、どのような病気でも「冷え」が原因です。

父が初めて出した本の題名は「万病を治す冷えとり健康法」(農文協・刊)です。

「万病」と言うのは全ての病気と言う意味です。

昔、父が出版社の方から「一つ一つの病気の対処法の記述をした方が良いのではないでしょうか? 」と企画を提案されたそうです。

しかし父は「そんな事をしたら百科事典のような分厚い本になってしまうし、どのような病気でも治し方は『冷えとり』だけしかないのだから無意味だと思います」と言ったそうです。

確かにそうですね。

父は「後はご本人さんがどれだけ『冷えとり』に素直にしっかりと取り組んでいくのかが問題だ」との事でした。

誰でも簡単に出来る「冷えとり」をより多くの方にご理解頂きたいですね。

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