先日の夜に、宮崎県沖で大きな地震が起きました。
私はその時、新しく始まった「月9ドラマ」を見ていたのですが、突然画面が地震を知らせる臨時情報の画面に変わったので驚きました。
宮崎県にも私のお客様がいらっしゃいますので「○○さん大丈夫かしら? 」と思っています。
さて、今月17日は「阪神淡路大震災」から30年との事ですが、あの時は朝早く起きた地震でしたので、私はまだ夢の中でした。
いつもの時間に起きて一階に降りたところ、元気だったころの父が心配そうにテレビの画面を見つめていました。その頃、神戸の近くの町に叔母一家が住んでいたのです。
幸いにも何とか連絡がつき、叔母の家族全員無事で、家自体も大きな破損は無いので避難所に行かなくてもそのまま過ごせるとの事でした。後で聞いたのですが「ライフラインが止まってしまったので復旧まで大変だった」との事でした。
私は「経験したことが無いけれど、大変だな」と思ったものでした。
その時に叔父が務めていた会社は、神戸市内の中心にあったことから「会社が入っていたビルが大きく損壊して、しばらく入ることが出来なかったので、仕事に大きな支障が生じたけれど、もし、昼間(仕事中)に地震が起きていたら、あのビルの中で俺は死んでいたかもしれないから、そう思うと有難い」と話していたのを思い出します。
今、その叔父も叔母も高齢で数年前に亡くなりましたが、地震から復興した神戸の街を天国から見ているのかもしれません。
日本は地震の多い国ですので、色々な事を教訓にして今後の対策に役立てていく事が大事だと思います。地震はいつ何処で起きるのか分かりませんが、用心に越したことは無いですよね。
ぎっくり腰
ところで、今はまだ「冬」ですので、主に腎臓の毒だしが盛んになる時期です。
腎臓は一番「冷え」に弱い臓器という事もありますし、特に今年は「秋」になってもいつまでも暑い日が続いて中々「秋」らしい気温にならず、なったと思ったら「秋」はあっという間に過ぎてしまい、急に「冬」の寒さがやってきました。
そういう事が影響しているのか分かりませんが、最近「ぎっくり腰」を訴える方が多いように思います。
色々とお話を伺うと「夏があまりに暑かったので、靴下の枚数や半身浴の時間を減らしたりしていました」と言う方が多いようです。
そうすると、気が付かないうちに「冷え」がドンドン溜まっていきますから血流が悪くなり、腰の周りの筋が「冷え」で固くなり、限界が来たところである方向へ強く引っ張ってしまいますので「ぎっくり腰」になるようです。
父から教わったのですが「主に第五腰椎が関係している」との事で、東洋医学の経絡? で言うと「腰陽関」と言われるところだそうです。
「ぎっくり腰」はドイツ語で「魔女の一矢」とも言うそうで、まるで矢で射られたような激痛が急に腰に走るのでそう呼ばれているようです。これも父から聞いたのですが、それぞれの国で色々な呼び方があるのは面白いものですね。
夏でも足元は冷えている
前々からお話させていただいているのですが、暑い夏でも足元はいつも「冷えて」いるのです。
忘れてしまう方が多いようで、中々ご理解いただけないようなので「どうお伝えしたらご理解いただけるのだろうか? 」といつも悩みます。
何より、足元を冷やしていても直ぐに症状が出なくて、数か月後に「冷え」が溜まり切って限界になって症状がやっと出るので「夏に足元を冷やしていた」と言う事との関連に気が付かないという事が多いのかもしれませんね。
その他に、腰痛は腎臓にも関係があるようです。腎臓は腰の中央辺りにあります。
腎臓の悪い方は、第二腰椎が腎臓に関係していますので、そのあたりの組織が「冷え」で血流が悪くなり、筋が固くなって腰痛が起きるようです。
他には、消化器の毒が腎臓を攻めます。
年末年始には色々なお付き合いなどで、いつもより沢山食べてしまう時期です。夏に足元を冷やして溜まった「冷え」とその毒が溜まり切って「ぎっくり腰」になるという事もあるようです。
いずれにしても、症状が出たらすぐに「冷えとり」を強化するようにしてください。
ところで、以前の我が主人の事ですが「風邪を引いてから、今まで嫌がっていた湯たんぽを入れるようになった」とお話しましたが、その後も「湯たんぽを入れてくれ」と言うようになりました。湯たんぽの湿った熱が体に良く、気持ちが良いのだという事がやっと分かったようです。
私は心の中で「シメシメ」と思っていますが、たぶん寒い時だけだと思いますので期待はしていません。
まだ風邪が完治していないようですので体調不良が続いているようで、それなら中途半端な「冷えとり」を卒業して、しっかりと「冷えとり」に取り組んでくれれば良いのですが、中々難しいものですね。
皆様も同じような悩みを抱えていらっしゃると思いますが、焦らずに見守っていこうと思っています。