先ほど、テレビのニュースで「岐阜県の山間部にある有名な温泉地で初雪が降った」と報じられていました。私は愛知県に住んでいますので、お隣の県になります。
例年に比べると、最近は朝、晩の冷え込みが厳しいので、何となく「今年は厳冬になるだろうな」と納得します。
岐阜と言えば、今月6日の岐阜のお祭りに、俳優の木村拓哉さんが戦国武将の織田信長に扮し、地元出身の俳優、伊藤英明さんも戦国武将に扮して騎馬行列に参加なさったという事もあり、大賑わいだった事で有名になりました。
ところで、今週の火曜日は「七五三」でしたね。おめでとうございます。
昔は今ほど医療が発達していなかったので、乳幼児の死亡率がとても高く、三歳までに亡くなる事が多かったそうです。昔の人々は「三歳まで生きる事が出来た。一安心」と言う喜びで、近所の氏神様にお礼と報告をしたそうです。今では中々考えられませんが、昔はそれだけ厳しい暮らしだったとも言えますね。
副腎が冷えると鬱病になりやすい
さて、先日「立冬」でしたので、今は暦の上では「冬」ですね。
「冬」は主に腎臓の毒がよく出る時期です。腎臓は一番「冷え」に弱い臓器ですので、しっかりと足元を温めて「冷え」を取って下さいね。
腎臓は骨・歯・爪などと関係が深いですが、腎臓に付随している副腎も「冷え」に弱い臓器で、副腎の具合が悪いと痛みが出やすくなります。
さらに、ストレスにも弱くなり、精神的にダメージを受けやすくなったりして鬱病になりやすくなったりします。
ステロイドの話
副腎と言えば「副腎皮質ホルモン(ステロイド)」という名前を良く聞きます。
私のお客様で、元薬剤師だった方のお話だと「ステロイドは、何をやっても治らない場合の最後の頼みの綱」なのだそうです。良く「ステロイドの副作用がきつい」と聞きます。
自分の体で作られている「ステロイド」なら副作用はありませんが、病院で投与される物は科学的に合成したものですので、どうしても体に合わずに色々な困った症状が出るのでしょう。仕方がないですよね。
そのお客様が「ステロイドは怖いから、避けたほうが良いよ」と言っていたのを思い出します。私が「薬剤師がそんな事を言ったらダメじゃん」と言って笑いあった事があります。
何はともあれ、しっかり「冷えとり」を実行して腎臓の毒が減って元気になれば、それに伴って副腎も元気になり、自分のステロイドが自然に出来ますので、特に寒い時期は「冷えとり」強化に努めてください。
足が火照るのは冷えている証拠
よく、買い物に出かけると裸足で歩いている方が目に付きます。
見ているだけで「寒そう」と思ってしまいますが、ご本人は何ともないのだと思います。裸足なので寒さが辛いような様子で、上半身は沢山着こんでいる光景が多いです。
私は上半身を薄く、下半身を厚く、靴下を沢山履いて大きな「冷えとりブーツ」を履いていて「頭寒足熱」の服装なので、世間の方々と真逆になりますから、良くすれ違いざまに凝視される事があります。(特に足元)
そういう裸足の方は、大抵「足が火照る」と言う方が多く「冷えとり」をお勧めしても「火照っているくらいだから、冷えなんてないから大丈夫」と耳を貸さない事が多いようです。
足が火照るのは、冷えが酷いので体の防衛本能として、慌てて皮膚表面の血管を拡張して何とか温めて誤魔化しているという状態なので体の芯は冷えています。「冷え」を感じるセンサーが正常に働いていない状態です。
そのまま、足を冷やしていると、逆に「寒くてたまらない」という状態になるようです。これは「いよいよ限界に来たから早く足元を温めてください」と体が緊急のアラームを鳴らしている状態なのです。
その時に気が付いて「冷えとり」を実行すればよいのですが、中々こちらの言う事に耳を傾けてくれない事が多く、いよいよ大変な病気になるというわけです。
そういう中々頑固な方が多いようですが、肝臓が悪いと頑固になります。肝臓の毒が多くて腎臓に助けて貰っているという事もあると思います。
大変な病気になってしまっても、素直にしっかりと「冷えとり」に取り組んでいけば改善される可能性は大きいのですが、そこまで来ても受け入れてくれない事が多々あります。
我々のように「冷えとり」普及の活動をしている者たちは、もっと色々と研鑽を重ねて説得力を身に着けなければいけませんね。
最近は、また「コロナの第8波が到来している」と騒がれつつあります。インフルエンザと共に大流行するとも言われていますが、どちらも「冷えとり」を強化して免疫力が上がれば怖くありません。今一度、自分の「冷えとり」を見直してください。
よく考えてみれば「冷えとり」は難しい事を考えなくても、単純にただ足元を温めているだけで血流が良くなり、自然治癒力が高まって免疫力も上がり、色々な病気に強くなります。簡単で誰にでも出来る健康法だと私は思います。