早いもので、もう12月に入りました。今年のカレンダーもあと一枚で終わってしまいますね。
冷えとりでコロナウイルスに感染しなかった
最近、また「新型コロナウイルス」の変異株(オミクロン株)が誕生してしまいました。ようやく、以前のような日常生活を取り戻せるかもしれないという希望が遠のいてしまうようで、気が重くなりますね。全世界が不安と言う黒い雲に覆われてしまいそうです。一日も早く終息して欲しいですね。
先日、昔から「冷えとり」を続けている親しい友人から聞いた話です。
彼女の息子さんは、子供の頃からお母さんに教えられて「冷えとり」を続けておられます。感染が拡大した今年の夏頃に、いつも一緒に仕事をしている同僚2人が「新型コロナウイルス」に感染したのですが、彼は罹らなかったそうです。彼女は「やっぱり冷えとりで免疫力が付いているからね。安心だわ」と話していました。
腎臓の冷えは、歯と爪にも関係
さて、前回は腎臓とカルシウムの関係についてお話させていただきました。
骨が脆くなり、カルシウム剤を投与しても骨には付かずに皮下に溜まってしまう難病のお話もさせていただきましたが、その難病でお亡くなりになった娘さんの顔色は、どす黒かったそうです。五臓色体表では、腎臓の色は黒です。
その方は「冷え」が酷く、腎臓が悪かったので黒い顔色であったと思います。いずれにしましても、その時に「冷えとり」があれば何とかなったと思いますが、残念ですね。
腎臓は、カルシウム代謝に関係がありますので、歯にも爪にも関係があります。私はどちらかと言いますと子供の頃から歯が弱い方なので、今また歯医者さんのお世話になっています。硬いものを「カリっ」と食べている友人を見ると羨ましいと思ってしまいます。
子供の頃に「冷えとり」があったらと思うばかりですが、今さら仕方がないですね。
元々消化器が悪いので、消化器の毒が腎臓を攻めて「冷え」も酷く、余計に腎臓に毒が溜まって歯が弱いのだと思います。
子供の頃はよく足が火照って、寝る時には裸足の足を冷たいタンスにくっ付けたりした記憶があります。足が火照るのは、表面が熱いだけで、中の方は冷えている証拠なのです。体がこれ以上冷えると困るから、体の表面の血管を拡張して温めるのだそうです。よく「火照る方だから冷えていない」と言う方はこういう状態だと思います。もっと「冷え」が酷くなれば(末期症状)逆に「冷えて仕方がなくて辛い」と強く「冷え」を感じるようになるそうです。
私は爪もよく欠けるので、何となく「やっぱり消化器と腎臓だ」と納得してしまいます。
爪に関しては、爪自体は腎臓が関係していますが、肝臓の毒は爪の症状(色や筋など)として出やすいそうです。
とはいえ、あまり神経質にならずにしっかりと「冷えとり」を強化して続けて下さい。これから、ますます寒くなると、つい上着を重ねたくなりますが、逆にしっかりと足元を温める事を意識してくださいね。
以前に「私は靴下を26枚重ね履きしています」とお話しましたが、これだけ履いていても足が冷たく感じる事が多々あります。それだけ「冷えセンサーが良い働きをしてくれている」という事だと思います。
半身浴のやり方
半身浴も、やり易く気持ちの良い時期です。半身浴は夜だけではなく、一日の内で何時でも、何回入っても構いません。我が家のお風呂もそうですが、追い炊き機能が無い場合は、湯が冷めてきたらお湯をある程度抜いて、一番熱い湯を入れて、丁度良い温度になるようにして調節しています。
最近は、諸事情で中々2時間の入浴時間をとるのが難しくなっているのですが、何とか時間が許す限り入るようにしています。
寒くなると、上半身には汗が出にくくなります。それを心配なさる方がいらっしゃいますが、お湯に浸かっている下半身から汗が出ていますので心配は要りません。いつもの通りに半身浴を続けて下さい。
最後に湯船から出る時にお湯をある程度熱くしてから出ると、より温まりますのでお試しください。
半身浴で寝てしまっても大丈夫?
また、半身浴をしていると眠たくなって寝てしまう事があります。世間では良くない事と言いますが、そんなことはありません。私の経験から「毒」が出ると体が気持ち良いのか? 眠たくなります。半身浴で体が温まって「毒」が出やすくなり気持ちが良くなって眠るのだと思います。特に、布団の中でもそうですが、寝ている間に「毒」がよく出るとも言われています。
大人の場合は、眠ってしまって湯の中にボチャンと沈めば嫌でも目が覚めますから溺れて死ぬことはありません。「冷えとりのメンバー」の中には毎日お風呂の中で寝ているという方もおられます。安心して出来るだけ長い時間入って下さい。