私は相変わらず毎日「暑い。何とかならないかな? 」と愚痴っています。
先月、久しぶりに訪れた北海道札幌市で、親しいお客様にお会いしました。
「よかったら、今度は愛知県のほうへ遊びに来てください。小牧市のお隣の犬山市には国宝の犬山城があって、その近辺に色々なお店があって楽しいですよ。でも、真夏は避けてくださいね。暑さで死にますよ」とお話したのですが、本当にこんな暑さでは大変だと思います。
ところで、数日前に九州地方で線状降水帯による大きな豪雨災害が起きました。
被災なさった方々に心からお見舞いを申し上げます。一日も早い復興を願っております。
最近は毎週どこかで災害が起きているように思います。何とかならないものでしょうか?
舌を火傷も、必然の毒出し
さて、今は夏ですので、主に心臓の毒出しが盛んになっている時期です。
今まででも「心臓の毒は舌に出やすいです」とお話してきました。
最近、頂き物のスイーツを調子に乗っていつもより多めに食べていましたら、舌を火傷しました。
うっかり、アツアツの春巻きを食べたのが火傷の原因です。春巻きの具がトロトロでかなり熱かったようです。
でも悪いのは春巻きではなく、私自身が甘いものをたくさん食べたのが悪いのです。
甘いものをたくさん食べると消化器に毒がたまります、親である心臓がその毒をもらった結果、舌を火傷して毒をだしたのだと思います。
このような怪我なども「偶然の必然と言って内臓に溜まった毒を出している」と考えてくださいね。
こちらの「冷えとり」的考えでは、内臓は何とかして溜まっている毒(ゴミ)を出そうとします。
そのため、内臓はちょっとした不注意や事故などを引き金として、わざと怪我をさせたり、病気にかからせたりして毒を出すのです。
私の舌の火傷は2~3日で治りました。
以前に父から「物を食べないと生命維持に関わってくるから、比較的に口の中の怪我は早く治るようにできている」と教わっていました。その通りでした。
コロナが引き金で、不定愁訴が続く
今朝、ある方からご相談をいただきました。
「今までずっと元気だったのに、昨年の秋ごろにコロナに感染してから、色々と体調が悪くなり、不定愁訴が続いていて辛いのに、病院で精密検査をしても異常が見つからず、病院側からは原因不明と言われています。
コロナの症状自体は軽くて、熱も高くなかったし、周りの人と比べて早く回復したけれど、その後に次々に不安な症状が出てきて精神的に落ち込んでいる。
担当医の話だと検査で異常が無い場合は心療内科の受診をお勧めするのだけれど、今はとても混んでいて予約が2か月待ちだと言われた」とのことでした。
私は「心療内科がそんなに混んでいるとは・・・」と驚きました。
その方は、知人の妹さんで35年ぶりにお話をしたのでした。今まで「冷えとり」とほとんどご縁の無い方でしたが、これを機会に取り組んでくださるように期待しています。
取り急ぎの冷えとり方法
私は以下のようにお伝えしました。
「明らかに『冷え』が溜まっていると思います。しっかりと『冷えとり』をしてみてください。コロナにかかったことが引き金になって、内臓が溜まり切った毒を出すようになっているのですから、却って内臓の毒(ゴミ)が減って内臓の中がキレイになって行くからよいことだと思いませんか?
悲観しないでとにかく足元を温めて血流をよくすることだけを考えてくださいね。
取り急ぎ届くまで家にある『靴下』を利用して重ね履きをして足元を温めてみてください。
おうちにある『湯たんぽ』を使うのも良いですし、半身浴なら今夜からでもできますよね?
不眠もご心配の種のようですが、不眠では死なないそうですし、7時間寝なくてはいけないというのは間違いです。短い睡眠時間でも深く寝れば問題は無いですよ。昼間でも眠たくなったら寝ればよいです。
夜寝るときには、お布団の中の足元に湯たんぽを置いて、足元に多めに布団をかけて、上半身は薄いものをかける程度にしてエアコンを使って寝れば頭寒足熱になりますから、よく眠れますよ。それに、睡眠導入剤は飲まない方が良いです。
食事もあまりこだわらずに感謝してよく噛んで食べてください。カリカリしながら食べても美味しくないですからご家族と楽しく食べてくださいね」とアドバイスし、資料を送りました。
よく食事の内容にこだわる方がいらっしゃいますが、それよりなにより一番大切なのは「冷え」をとることだと思います。「冷え」が強くて血流が悪いと消化器の働きが悪くなり、消化吸収が悪くなります。食にこだわるよりは、しっかりと足もとを温めて血流を良くするということをいつも守っていてください。
「冷えとり」は誰にでもすぐに出来る簡単な健康法です。難しいことは考えずに、まずは実行してみることが大切だと思います。
後は焦らずに続けていただきたいと思います。
長年かけて溜まった毒はすぐにキレイさっぱりなくなるわけではありません。