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子供のときに麻疹に罹るが吉/予防接種について/姪はガッちゃん

麻疹
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私事ですが、先週やっと「確定申告」が終わりまして、まるでずっと詰まっていた鼻が通ったようにスッキリした気分になりました。

毎年のことながら、二月末から焦り始めて三月初め頃に慌ただしく昨年の収支の資料を集めて計算を始めるのです。

そんなこんなでバタバタしながら「毎月末に必ず計算をしておけばこんなことにはならないのに、来年こそしっかり実行しよう」と毎回同じことを考えているので、相変わらず進歩がない人間です。情けない。

姪はガッちゃん

そんな時期に、世界中で愛されている漫画家の鳥山明さんの訃報を知り、とても残念に思っています。

私はもっと年上の方だと思っていたのですが、私より2歳上と知り驚きました。

まだまだこれからも世界中の人々を楽しませる作品を作っていただきたかったと思います。

その他にも「ちびまる子ちゃん」のまる子役の声優さんも、まだ若いのにお亡くなりになり、訃報が相次ぎました。心よりご冥福をお祈りいたします。

私が20代後半くらいに「ドクタースランプ アラレちゃん」が大ヒットしてテレビアニメ化されました。

ちょうどそのころ、姉の第二子(長女)が一歳半くらいで、アラレちゃんといつも一緒に登場する「ガジラ(がっちゃん)」という可愛い赤ちゃんのようなキャラクターによく似ていたものですから、私は、いたずら心で姪に「ガジラ」とあだ名をつけて呼んでいたものです。

姪は今では40歳になり、旦那様と二児の子育てに奮闘しながら福岡県で暮らしていますが、私は姉と姪の話をするときには本名ではなく「ガジラは元気? 」と今でも言ってしまいます。姪に怒られるかもしれませんが・・・。

麻疹(はしか)

さて、最近「麻疹(はしか)が流行しつつあるのでご注意ください」というニュースを良く耳にします。

私は幼少期に麻疹・水疱瘡・おたふく風邪に罹っていますので、すでに一生分の抗体が体の中にありますから心配はしていません。

そもそも、60年ほど前の私の幼少期には「麻疹ワクチン」と言うものを聞いたことが無く、周りの大抵の子供は自然に罹って、病院で診断された後は10日程自宅で療養していれば回復したものでした。

よく周りの大人から「大人になると大変な事になるから今のうちに罹って良かったね」と言われたものです。

子供のときに麻疹に罹るが吉

先ほどお話しました姪も3~4歳くらいの時に麻疹に罹りました。最初に罹ったのは、2歳上のお兄ちゃんで、妹と一緒に通っている保育園で麻疹を貰ってきました。

その頃は、父が自宅で東洋医学の診療をしていましたので、姉も私も受付業務を手伝っていましたから、姉は子供たちを保育園に迎えに行ってその足でいつも実家に連れてきていたのです。

甥が麻疹に罹ったと聞いた父は喜んで「よくやった。大人になってからでは重篤になる危険があるから、今のうちに罹る方が良いのだ。せっかくお兄ちゃんが貰ってきたのだから、お前も貰いなさい」と姪をわざとくっ付けたり、同じコップで水を飲ませたりしていたのを思い出します。

しばらくすると甥はすっかり元気になり、その2週間後くらいに姪が麻疹を発症したのです。父は「やった!良かった」と喜んでいました。

父は「麻疹の症状で発熱・発疹・咳があり、派手に出るので可哀そうだと思うかもしれないが、子供は大人と比べて活力が強いので、そういう形で毒を出すから重篤な事にはならない。

大人になると段々活力が落ちてきて出す力が弱くなってしまい、内臓がダメージを受けて命に関わるほど大変な事になってしまう事が多くなる。子供の頃なら少々寝込んでも支障はないが、大人になったら仕事を休むことが出来ない事もある。だから今のうちに罹っておいた方が良いのだ。

わざわざ人工的なワクチンを接種して作る抗体よりも、自然に罹った方が確実に一生分の抗体が出来るからそれが一番良い」と言っていました。

麻疹は肺の毒出し

姪が麻疹を発症した時に、発熱と咳と背中全体に発疹が出ていました。

姪がコンコン咳をしながら「背中が痒い」と言っていたので、私は手指で背中を軽く掻いてあげると「気持ち良い」と喜んでいました。

面白い事に掻くと咳がピタッと止まるのです。掻くのを止めるとコンコンと咳が始まります。また掻くと咳が止まるので「面白い」と何回か繰り返していたところ、姉から「人の子供で遊ぶな」と叱られたのを思い出します。

麻疹は、肺の毒が良く出ているそうなので、咳や発疹(肺と皮膚は密接な関係があります)という形で「毒だし」をしているそうです。

皮膚に出ている発疹を掻くとそこから毒が出るので咳が止まるという事のようですから、しっかりとお風呂に入って「冷え」を取り、発疹をお風呂の中で掻いて「毒だし」をした方が良いですし、咳もしっかり出した方が良いと思います。

もちろん、靴下を沢山履くことも大切ですし、寝ている時はお布団の中に湯たんぽを忘れずに入れてください。

しっかりと「冷えとり」を実行すると早く回復するようですよ。

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