相談内容 YO様より
質問なのですが、出先など手持ちの事情等で一枚目が綿になった場合、効果はどうなるのでしょう?
また、靴下は薄いのが基本と思いますが、厚手しかない場合、そこで毒出しが止まってしまうこともあるのでしょうか?
服も重ね着をしています。服の場合、例えば絹肌着(ブラキャミ)、厚手のウールセーター、絹のコートの場合は効果はどのようになるのでしょうか?
普段は綿のブラキャミ(しまむら)が一枚めですが、一枚目が綿だと効果は激減してしまうのでしょうか?薄いキャミを挟んだほうが良いのでしょうか?
(夏の暑さや洗濯、服の収納スペースや在庫事情を踏まえて参考にしたいです)
※ブラカップの内側は絹を縫い付けていて絹腹巻きもしています。
同様に絹ブラキャミに絹のシャツを着たい場合、あいだに何か挟んで絹綿の図を立てたほうが宜しいのでしょうか?
↑超少数派と思いますが個人的にブラジャーがつけられず、ブラキャミしか着られません。
(ブラキャミのゴムの締め付けすらダメでゴムを切っています)
絹綿の順にできればいいのですが、デザインの関係で上記になることがありますのでそのパターン例です。
靴下は日中(仕事中)、履き替える時間削減のため一枚目厚めの五本絹、二枚目厚めの五本ウール、3枚目分厚いウール先丸です。
多少無理してでも全部薄めでそろえたほうが良いのかアドバイスお願いします。よろしくお願いいたします。
ご質問の件ですが、様々な事情で靴下の一枚目が「綿」になっても、何も履かない「裸足」よりは多少は良いと思ってその場を過ごして頂き、家に帰ったりして基本の靴下の重ね履き(絹と綿)が出来る状態になったらすぐに履くように心がければ良いと思います。
もちろん、シルクを一枚目に履くほうがコットンよりは効果がありますが、仕事の関係で化繊のストッキングを履かなくてはいけない方もいらっしゃいますので、どうしようも無い場合は仕方が無いです。
靴下は薄い方が重ね履きの枚数を増やすことが出来ますし、本にも書いてありますが、違う天然素材の物を多く重ねる方が毒出しと保温の効果があります。
厚手だけでも「毒出し」の効果が止まることはありませんが、出来たら上記のような履き方をしていただくのが良いと思います。重ね履きの方が「冷え」が取れて効果があります。
「毒出し」は世間の「冷えとり」とご縁の無い方でも、排泄、発汗、咳、くしゃみ、鼻水、放屁などの生理現象や色々な形で出しています。しっかりと「冷えとり」をすると「毒出し」の力が強くなります。
服の重ね着の場合は、肌にシルクを付けるのは良いですが、本に書いてあるように、一番上はシルク(コート)でなくても良いですが、ご愛用のようですのでそのままご使用ください。
厚手のウールのセーターは寒い時期は着ても良いと思いますが、部屋の中では出来るだけ手首を出した方が良いです。本や私のブログにも良く書いていますが、手首は体の中の一番上ですので冷やした方が「頭寒足熱」になります。
私も昔(30年ほど前)は厚手のウールセーターを着ていましたが、今では足元をしっかり温めるようになってから、セーターは何となく着たくなくなってしまいました。
現在は冬季でも、セーターは着なくなり、一番上にはデニムなどの厚めのコットンなどを愛用しています。デニムは家の洗濯機で洗えるし、丈夫で長年着れますし、アイロンもかけなくて良いので個人的に好きです。
セーターは、多分これからも着ないと思いますので、バザーなどに出したいと思っています。
私は愛知県に住んでいますが、北海道などの寒い地方の方々は、気候が違いますのでセーターなどを着ていただいても構いません。
上半身よりも下半身(特に足元)をしっかりと温める事を忘れずに「冷えとり」を実行して頂きたいです。これを疎かにすると効果は期待できないと思います。
肌着は一枚目がコットンでも天然繊維100%でしたら構いません。シルクが一番良いですが、それぞれのご家庭の事情もあります。
ブラキャップの内側に絹を縫い付けて、絹腹巻をしているのなら一枚目はシルクを着ていることになりませんか? それで良いではないでしょうか?
私は、無精者なので一年中、シルクのタンクトップ(自分で販売している物)の上に通販のバーゲンで買った普通のブラジャーをしています。
そうすれば肌に化繊が付かないので楽ですし、わざわざ高いシルクのブラジャーを買わなくても済みますし、シルクの布を縫い付けるという手間もかかりません。
私は、絹腹巻はあまり好きではないので滅多に使いません。たまに腰が痛い時に使いますが、足元をしっかりと温めていると腹巻をしなくても自然に治ってしまうようですが、これも個々で違いますのでそれぞれの好みにしてください。
絹ブラキャミの上に絹のシャツを重ねて着ても構いません。
その場合はシルク一枚と考えれば良いと思いますが、間にコットンを挟まなければいけないとかそこまで細かく考えるよりは足元を温める事の方が大切だと思います。
確かに靴下は薄めの物を沢山重ね履きするのが理想ですが、先ほど申し上げたようにお仕事の関係で中々そういう事が出来ない方もいらっしゃいますので、家に帰ったりプライベートな時など、薄めの物を沢山履くように心がければ良いのではないでしょうか?
細かい事に目を向けすぎたり、出来ない事を憂うよりは「冷えとり」を理解してしっかりと実行しようという気があるかどうかが問題だと思います。
これからも「冷えとり」を続けていただけると嬉しいです。
冷えとりに関するご質問は、以下のフォームから受け付けております。