もう9月に入りましたが暑さは一向に衰えを知らないようで、毎朝天気予報で「名古屋市の今日の予想最高気温は39度です」とか表示されるのを見ながらウンザリしている私です。
少し前は「最高気温40度」とかで「名古屋が全国で一番暑い」と言われました。
確かこの前の日曜日だったと思いますが、毎年名古屋市内で「ニッポンど真ん中祭り」というイベントが開催されています。
全国各地から、色々な団体の方々がそれぞれに華やかな衣装を身にまとって素晴らしいダンスを披露しながら練り歩きます。
その日の気温が40度くらいだったと思います。踊っていた方も、観客の方々も暑さ対策をしながらで大変だったと思いますが、楽しさで暑さも吹っ飛んだかもしれませんね。お疲れさまでした。
これから、やっと台風が来て気温が下がるというような予報を聞けて喜んではいますが、最近の雨は降ったら降ったで「線状降水帯」が発生して洪水になるなどの災害が起きたりするのでそれはそれで困ったものですね。
今まで大雨災害とあまり縁が無かった東北地方、北海道が被害に遭ったりして大変な事ですね。被災なさった方々に心からお見舞い申し上げます。
色々な所で異常気象の影響もあり、農作物への影響も心配です。今年はお米不足になり「令和の米騒動」と言われましたが、これからの新米の出来が心配ですね。
肺を助けるのはお米
さて、秋は主に肺の毒だしの季節ですが、お米が肺を助けてくれる食材だそうです。
秋は新米が収穫される時期ですので、よく出来ていますね。
昔、我が主人の飲み友達で「ビールは苦手で、日本酒が大好き」と話していた方がいらっしゃいました。今、考えるとその男性の顔色はどちらかというと「白」で痩せ気味でした。
「白」は肺の色ですので、肺の毒が多いからお米が原料の日本酒が適していたのではないか? と思います。
最近、テレビで薬膳料理の先生が「秋は肺の季節なので、白色の食材を使った料理を食べましょう。肺に関係するのは白ですから」と話しているのを見ました。東洋医学は奥が深いですね。
酒飲みは肝臓が悪い
それから、肺の毒は肝臓を攻めます。
その男性が痩せ気味なのは、肝臓の毒が多いからだと思います。
肝臓が悪いと酒飲みになりますし、肝臓は、筋肉(筋)と関係が深い臓器で「引き締める」と言う性質をもっている臓器ですので、痩せるようです。
以前に、講演会でこの話をした時に「焼酎やワインなど他のお酒の場合はどの内臓が悪いのですか? 」と質問された事があります。
正直なところ、そこまで細かく分かりませんが、要するに「酒好きは肝臓が悪い」という事だと思ってください。
「肝臓が悪いからお酒が好きになる。お酒が好きだから肝臓が悪くなる」と言う卵が先か? 鶏が先か? と言うような事でしょうかね?
これは、タバコでも言えるようです。
それは「肺が悪いからタバコが好きになる」という事です。
面白い事に「冷えとり」をしっかりと実行していくと、どちらもそんなに欲しくなくなるようです。
しっかりと足元を温めて行けば徐々に血流が良くなって、肝臓・肺はもちろんその他の内臓の「毒」が減って内臓が良くなってくるからなのです。
「毒が溜まっていて中途半端に悪いと、その内臓に悪影響を及ぼすものが欲しくなる。内臓が良くなってくると自然に欲しくなくなるものなのだ」と父が言っていました。
冷えとりでタバコが止められた理由
よく「タバコが中々止められない」と聞きますが、肺の毒が多いままで中途半端にやめようとするのですから、難しいと思います。
その中途半端に状態が悪いのを通り越して、もっと「毒」が溜まり究極に悪くなった場合は逆に全く欲しなくなることがあるそうです。
この場合は、内臓が「このままでは命に関わるギリギリのどころだから何とか止めなくては」というような命を守るための終末の状態だそうです。
そこまでになる前に止めると良いのですが、中々難しいものですね。
私のお客様で、長年の愛煙家が「冷えとり」をしっかりと実行して数年経った頃に「この前、いつものように起床した時に一服と思いタバコを吸った途端に、何故かものすごく不味くてすぐに吐き出してしまい、それ以来一本も吸っていないし吸いたくもない。不思議ですね。長年タバコが手放せなかったのにね」と話してくださいました。
その方は、子供の頃から心臓の疾患があったとの事ですので、心臓が肺を攻めて肺の毒が多かったと思います。
「冷えとり」とご縁が繋がり、実行してしばらくした時には、顔から腕から皮膚が爛れてゾンビのようになって大変だったそうですが、薬を塗らずにシルクの布を巻いたり、痒い時は掻いたりして頑張ってくださいました。
その後、皮膚が元のようにキレイになった途端にタバコが嫌になったそうです。肺の「毒」は皮膚に出やすいですから皮膚の爛れとして肺の毒がたくさん出たのだと思います。
この方の症状は皮膚の爛れでしたが、人それぞれ違いますから心配しないでください。