>>進藤幸恵の冷えとりYouTube<<

掻きむしって、不眠症改善/裸足で過ごすと、コロナやインフルに?/強欲とは金銭のことだけではない

睡眠
この記事は約4分で読めます。

9月は「台風シーズン」と言われるだけあって、次々と台風が日本列島に押し寄せています。あちらこちらに線状降水帯が発生したりなどで大雨になるところがありますが、被害が酷くならないように願うばかりです。

甲信越地方の新潟県は今まで雨が降らず水不足になり、乾燥と高温で農作物が大打撃を受けていました。やっと降っても、降り方が極端なので、困ることも多いのではないでしょうか? こんなに異常気象になると農家の方々のご苦労をいつも思います。

裸足で過ごすと、コロナやインフルに?

最近は、またコロナ患者が増えているようですし、インフルエンザも流行っているとの事です。

毎度毎度ですがそういうニュースを聞くたびに「冷えとりをやればよいのに」と思ってしまいます。

世間的には、暑い時期は裸足になる人が大半です。お察しのように裸足になると足元が冷えて「毒」(冷え)が溜まります。

当然、冷房の効いた部屋の中でも裸足で過ごすので、段々「冷え」が溜まって免疫力が落ちたところに、コロナやインフルエンザのウイルスに感染して発症しやすくなるのだと思います。コロナもインフルエンザもどちらも肺に関係しています。

今の時期は「秋」で、主に肺の毒だしの時期でもありますから余計に患者さんが増えているのかもしれません。

どんなに暑い夏でもしっかりと「冷えとり」を実行していれば、感染もしにくいし、もし感染して発症しても酷くはなりません。

今まで暑さに負けて「冷えとり」をさぼっていたという方は、今からでもしっかりと取り組むようにしてください。

後頭部に、汗疹のような湿疹

前からお話しているように肺と皮膚は密接な関係があります。

私の場合ですが、今年は「立秋」過ぎくらいから、後頭部の下半分くらいに汗疹のような湿疹が出てしまい、痒くてたまらないので四六時中掻きむしっています。

特に後頭部と首が繋がっているあたりから首の付け根にかけての症状が酷いのです。

この辺りはどちらかというと婦人科(女性は子宮・卵巣で男性は前立腺・睾丸など)の毒が良く出るところです。婦人科は、腎臓と肝臓が関係しています。

いずれにしても「毒だし」なので喜んでガリガリ搔いています。

最初は、後頭部と首の境目辺りにシコリが出来てその部分がかなり痒かったので、しっかりと掻きむしっていましたら、汁が出たり、硬くなり、ヒリヒリしたりで大変でした。

その後、段々シコリが小さく柔らかくなってきました。今はシコリの痒みがほとんどなく、汁も出なくなっています。

掻くと気持ちが良いのです。気持ちが良いのは「毒」が出るから体が喜んでいるので気持ちが良いようです。

気が済むまで掻きむしると、深い眠りに落ちる

就寝時に体のあちこちが痒くて、すぐに寝られない事が毎日なのですが、何も心配はしていません。

痒いところを掻きむしっているうちに、自然に深い眠りに落ちています。

お風呂の中でも眠くなりますが、どちらも「毒」が良く出てくれて、体が喜ぶからだと思います。
面白いことに、目が覚めたら思い出したように痒くなるので、掻きむしっています。

不思議なものですね。

以前、あるお客様が「寝る前にお風呂に入って痒い所をしっかりと掻いてから布団に入ると朝までぐっすり眠れるのだけれど、中途半端に掻いて寝ると夜中に痒くて目が覚めて寝られなくなるから、慌ててお風呂に入り直してしっかりと掻くのよ。その後で布団に入ると朝まで目が覚めないわ」と話しておられました。納得です。

掻きむしって、不眠症改善

肺の毒は肝臓を攻めます。肝臓の毒が多いと「不眠症」になりやすくなります。

五行説
皮膚に出た毒を掻きむしって出すと、肺の毒が減るので肝臓の攻め方が弱くなりますから、肝臓の毒がそんなに多くならないのでよく寝られるようになるのかもしれませんね。

痒いと薬を塗りたくなるかもしれませんが、薬で抑えずに頑張って掻いて出すようにしていただきたいです。

せっかく出てきた「毒」(ゴミ)を薬で抑えてしまえば、体が困ってしまい、しばらくしたらまた出してきますよ。頑張って出しましょう。

段々と「毒」が減っていけば、皮膚は元の皮膚に戻りますのでご安心ください。

強欲とは金銭のことだけではない

陰陽五行説では、肺の悪い人の性格は「強欲」と言われています。

金銭的な事だけではなく、必要以上な成果を求め過ぎるという事も「強欲」になります。

「冷えとり」を実行して、少しずつ良くなっていっているのに「すぐに症状が無くなり、他の事も何もかも良くなって欲しい」と思うのは「強欲」になります。

肺は肝臓を攻めると言いましたが、肝臓の毒が多いと「せっかち」になりますから、両方の性格が重なって余計に焦る気持ちが強くなるのかもしれません。

「毒」が出るのは生きている証拠なのですから、デンと構えて「冷えとり」に取り組んでいただきたいと思います。

犬や猫などの動物をブラッシングすると大抵は喜ぶようですが、ブラシで皮膚を刺激するので「毒だし」になって気持ちが良いと感じるようです。人間も動物も「毒だし」は同じなのですね。

タイトルとURLをコピーしました