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頑固は肝臓の毒出し/半月板が割れた後、半身浴で歩けるようになった?

春の冷えとり
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桜が満開となりました。今年も我が家のベランダから見える小牧山の桜で洗濯物を干しながらお花見をしています。

小牧山は戦国時代の武将で有名な織田信長が最初に砦を築いて、その後の小牧長久手の戦いでは「徳川家康が陣を張った」という事です。

しかし、私が中学生の頃はそのような事はあまり知らずに、冬季の体育の時間にはクロスカントリーのコースで「走るのがきつかった」という程度の思い出しかありません。最近は色々歴史との関係が深い場所だと分かるようになりました。

特に今年のNHK大河ドラマでは「徳川家康」が主人公ですので、小牧市は色々と内外にアピールしているようです。

いろいろな肝臓の心の毒出し

さて、今まで「春は肝臓の毒出し」とお話させていただきました。

肝臓が悪いと「傲慢」「卑屈(傲慢の裏返し)」「神経質」「頑固」「怒りっぽい」「せっかち」「見栄っ張り」というような性格になり易くなります。

良く言う「おっちょこちょい」と言うのも肝臓が影響しているようです。それは「せっかち」だと物事をしっかりと確認せずにすぐに行動に移してしまい、失敗が多くなるからだそうです。

「傲慢」は他人を見下したりするので、どんなに相手の意見が正しくても自分よりも年下とか自分よりも立場が下と思う人の忠告を一切聞かないという事も当てはまります。

「卑屈」はその裏返しで、自分よりも立場が上だと思う人の言う事は盲目的に従うという性格です。

「見栄っ張り」は、高価なブランド物を身に着けるとかそういう事だけではなく、自分の実力が無いのにあるように振舞う事も当てはまるようです。このような場合は、自分のプライドを保つために平気で嘘をついたりしがちです。

「頑固」は色々あります。
良い意味では、アスリートのように高い目標に向かって周りから批判されても自分を鍛えるという事。

逆は傲慢と似ていますが、自分の意見や行動が明らかに間違っていても、絶対に非を認めず反省もしないという事ですが、これが中々厄介です。

よく「歳を取ると頑固になる」と言われていますが、特に段々歳を重ねるごとに「自分の考えに固執せずにいつも柔軟な考えを持って周りの意見に耳を傾けようと心がけていかなければいけない」と思うばかりです。

最近、人間関係で思うところがあり「柔軟な気持ちが無いと、周りの人達と良い人間関係が築けない」と勉強させられました。

冷えとりの基本理念である「自分本位ではなく他人本位に考える」という事が改めて大きく意味のある事だと思いますし、以前に父が「感情や勘定(損得)で動くのではなく、何が一番大切かで考えて動け」と講演会で言っていた事があります。

「肝臓が悪いと感情的になり易い」とも言えます。

春は精神疾患の発作が出やすい

ところで、以前にもお話しましたが「春」は精神疾患の発作が出やすい時期でもあります。

肝臓の毒は腎臓(一番冷えに弱い臓器)が受け取ります。

五行説

肝臓と腎臓の毒は脳に影響が出る事があるようですので、しっかりと足元を温めて「冷え」を取る事を心がけてください。

肝臓が悪いと「せっかち」になり、腎臓が悪いと怖がりになります。早く良い結果を得たくて焦る気持ちが強くなりますが、焦らずに頑張って「冷えとり」を強化していただきたいと思います。

「冷え」が取れてくれば、血流が良くなり肝臓と腎臓の「毒」も減り、元気になってくるので脳への「毒」も減って精神疾患も良くなってくると思います。

あくまでも私の経験上ですが、足元が冷えたままだと前向きな気持ちにはなれません。

足がポカポカしていると何となく考えがどっしりと落ち着いて、前向きな気持ちになって来るようです。

半月板が割れた後、半身浴で歩けるようになった?

先日、私のお客様でもうじき80歳になる女性が、嬉しい体験談を聞かせてくれました。

「家で作業をしていたら転んでしまい、足が痛くて動けないところに丁度友人が訪ねて来たので、病院に連れて行ってもらって検査をしたら、両膝の半月板が割れていると言われた。

その後、帰宅してから何時間も半身浴をしていたの。その日はまだ痛かったけれど、次の日もその次の日にも半身浴を3時間くらいしていたら、3日目くらいに痛みが無くなったので、試しに湯船の中で立って膝を曲げてみたら痛くないから驚いた。

一人で歩けるようになったので、次の診察日には誰の助けも借りずに病院に行ったら、普通に歩いているのを見てお医者さんが驚いて『まあ、今度は3か月後くらいにまた来てください』って言われたのよ。改めて半身浴は凄いと思った」

一般的には「高齢になると骨折から寝たきりになりやすくなるとか車椅子生活になる」という話を良く聞きます。しかし、その方は「自分一人で商売をしているから、何とか歩けるようにしようと頑張ったのよ。まだ歩けない時は座ったままで出来る事をしていたわ」と前向きな姿勢で頑張って下さったそうです。

何事も前向きに考えて頑張ることが、健康への一番の近道だと教えて頂きました。

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