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「冷えとり」は必ず痩せる?/甘党と胃下垂

痩せすぎ
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暑さ厳しい毎日ですね。

あまりの暑さに人間だけではなく、我が家の猫もグッタリです。

猫は毛皮を着ていますし、人間のように全身から汗をかけないので余計に辛いのだと思いますが、仕方ないですね。

そんなこんなで、我が家では猫たちの為にずっとエアコンをONにしています。「猫様様」です。

先日テレビのある番組で、どこかの観光牧場のアルパカが頭部以外の毛を短くカットされていました。節電の為に猫もそうした方が良いかもしれませんね。

さて、大型台風が沖縄地方に大きな被害をもたらしています。
ノロノロと進んでいるので被害も拡大していて、意地悪な台風ですね。
沖縄地方は台風が多くて、住んでおられる方々はとても大変だと思います。

一日も早く台風が過ぎ去ってくれるように陰ながら祈っております。

冷えとりで太った?

先週もお話しましたが、今はまだ「土用」ということで、主に消化器の毒だしの時期です。

食欲がない時には無理して食べて消化器に負担をかけないようにしてください。食欲があったら食べてくださいね。

先日の事です。私のお客様からご質問をいただきました。

彼女は私より年上の方ですが、若いころからずっとガリガリに痩せていたそうです。

ところが10年ほど前から「冷えとり」を実行していくうちに太ってきたそうです。

本には「冷えとりを実行すれば痩せると書いてあるのに、どうして太ったのか? 」という疑問を持ったのでした。

本に書いてあることは、太りすぎている人が「冷えとり」を実行すると、今まで「冷え」で縮んでいた血管が広がるようになり、血流がスムーズになりますので、溜まっていた余分な脂肪が徐々に排出されやすくなって痩せてくるという事なのです。

逆に痩せすぎの方は、必要なところに脂肪がついてくるという事です。

しかし、皆さん「痩せる」という事に重点を置いてしまいがちになるようです。

人それぞれの体質がありますから、全部が全部痩せるとは限りません。

実のところ、私はそんなに痩せませんでしたし、65歳になった今ではそれなりの中年体型になってしまっています。

甘党と胃下垂

その方のお話をよくよく聞いてみますと、若い頃はかなり消化器が悪くて「胃下垂」を患っておられたとのことでした。

甘党だったかどうかは分かりませんが、甘党の場合ですが、大抵のスイーツには白砂糖が沢山含まれています。ほどほど食べる分には支障が無いですが、日常的に沢山食べていると白砂糖の害(たるむ・ゆるむ・ただれる)が出てきます。

私もそうですが、消化器が悪いと甘党になりやすくなりますし、甘いものは消化器に毒を溜めてしまいます。

「胃下垂」は胃がたるんでしまうのですから、消化が効率よく出来なくなるのだと思います。

「冷えとりを実行するまでは消化器が悪すぎて、食べても十分に栄養が消化吸収されなかったのではないでしょうか? それで、痩せていたのだと思います。

しかし冷えとりを実行してからは、消化器が良くなってきたので、食べたものが消化吸収されるようになって太ったのだと思います。喜ぶべきことですよ。

そのうちに余分な脂肪が排出されて丁度良い体型になるかもしれませんが、そうならなくても毎日元気に動けるのなら、それで良いと思いますよ」とお話しました。

彼女はリウマチも患って体のあちこちが痛くて動くのも大変だったそうです。今は元気に日常生活を送ることが出来るようになりました。

冷えとりを伝える者は、謙虚が大事

彼女は、以前は違う「冷えとりの会」の方にお世話になっていて、その会の方に相談したところ「冷えとりを実行したら絶対に痩せるはずです。私なんかガリガリに痩せています。貴女は変ですね」と嘲笑されて嫌な思いをしたとの事でした。

人を馬鹿にするような態度をとるその割には色々な質問に答えられなかったことが多かったらしく、明らかに勉強不足という印象が強かったとの事でした。そういう話を聞くととても残念に思います。

「痩せていなければいけない」と決めつける方が「変」です。

もし、そうならば痩せていない私が誰よりも最初に「冷えとり」を止めなければいけないことになるのでしょうか?

人それぞれの事情などを考慮して話すことは大切なことだと思います。

私たち「冷えとり」をより多くの方々にお伝えする仕事の者は、もっと謙虚になるべきですし、自分の体験を通しながら勉強を重ねるべきです。改めて背筋が伸びました。

色々な方からのお話から自分を見つめ直して考えさせられる事に感謝です。
これからも頑張ります。

厳しい暑さが続きますが、足元はいつもしっかりと温めていてください。

いつものお願いですが、冷房病や夏バテ、熱中症にもかかりにくくなります。

この夏は特に暑さが厳しく熱中症も多いようですから、元気に過ごすためにも「冷えとり」強化でご自愛くださいね。

 

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